シットアウト 公演情報 シットアウト」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.9
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★★

    さすが
    米内山さん作品と小玉さんの融合。

    三人ともいい味が出てました。

  • 満足度★★★★★

    満足
    個性的な3人の役者、互いが互いの能力に嫉妬しって、いい相乗効果があった舞台。いい具合の長さ、嬉しくなる距離、客席からもイイ空気が流れていた舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    シットアウト感想
    私も絵を描くので、とても興味深い内容でした。
    御三方の掛け合いが、とても素晴らしかったので、
    時間を忘れて見入ってしまいました。
    嫉妬というと、どろどろしてて見ている側も苦しくなりますが、
    そうはさせないバランスと表現がうまいなと思いました。
    好きなことは、続けていきたいですね。
    見終えたあと、ほっこりしました。

  • 満足度★★★

    小玉さんが・・
    小玉さんのダイナマイトぶりが凄いです!!以前「箱庭円舞曲」で客演されているのを見て性別を超えたパワフルさを持つ希有な女優さんだな・・と思っておりましたが・・今回もしかり。なにげないセリフも小玉さんの口から発せられるととてつもなく面白く感じられるという・・まさに小玉マジック!さすがのおぼんろ末原様ものまれそうな感じでしたね。みなさんおっしゃる通り濃密な会話劇でいい感じにお芝居は進むのですが、私個人としては3人の登場人物のどこにも共感できる部分がなく・・・よって心には響かずでした。

  • 満足度★★★★★

    三者三様
    観にいくまでは紹介文からもっと暗いお話なのかな?と思っていましたが、素直にとても楽しめました!
    三者三様の嫉妬をめぐる物語。ソファとドア枠とイーゼルの三物も合わせて、テンポのよい掛け合いは観終わったあとすっきりとした新しい気持ちになりました。
    時折笑って緩んだり、きゅっと緊張感でしまったり。
    観てよかったな〜!と思える作品に出会えて幸せです。

    ネタバレBOX

    そういえば、私たちが見ているクロッキー帳やキャンパス、漫画はどれも真っ白で、まるで名村さんを通して見ている世界のようでした。
    一体どんな絵がそこにあったのか、想像しながら観たり思い返すのも楽しかったです。
  • 満足度★★★★★

    奇跡の3人芝居
    見に行けて本当に良かった。 むしろ、見に来なかった人は損だ。とすら思う濃密な時間。75分しかなかったなんてウソみたい。軽く90分越えてる体感だった。

    大沼さんの普段(youtubeで見たトーク)の声のふにゃふにゃ感が割と好きで、だからこそ、この人の演技ってどうなるの?って思うとこがあったのだけど、めっちゃハキハキ話すし怒るし俊敏だし別人なんだけど、猫背だけ変わらなくてダメ芸術家感に繋がってていとおしかった。
    末原さんは、嫌味が強くなってしまうはずの役なのに、とても愛嬌があって、人柄の成せる技だと思った。フワフワしてるのにすっごくこだわりが隠されてて、一人閉じ籠って絶叫してる姿はぞくぞくした。それなのに変に成功して変に現実知ってて、一気に変わる場面がある。天才には敵わない、のである。
    小玉姐さんは、強がってるけど繊細で、だけど、ホチキスでのおちゃめさがきっちりあって、色っぽくて、なんかもうズルい! 私もおっぱい触らせてって言いたい← 先日見た一人芝居のどれとも違って、ものすごく女優だった。 男二人女一人、絶妙過ぎる。
    あんな愛憎渦巻く脚本を書けるなんて、あんなリアルな3人が息を吹き込まれて動くなんて、脚本も演出も凄かった。 ドアの枠、ソファー、イーゼル、そして椅子。それしかない空間で、場所設定も一切動かず、喜怒哀楽全て詰まった物語が、シットアウト。

    個性派の3人の役者が集まれたこと、その瞬間を目撃できた歴史の証人であること、嬉しく思います。

  • 満足度★★★★★

    観れた!良かった!
    キャストのご実家劇団の公演はどれも未観劇だけど、気になり過ぎてエイヤーで観に行ったこの公演。見る前の予想はもっとしっとりとアンニュイな雰囲気のお芝居かと思っていました。
    (以下ほんのりネタバレ)

    ネタバレBOX

    ところがどっこい、最初からそれぞれがそれぞれの傷を負って満身創痍な癖に取り繕って、それでもって結局ボロボロのハートをさらに砕いて投げつけ合うような本音のぶつけ合い!一言で表すと「う・わー。」です。激しいです。
    だけど最後には、粉々に砕かれた中に最高にピュアな何かが見えてくる。マジメ不器用なカイトさんも、ヘタレかわいい走くんも、ハンサムビッ○なあーちゃんも、最高にめんどくさくてかっこ良くて大好き!!!!

