ダブリンの鐘つきカビ人間 公演情報 ダブリンの鐘つきカビ人間」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★

    古さを感じさせない再演
    2005年版と比べると、舞台装置はほぼ似た感じで再現、
    音楽は同じものを使用(多分)、衣装は本家とそんなに遜色なかったと思う。
    演出は異なるところもあるけど大筋同じ流れ…。
    本家がアドリブにも似た役者それぞれの個人プレイで楽しませてくれるなら、Tempaの場合は、それプラス役者たちのチームプレイで楽しませてくれた感じ。
    最近、久々に2005年版のDVDを観たときの古さは、Tempaには感じなかったなぁ。
    普通に観ていて楽しかったし、芝居に興味がある若い子が観たら、 必ず舞台をやりたくなると思う。

    ただ、この演目
    もともとが小劇場、ミュージカル、テレビ、歌手と…
    異なるバックボーンですでに活躍している役者達の大人な学芸会的な舞台とするなら、
    今回出演している役者さんの過去作品を知ってる私が、
    ”あの役をやってた人があんなことやってる!こんなことやってる!”
    的な楽しみ方を、ほかの観客さんは出来なかったのかなぁ…
    とふと思ったりする。

    あと、ほんの短時間だけど、音声で少し雑音が入ったのが気になったぁ。
    この手の別の世界へ連れて行ってくれる芝居の場合、
    その雑音の瞬間、現実に引き戻されちゃうことがあるからなぁ…。

    それぐらいかなぁ。

    2日で終わらすのには、ほんと勿体ない舞台でした。

    ネタバレBOX

    ここからは、個人的に感じたこと~。

    雄大くんは、役柄的に声が綺麗すぎたかな…。まあ、ここはしょうがない。
      なぜか一度、抹茶ウーロンとのコラボを観たくなったぁ。
    しまさんは、やっぱ若干声が足りないのかなと思ったけど、役柄的にそれが切なさを感じさせたのでOKかぁ。あと、動きが可愛かった。
    久保さんと原さんの演技は、安心して観れたぁ。特に原さんのハレルヤを繰り返す下りのところは楽しかった。
    ヤット君は良かった。なんか役にぴったりかも。
    油野さんの役柄としての空回りな感じは最初ウザかったけど、最後の方は、それが狂気を感じさせてくれたので良かった。
    シュン君は姿勢が少し気になったかなぁ。気のせいか…。
    池田さんと新宅さんは、もう広島では無くてはならないキャラになっちゃった感じで……楽しかった。
    恵南さんは、”ひげよ…”の印象が強かったのもあるのか、少し周りと浮いて見えてしまったぁ。少し肩の力を抜いても良かったような気も…。
    鍋島さんは、スラッっとしてて立ち回りがカッコ良かった。
    岩本さんと若野さん?…ふたりの動きはほんと好きだったけどなぁ。生き生きとして良かったと思う。
    有田さんは、セリフ的なものより、全体のヴィジュアル的に、かなり目立つ役だったと思うので、大変そうだったけど良かった。

    あとは、記憶に残ってない…すいません(汗)
  • 満足度★★★★★

    大がかりだった
    舞台の装置も照明も衣装も小道具も、今までで一番大がかりだった気がする。
    2回公演だけのために・・・と、なんだかもったいない。
    そう思える良い公演だった。
    公演以外も、何が出てくるのか分からないガチャガチャ、手作りグッツもあり、楽しかった。
    今回は、演出と演技が本当に評価される作品だったと思うので、ドキドキしたけど、さすがTempa!
    次回の公演も楽しみです。の前に、カブフェスが気になってます。

    ネタバレBOX

    鑑賞日から、日にちが経つと、忘れてしまうことも多い歳になり(笑)
    何がネタバレになるのか・・・。
    今回は、事前にDVDにて予習をしての観劇だった。
    演出が違う公演の観劇は、私自身が今回初めて。
    どういう風に変わるのか変わらないのか、なるほど・・・と納得。
    現代の流行を入れたり、鶏がカメ(スッポン?)に変わったり。
    本筋は変わらないのに、受け取るこっちの心理が変わったり。
    “楽”公演ではあったけど、私の中では“感”公演だったような。

    カビ人間とおさえちゃんの配役が、私の予想と当たっていたのが嬉しかった。
    今までにない、出演者の多さに、Tempaの大きな成長を感じました。
    新宅さんの登場シーンでは、演劇にハマって何でも観に行っていた頃を思い出し、懐かしかった!!

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