通底器 公演情報 通底器」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    深さが心地よい
    とあるイベントの前に、心を落ち着かせるために、これを観てきた。

    この劇団は2回目だけど、相変わらず重く、深い。
    でもその深さが、不思議と心地よい。

    結果、心は落ち着くどころかざわついてしまったのだけれどw

  • 満足度★★★★★

    驚くほど新鮮な再演
    初演から日も浅くキャストも殆ど変わっていないのに、驚くほど濃密な空気をもって胸に迫る再演を見せていただきました。劇場がサンモールスタジオと違い、2面客席で映像を使用したのもかなり効果的。まるで密室に自分も迷い込んだかのような緊迫感で海賊の世界観を楽しんでしまいました。ストーリーを既に知っていたおかげで物語世界にも入り込みやすく、徐々に愛が浮き彫りになっていくあたりから、風子の心の震えに心臓がシンクロして涙が止まりませんでした。素晴らしい演目ですので、これからも海賊の代表作として幾度となく再演してほしいなと思います。川添美和さんと大塚尚吾さんを超えるキャストが果たして出てくるか・・・それも含めて、海賊の未来が楽しみです。

    ネタバレBOX

    小道具の「地層」。あれ、毎回仕込むのが大変だろうななんて思いました。小道具さんお疲れさまです(^-^)
  • 今年初観劇
    去年見た内容と重複していたので、違うものが見たかった

  • 満足度★★★★

    pit北/区域ならでは
    謎めかした、大人のおとぎの世界。この劇団、特有のポリシーがあるようで、いつ見ても不思議な世界へと巻き込まれてしまう。
    劇場もぴったりで、怪しい雰囲気をかもし出していた

  • 満足度★★★

    シド
    意外と引き込まれた。120分。

    ネタバレBOX

    風子(佐藤由紀子)の夫でミュージシャン志望な昇(窪田裕仁郎)が麻薬に嵌り、事故に合う。脳手術で感情のなくなった夫が、マージャン店で刑事の古田(大塚尚吾)に銃殺されてしまう。風子(川添美和)と昇に麻薬を売ってた山根(藤代知己)は、古田を呼び出し、ホントウの世界をみせようとする…。

    「盲点」の話や「器(通底器)」の話は何気に面白いと思った。普段考えもしない点だし。ここらへんのやや小難しいトコと、ストーリーな部分、戦時中の実験室とのミックス加減は、もうちょいドロっとしててもいいかなと。もっとカオスでもいいかなと。

    人格を書き換えるっていうホントの自分とは、といった視点がもっとディープに迫ってくるような感じもほしかったかなと。
  • 満足度★★

    海賊さんの原点とも云える作品だそうで
    う~ん 自分には合わなかったなぁ・・・ すまんです

    公開ゲネということでしたが、役者さんがカンだりもせず。
    前説さんがカンペ読んでたくらい?

    特に合点のいかないところは無く普通に作品を観れたのですが、
    (眠気は少々生じましたが)
    オチも多分こうなんだろうと推測しやすかった約2時間。

    ネタバレBOX

    言葉で紡いだアングラ系の芝居と感じてしまったデス
    ・・・少々苦手な分野でもありホント超個人的に好みでなかったと・・・

    白と黒の風子とか動画の投影とか、見せ方とかも面白いとは思ったが。
    劇場入り口から舞台までの道のりの方が、
    もっと面白かったとか思ったりして(^^)。

    人間の経験や意識時間を取り除くという手技があり、
    そうして除かれた人という器の底にある人類共通の意識をむき出しにするのがタイトルの通底器という話で。(コップに入った砂と空にしたコップの説明が理解し易かったです)その底には不思議の国のアリス=青い服を着た少女がいて会話もできるが、その底に到達した者にしか見えない。底に達した者には必ずアリスが現れるという設定です。その方法を思いついた学者も被験者も銃で撃たれたり撃ったりしてしまうという怖い話・・・。

    過去話と今の話が交互に語られていくところとか、ちょっとわかりにくいかなぁと感じました。

    ちなみに「スプリガン」とゆー漫画のエピソードのひとつに、超古代文明の精神兵器で人の心を白紙に戻すというのがありました。それでリセットされた人々を一つの宗教色に染めて爆発的に勢力を延ばしたというのが似てますかねぇ・・・。まぁこの漫画ではアクションも楽しめましたが。

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