    あの空間がお芝居というものなら、お芝居って凄い!!
  • 満足度★★★★★

    奇跡のメンバー
    小玉さん、末原さん、大沼さんにエビスのお二人が揃って、夢の座組だとずっと思っていました。期待度はすさまじかったですが、それを当然のように上回る75分。いい意味で裏切られた気持ち。三人の感情がぶつかり合い、混ざり合っていく中で、観客もそれに巻き込まれていくような臨場感があります。三日間だけで終わってしまうのがもったいない!いつかまた、このメンバーでのお芝居が観られたらいいなと心から思います。

  • シットアウト
    三人芝居を間近で見れる素敵な会場。
    そして三人がとてもかわいくてせつなくて
    、ちょいちょいおもしろかった(笑)
    初めてみる大沼さんの迫力に涙してしまいました!
    びっくりだった、知らない大沼さんがいました!
    予定じゃなかったけど、今日もう一度、
    そんな大沼さんや美しくて抜群のおもしろさを放つ小玉さんや
    抱きしめたいくらいにかわいい末原さんを観たくて、
    スケジュール調整中です。

  • 満足度★★★★★

    とびきりの演技
    演出も脚本も素晴らしいということは、皆さんが仰っているとおり、間違いありません。加えるなら……演じるということを心底愛している、お芝居だけのために生きている、そんな3人の役者さん達の本気の演技が目の前で観られます…いきなり心つかまれます!もう~わしづかみ!です!演技力に圧倒され魅せられ、お芝居を観る、観劇するということの楽しさをあらためて教えて頂きました!本当に素敵な3人の役者さん。。。今日も幸せな時間を過ごしに、千秋楽伺います!3人に逢いに行きます!

  • 満足度★★★★★

    とても愛しい物語
    小部屋の中の濃密な三人芝居。会話劇。登場人物達の関係性がまた濃密。その濃密な三人を演じる役者は個性派揃いで、とても初めての座組とは思えないほど緊密にそれぞれの感情をぶつけ合う。

    まぁ、よくできたお話だなぁと思いましたよ。
    台詞のひとつひとつ、それぞれの登場人物の気持ちが、いちいち「うん、わかるよ!」なのです。矛盾も疑問もなく。そして全編通じて笑わせてくれるし。
    細かな表情も豊かな役者さん方の魅力も相まって、ずーっと笑顔のまま、心は揺さぶられっぱなしで涙がにじんだまんま。
    最後は一応の結論をみて嫌な気分なくすっきり。
    愛すべき人達をとっても愛しく思える、そんな素敵な物語でした。
    これがもう二度と見られない、映像に残らないなんて残念でなりません。

  • 満足度★★★★★

    とても濃い75分!
    75分とは思えない、濃い空間です!
    テンポが良いのと、誰もが味わったことのある色々な嫉妬、複雑な感情が詰まっているからかも知れません。
    科白がとても面白く、かけ合いの間が本当に楽しいです!
    そして、細かい表情の変化が素晴らしいです。目線の動かし方とか…目が輝く瞬間まではっきりわかったり。
    薄闇暗転の時でも、ライト当たってる人以外の人の演技も細かくしっかりしているので、観るところたくさんあります! それがまた面白い。
    お話も、観れば観るほど味わいが増します。
    照明の感じも、お話のラストも、何もかも心地好く楽しい舞台でした!

  • 満足度★★★★★

    素敵な三人ありがとう(^-^)
    昨日観劇にいきました。素敵な三人の世界に釘付けであっという間の70分でした(^-^)ストーリーのテンポがとてもよく何とも言えない幸せが(^-^)また明日も観に行きますね♪悩んでいる方は是非(^-^)三人から発せられる言葉がとても笑顔になりますよ!!

  • 満足度★★★★★

    素晴らしかったです!
    3人の役者さんが本当に個性的で、素敵でした!!!会話のテンポが心地よく、沢山笑えてちょっと泣けて、そして最後には心が温まるようなストーリーでした。こんなに素晴らしい方たちを引き合わせてくれた大沼さんに感謝♪まだまだ1回じゃ気づけてない部分、見れていない部分も沢山あるはず。1度ではなく2度3度、とみたい舞台です!

