満足度★★★★★
宣言●好きで居続けます
スタジオ空洞というフラットな箱でさまざまな工夫を凝らした素敵な公演だった。まずオープニング。BGMとのタイミングに細心の注意を図った照明にワクワク。音響もスピーカーの配置や、抜けたり籠らせたりさせた音質まで練り上げられていた。衣装も可愛いくて素敵。白いシャツを重ねているのだけれど、切ったり繋いだり、縫ったりつまんだりして、衣装だけでも楽しめる。着たいと思うもの多数。ダンスもキュートでクール。そのダンスが物語を紡ぎ出す。複数のテキストで構成されたオムニバス。テキストのテーマが「すきとおり」な訳だけれど、それは…。透きとおし、透きとおり。好きな通り。好きが通ったり通らなかったり。隙があったり無かったり。今はもう無くても、心にちゃんとあったりする。白い世界に、白い衣装の男女が透きとおった素敵な作品を創りあげていました。登場人物がみんな愛らしくて、観ているうちにどんどん俳優さんがカッコ良くなり、女優さんが可愛く見えてきて、好きになっちゃいます。誰かがではなくて、全員がカッコ良くて可愛い。これって、素晴らしい作品である証拠でしょ。次回公演も必ず観たいと思います。
満足度★★★★
透明感あふれる物語
いくつもの断片的な物語,風景が流れていく。好きだなぁ,こういう風景。日常的でもあり,郷愁も誘う。狭い空間で満席だったけど,心地良く過ごすことができました。「 」も良かったけど,個人的には「隙のない女」が好き。舞台装置もシンプルで涼しげだった。
満足度★★★★
夏の清涼剤
白を基調にしたシンプルな舞台セットと衣装。役者さん達も皆爽やかな感じ。バラエティに富む短編集ですが、どれもスタイリッシュで、実に面白い。個人的には喫煙所での会話劇が一押しです。パーカッションの生演奏も雰囲気を盛り上げていましたね。エアコンも効いていて快適な一夜でした。
満足度★★★★★
細胞が・・・!
なんだこれ、なんだこれ!!!の連続で、未知なる刺激によって身体中の細胞がもくもく活性化していく音が聞こえました。真っ白な舞台は役者さんによって様々な色に染められていき、どのお話も全く違う色をしていました。とにかく凄い!面白い!生まれて初めて受ける衝撃に、凄いしか言葉が出てきません。
満足度★★★★★
人生讃歌!(とあえて呼ばせていただきます)
階段を下りて地下一階の会場に足を踏み入れた私を待っていたのは、AMではまず掛からなそうな洗練された音楽、そして、オシャレに装飾されたアクトスペース…。
“来る場所まちがえたかも…”
客入れ時はそんな居住まいの悪さを感じたものの、いざ幕が開いたら、始まったのはユーモラスなダンスと趣味のいい音楽に彩られた良質な短編集。
作家陣に実力者を揃えているだけあってどの作品も人生の機微を感じさせて面白く、また、振付家/ダンサーでもある金崎さんが演出をしているだけあって、ダンスは幕間に演じられるのみならず、6つの短編のそこここに浸食、その踊りというのがどれも愛嬌に満ちていて、妙な動きを笑顔で繰り出す役者さんたちを見ているうち、なんだか幸せな心地に…。
私は開演までの居たたまれなさをすっかり忘れ、心の底からこの公演を楽しんでいたのです。。。
6つの短編の中には重めの話もありましたが、全体としては“人生讃歌”の趣を強く感じさせる公演で、見終わったあと元気がもらえる95分でした。
照明含め“白”にこだわり抜いた美術も見逃せないポイント。
「すきとおり」というタイトルにどれだけ見合った公演かは観てのお楽しみということで(笑)。
満足度★★★★
真っ白!
真っ白い美術と衣装!
始まりの・・・沈黙
すっごく、透明な・・・空間でした
知ってる役者さんは、一人でしたが、皆さんとても素敵でした!
ダンス?パフォーマンス?も、個性的で素敵した!
演目も、聞き入ってしまうもの、共感してしまうもの、クスッと、笑ってしまうもの、どれも面白かったです!
もう一度観たかったな~(*´∇`*)
満足度★★★★★
素敵でした〜。
好きなキャストさん(堀池さんと齋藤さん)と
テキスト提供者に好きな人(拓馬くん)が
いたので観に行くことを決めましたが、
行ってよかったです!!
フタを開けてみれば、好きな脚本家さん
だらけでした(≧∇≦)
スタジオ空洞初めてでしたが、
素敵な会場だし、白を基調としていて
雰囲気も良かったです。
お目当ての堀池さんと齋藤さんの演技は
やはりとても好きでしたし、楽しかったです。
色んな一面が観れました。
作家さんによって『す き とおり』の
解釈が違くて作品それぞれ個性が出ていて
どのストーリーも良かったです。
内容を分かった上でもう一度観たかったです、
1回しか観に行けなくて残念。
mielさんのお芝居はまた絶対行きます。
満足度★★★★
☆4.3
今回も身体を使った意欲的な表現を見ることができました。
会社(オフィス)を舞台にした金崎さんが主役の短編が結構笑いました。
一部の演目で、音響の音がセリフよりもぎり大きくて、セリフの3割くらいしか聞き取れない演目があったのが少し残念でした。(役者の喋ってることは聞こえなくていいから、音楽の音量の方を意図的に大きくしている演出には感じられず、ぎりぎりのところで役者のセリフを聞かせたいように自分には感じられたので)
満足度★★★★★
無題1192(14-240)
19:30の回(晴)19:00受付、19:11開場。
金崎さんは4作目…「プラシーボ(2012/2@上野)」「朝日一家の挑戦状(2013/1@吉祥寺」「ティティプー見聞録(2013/12@POO)」。miel(ミエル)としては初めてです。
L字の客席、奥に座ります。白い布、白い箱(椅子)、入口近くにオフィス用の回転椅子。19:28前説、19:32開演〜21:06終演。白い衣装でまっすぐ立っている姿は、聖火式のような厳かさ。ダンス〜各作家の作品。
終演後、「構成表・キャスト表」が配られ、それをみながら台本を購入することができます。
石井さん「とても個人的〜(2911/3@眼科画廊」〜「眠る男(2014/6@絵空箱)」など多数、古市さん「沼辺者(2011/9@ワーサル)」「荒野1/7(2012/8@DECO」、与古田さん「星読み騙り(2012/10@「劇」)」「癒し刑(2013/8@王子)」、齊藤さん「フリキル(2011/9@Site)」、「時々は、水辺の家で(2013/12@眼科画廊)」。