神神の微笑 公演情報 神神の微笑」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-6件 / 6件中
  • 難解。
    たぶん何回観ても難解。
    つまり何回も難解。

    はぁ・・・何言ってんだか。

    ネタバレBOX

    ってゆーかごめんなさい。
    音がでかすぎて鼓膜が破れそうになったので途中退場してしまいました。

    観入ってしまう感じはあったんですけどね・・・。
  • 満足度★★★

    凄い!綺麗!…なんですが
    役者さんは身体を気持ち悪いくらいに使って(誉めてます)肉体のコントロールが徹底している。
    表情にも惚れ惚れするものがある。

    それだけに…やっぱり台詞がほしいと思ってしまった。

    こういう手法ということは理解しているのだけど、欲求が…。
    この表情、この動きに台詞がついたらどうなってしまうんだろうという期待が…。

    ネタバレBOX

    こういうのって台本はあるのかなぁ。
    ト書きばっかりなのかなぁ。
    もしくは『………』ばっかり?
  • 20090122
    、ン、)ノよくもわるくも絵画的

  • 満足度★★★★

    邪道な楽しみ方もしましたが、ここでもまた・・・
    観劇させて頂きました。この作品はあらすじ通りの手法を基本とした作品でしたが、個人的な本作品に対する印象を先に述べると「とても好みです!」自分が本作品を観せて頂きたくなった理由に本公演のあらすじから興味をもったこともありますが、 「内容理解しようとしないで。全身開放して頭空っぽで見てね。」のコメントに対してとても好感を覚えてしまったことです。確かに本作品は理解するよりも感じて楽しむ作品だったと思います。しかし、自分の場合は先のコメントに惹かれて観に行かせていただいたはずなのに、本作品を観劇している最中にどうしても使用されたテキストの一文一文を思い起こしながら観劇してしまうことが多々あり、言わば「貝合」をして楽しんでいた所もありますが、それはそれで楽しかったのですがやはり「頭空っぽで見て、感じ取る」鑑賞法が最も楽しめそうで、自分で作品を味わう楽しみを半減させてしまった気もします。個人的な全くのわがままに過ぎませんが、できれば使用されたテキストの発表は終演後のお楽しみ!にしていただき、最初は全て感じ取るしかない方法で観劇し、使用されたテキストを知ってからもう一度足場が少し与えられた状態で観劇し、2つの鑑賞法での作品に対する印象を比べてみたかった気もします。しかし、本作品に対して完全に心を許してしまう理由は、ここでもまた元プログレオタクの血が目覚めてしまったからです!本作品の物語展開からイタリアのプログレを思い出してしまいました!オタク臭い話しになって申し訳ありませんが、イタリアのプログレはクラッシックの作品構成や演奏にロックやジャズの演奏法を融合させたものが多くあり、レコード1枚まるまる1曲のみのアルバムも多いです。そして、自分はイタリアプログレに最もはまっていて手当たり次第に集めていました。そのような自分が本作品を観ていると、「音」を聞くことと「演技」を観ることの違いはありますが、本作品の物語展開に元プログレオタクの血が完全に騒いでしまいます!そして結局「いいよ!いいよ!もっと、もっと観たい!」にいきつきます!しかし、お断りしておきますが完全に本作品の内容を理解しているわけではなく、邪道な鑑賞法も多用しましたが、わかった気がする部分もあれば・ちょっと上手くイメージがまとめられなかったところもあります。しかし、本作品を完全に理解するならばこちらの劇団から作品解説書を受け取るしかない気がしますし、そこまでの作品理解度をこちらの劇団も観る者に望んでいない気がします。むしろもっと気軽に「もう一度観てみたい人は手をあげて」の問いに手を上げれる気になるか・ならないか程度の理解度さえあれば十分だと個人的には思います。それよりも作品を興味深く楽しめたかどうか、肌に合うものを感じたかどうかで、公演時間内にどれだけ楽しめた時間があったかどうかぐらいの、こちらの劇団にとってはむしろ気軽に楽しんで欲しい作品なのかもしれません。そう考えると自分の観劇の仕方は好んで楽しい時間を半減させてしまった気がしてしまいます。ところで、本作品とは全く関係ない話ですが、自分は趣味で乗馬をしていたことがありますが、腕前がどのくらいあるかは馬に乗った瞬間に分かります。腕前がいい方が乗るとその瞬間に馬が鎌首を持ち上げるように身を起こして、その場で小走りを始めて走る気満々になりますが、馬が認めるレベルに腕前が無い場合は乗っても何も関心を示しません。馬にとっては乗った瞬間のお尻にかける微妙な体重バランスでその乗り手のレベルが分かってしまうそうで、いい馬になればなるほどその乗り手を馬が選ぶようになります。インストラクターの話では「15歳までに乗馬を始めれば頭で何一つ考えなくても体で勝手に覚えられるが、15歳過ぎてから始めると頭の中で色々考え・イメージしてあれこれ試して大体の感覚を覚えるしかない」とのことでしたが、自分の場合はあれこれ考え・いろいろと悪戦苦闘しましたが、いつまでたっても馬は鎌首を持ち上げてはくれません。結局3年近くかかりようやく大体馬に乗る感覚らしいものをおぼえたような気がしました。やはり、いくら頭で覚えても肌で感じ取り身につけた者には敵いません。どんなに頑張っても表面上肩を並べているように見せるのが精一杯です。ところで、当サイトの観劇記を拝見させていただいていると作品を感じとる感覚に、自分から見たら非常にうらやましく感じてしまうものをお持ちの方々をお見かけしますが、自分にその感覚があれば10倍観劇が楽しめるのになぁ、といつもため息をついております。お心当たりを感じられた方々はその感覚を大切にされてください。30超えたらまず上積みは期待できない変わりに、失いだしたらアッという間に消えてしまうかもしれない貴重なものです。今回の作品評価においてはまず誰も完全に作品を理解することは無理でしょうから、あまり難しく考えずに「また観たい」「迷うけれどもちょっと観てみたい」「試みは分かるが、自分には残念ながら肌に合わない」ぐらいのことに手をあげるつもりでいいのではないのかとも思えますが、自分の場合はちょっと邪道な楽しみ方もしてしまいましたが、何と言っても元プログレオタクの血が完全に目覚め、ウズウズしてしまったものですから「もっと、もっと観てみたい!」という気持ちをたんに星の数で表したに過ぎないものです。個人的にはあまり作品を理解しようと細かいことまでも考えていると後手後手に回り作品展開自体の流れから取り残されそうな危険性も感じられましたから、クラッシック音楽の演奏の部分部分が何を表しているのか考えるよりも、ハッキリとは分からないけれども聞いていて肌に心地よいぐらいの気持ちで、言わば聞き酒をするよりも酔い心地を楽しむように、本作品の物語展開の流れにすっかり身を任せて気軽な気持ちで鑑賞するぐらいが、一番本作品の楽しみを堪能できそうな気がします。ちなみに、自分は新宿周辺で観劇させていただいた後、頭を使った後は手足を使おう、と歌舞伎町のバッティングセンターへ行きますが、もっとも球速の遅い時速100㌔のバッティングマシーンを相手に、空振、空振、ファールチップ、空振、空振・・・もはや全てを失っていく一方の悲しい年代になってしまいました。 「内容理解しようとしないで。全身開放して頭空っぽで見てね。」その通りだと思います!

