ミュージカル「天才執事ジーヴス」 公演情報 ミュージカル「天才執事ジーヴス」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 満足度★★★★

    ノスタルジックで和めるミュージカル
    楽日だったからか、客席の拍手が、絶大な効果を上げていて、ウエンツさんのファンjの質の良さを感じました。

    古き良き、ノスタルジックな雰囲気のミュージカルで、「キスミーケイト」とかを彷彿とさせます。

    ウエンツさんは、昔昔、四季の「美女と野獣」で、子役として出演されているのを観て以来、初めて舞台で拝見しましたが、意外と歌も上手で、動きも機敏。観客を味方につける才があるので、これから、舞台人としても楽しみな俳優さんだと思いました。

    里見さんとのコンビネーションも、しっくりとしていました。執事の役は、北大路欣也さんでも観てみたい気がします。

    男優さんは、里見さん以外は、お笑い系の方が多いので、執事を他と色分けするという意味では、キャスティング的に成功だったと思います。
    ただ、エハラさんとつぶやきシローさんが、風貌や体型が似通っていて、遠目で観ると、見分けがつきにくく、バセットの家でのシーンでは、どちらが登場されたのか、混同してしまうことが多々あったのは、ちょっと残念。

    女優さんも、それぞれ、芸達者で、舞台を弾ませていました。

    あまり期待していなかっただけに、思いの外楽しくて、ウキウキしてしまいました。

    無害な楽しさに満ちているので、これなら、お子さんでも安心して観られそうです。ファミリーミュージカルとして、定着しないかしら?

    ネタバレBOX

    劇中劇と言うか、教会での時間稼ぎの即興劇として、バーティが友人の恋愛成就に手を貸した体験を、その場の小道具を駆使して、演じて見せる趣向が、気が利いていて、心和むステージでした。

    ウエンツさんで観てしまうと、他の俳優さんが思い浮かばない程、バーディ役がピッタリ。ウエンツさんと、この作品、運命的な出会いではと感じてしまいました。

    私の後ろの席の女性が、終始楽しげに笑って観ていらしたのも、心がほっこりする要因の一つだったかも。

    現実世界は、憂えることばかりなので、たまには、こういう、ただ笑って観られる舞台作品は、宝もの感がありました。拝見できたことに感謝!
  • 満足度★★★★★

    ポックリ・・ポックリ・・・・って感じかな(^^)
    さすが’70代の作品です=長閑なテンポと愛すべきレトロさが融合してました。
    な~んか古きよき時代を感じさせる作品でありました。

    第1幕 18:30~20:00
    休憩  20分
    第2幕 20:20~21:30

    ネタバレBOX

    天才執事と称されるジーヴスが教会のチャリテーコンサートで主人である有閑貴族バーティ・ウースターのバンジョーを隠して盗まれた事にして、取り寄せる約2時間ほどの間に観客を退屈させないようにとバーティの体験した面白小話をするように仕向け、展開する名前交換のコメディを舞台上で面白く展開する作品であります。ラストには無事話し終えた貴族さんがラストにバックでオズの魔法使いの扮装をした出演者と共に「バンジョーボーイ」を熱演して終劇となります。

    小話で話される展開なので、こんなだったっけ~とか。
    小道具用意してとか劇中劇の様相を呈していました。

    ちょっ~と昨今の若い小劇場作品ペースに比べるとスローモーに感じるトコが人によって好き嫌い分かれるやも・・・・(-。-;)

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