満足度★★★★
批評性50代女性の日常的な会話をユーモラスに展開しながらも、強い批評性を秘めた作品。さすが、永井愛氏。批評と言っても、社会を単純に批判し、観客を上から啓蒙している訳ではない。批評の刃は主人公自身を切り裂いていく。それは、作者をも、観客をも、安住させたりはしない。私の席は舞台から遠かったので、小劇場の臨場感に慣れている身としては、そういう部分で物足りなくはあったが、とてもよくできている作品だと思った。
ネタバレBOX
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2014/03/11 23:01
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