  • 満足度★★★

    新しいジャンル
    と言っていいのでしょうね。肉体と演劇を融合させたシアターダンスユニット。

    古代の音楽を想像させるような楽器の織り成す旋律と白い羽衣を纏った天女のような神々たちが美しいと感じた舞台。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    時代は安土桃山の日本。
    その頃の日本は現代よりも幸福で優雅な営みをしていた時代。

    宣教にきたオルガンティノ神父は日本人にキリスト教を説こうとするも、中々日本人の心を掴む事が出来ない。芥川龍之介らの小説を随所に散りばめ、狂気と化した人達にも布教しようとするが上手くいかない。

    そんな折、羽衣を纏った日本の神々たちは、この宣教師の邪魔をして日本人の信教をキリストにさせまいとjする。
    唯一神を信じるのオルガンティノと、八百万の神々がいる多神教の日本神々との対話劇。

    日本版ギリシャ神話のような神々たちの絵図と現代の能のような動きは斬新で美しかった。ダンスでの表現力は確かなもので秀逸だった。やはり、解り易かったのは「藪の中」。パズルのピースのごとく、小説を題材に随所に散りばめ、それを天から大きな手で掴んだような舞台は、きっと解り辛かったかも知れない。だから、評価は分かれるような気がする。
    ワタクシ自身はもっとセリフでも楽しみたかった。

    最後のシーン。天空から神が舞い降りたような演出と照明。そして神々が集まり、座を囲んで興を盛る場面は、遠く下界を眺めながら、「なんとも人間とはちっぽけなものよのう・・。」なんつーセリフまで聞こえて来そうで、含み笑いをした。

    そんな舞台!


  • 満足度★★★

    かなりハイレベル・・・
    題材も悪くないと思いますし、作品の作り方もかなりハイレベルな印象を受けました。

    以下ネタバレBOXにて・・。

    ネタバレBOX

    光や映像を巧みに操る視覚的な表現、また圧倒的な迫力で迫る音響、効果も素晴らしい。

    セットや衣装もよく工夫されており、美術的なセンスにも感心させられた。

    役者陣の動きやダンスのシーンも練度が高く、全体的にかなりハイレベルなものを感じた・・。

    ただ、セリフ、会話を排除した演劇というものについては自分には少々ハードルが高く、事前の作品説明を読んでいなければ、よくわからなかったシーンも・・。

    志向している方向性はともかく、劇団、作品からは非常に引き締まった上質のものが伺われ、そこにはとても好感が持てた。

このページのQRコードです。

拡大