  • 満足度★★★★★

    諦めた人と諦めない人と迷う人と
    達者な俳優の三人芝居。諦めた男、諦めない男、迷走する女。テーマとあらすじを読むと、誰しもが経てきた人生を振り返らずを得ず胸が苦しくなりそうだが(そして実際芝居を見ながら苦しくもなるが)、会話のテンポが素晴らしく良いのと、おもわず笑い出してしまうセンス良いセリフのおかげで最後まで楽しく観られる。
    脚本家のかたはとてもよく三人の俳優さんを愛し分析されたのだろうなぁ、と思った。初めての座組と聞いたのに、それぞれの素敵な部分を心地よく堪能できた。

  • 満足度★★★★★

    良かった~
    この3人だからこの脚本になったのかなって思うぐらい3人がそれぞれの役にしっくりはまってました。
    唯一の女性なのに一番男前な小玉久仁子さん、甘ったれな末っ子気質な末原拓馬さん、真面目で真っ直ぐなんだけど…っていう大沼優記さん。
    濃い70分でした。
    1人1人に注目して観たいから最低3回は観ないと(笑)みたいな感じでした。

    明日も3公演あるのでぜひ観に行ってほしいなと思います。
    次に繋げるためにもね。

  • 満足度★★★★★

    とても素敵でした!
    登場人物が魅力的で、とても人間らしく、愛さずにはいられません。
    お芝居ということを忘れる距離と演技力のため、登場人物の激しい感情の動きがはっきりと届き、観ている方も苦しくなります。
    けれど最後は温かい気持ちになれる、素敵なお話です。
    観ないともったいない、たくさんの方に観てほしいと思える作品でした。
    私もまた観にいきます。

  • 満足度★★★★★

    軽いのに深い
    極小空間で交わされる台詞がまるで“正確な矢”のように素晴らしい。
    目指す相手にきちんと届く、それも無駄なく最短の距離で。
    崖っぷちでそれぞれ切羽詰っている3人の会話はテンポ良く弾み、
    三者三様の「ないものねだり」が丁寧に浮かび上がる。
    脚本・演出、そしてキャスティングの妙を堪能した。
    鮮やかな初日の充実ぶり、終演後の拍手がそれを端的に表している。

    ネタバレBOX

    ひとりの画家が死んで1年、一番弟子だった開人(大沼優記)のアトリエを
    画家のマネジメントをしていた彩音(小玉久仁子)が訪れる。
    画家の一人息子走(末原拓馬)もやって来て久々の再会をする。
    だが実は3人とも、それぞれに追いつめられた状況にいた。
    詐欺にあって大切な絵を失いそうな彩音は一発逆転を狙っている。
    今や漫画家として順調な走はやはり絵を諦め切れずにいる。
    そして開人は画家として致命的な症状に苦しんでいた。
    画家が残した最後の絵を巡って、3人の思惑と過去が交差する…。


    かつてアトリエでいつも一緒に過ごした3人は
    それぞれ自分の才能と格闘しながら生きている。
    誰かの才能を信じ、その才能を愛し、そしてどこかで妬んだりする。
    人の才能より自分の才能を信じる方が難しいものだ。
    だから誰かもう一人、一緒に信じてくれる人が欲しくなる。
    その心細さやジレンマと闘い続ける芸術家の孤独が、普遍性を以て迫る。

    亡くなった画家の、絵も人間性も全てを愛した彩音の独白に惹き込まれた。
    小玉さんの台詞は抜群のタイミングで繰り出すテンポと勢いが魅力だが
    中盤、亡き人を想って静かにくり返す「会いたい…」という台詞がひときわ光る。
    毒を吐きつつ、大事なところでは素直になる彩音のキャラがはまり役。

    大沼優記さん、“画家として決定的な欠落”を抱える男を淡々と演じて上手い。
    元カノ彩音とのビミョーな会話も、小玉さんに上手く絡んでとても楽しい。
    小玉久仁子が元カノって設定だけでもすごいのに、台詞で負けてないからまたすごい。

    血筋も才能もあって、その気がなくても何だか上手くいっちゃうお坊ちゃま走。
    彼の中に潜む“否定された故の執着”が首をもたげる様がリアル。
    末原拓馬さんの“育ち良さ”と相まって生き生きとしたキャラがとても魅力的。

    これはアテ書きだろうか、脚本の米内山陽子さんが生み出したキャラが
    役者に素晴らしくハマっている。
    小さな空間で3人それぞれの思いにスポットライトを当てる広瀬挌さんの演出も巧い。
    軽妙な台詞の応酬で笑わせながら、人の心の深いところを突いて来る。
    座組みの相性の良さも気持ちよく、忘れられない作品になった。

  • 満足度★★★★★

    アトリエにお邪魔してきました。
    と、思うくらいの密度と距離感で満喫の時間でした。
    70分?80分?あっという間のひとときです。
    良いもの観ました。
    相変わらず米内山さんのお話はチクリときつつも爽快でやみつきになる味があるし、そこにまた味の違う3人の役者陣がひっかきまわしてそれはもう大変なことになって。…つまりとても楽しかったのです。
    観に行ってよかった。
    あと2日公演、まだ行こうか迷ってる方にはそっと背中を押して差し上げたい一本です。

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