OLと課長さん 公演情報 OLと課長さん」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    やっぱり、関村作品...
    こんなやりとり、どこにでもありそうな...でも断然楽しい。OL役二人がはまりだからかしら?

  • 満足度★★★★

    他愛のない会話と愛のあるツッコミ
    3人のバランスが絶妙で、その身体性も含めて良い感じになっていました。フィクション性もこんな話ないとは言い切れない塩梅の実在感
    昼休み時間と同じ45分構成も気が利いている。これ以下だと物足りないし、これ以上だとダラダラと長く感じる事でしょう。
    たわいのないを他愛のないと書くのは当て字らしい。しかし、間違いなく課長はこの二人の事好きだよね。他愛があるよね、飯の時間すっ飛ばされてるし。

  • 満足度★★★

    関村流異世界に出会えず…
    我々の暮らすこの世界から少しだけズレている、ビミョーな異世界を舞台とした可笑しな会話劇を作り続ける関村俊介氏。だが今作は、肝腎の「異世界」の作り込みがやや甘かった印象。
    結果できあがったのは、公園で課長(関村俊介)と昼休みを過ごす天然OLコンビ(浅野千鶴、川村紗也)のキャピキャピおバカトークに課長がつぎつぎツッコミを入れていく賑やかで健全な劇。
    宣伝写真がニコパチの楽しげなものであることから、“今作は日常的で親しみやすい健全な劇にしよう!”とハナから決めていたのだろうし、女優二人のクセの無さゆえ突飛な話は作りづらかったのだろうけど、「やや病的」な関村ワールドに馴染んだ身には今作、やや食い足りなかった。

    とか言いながらも個々のやり取りは面白く、たびたび笑わされたことははっきりと記しておきます。

    ところで、45分と短尺なのはあらかじめ予定されていたことなのか、それとも、思うように話が進まず息切れした結果なのか?
    もし後者なら、「異世界」の構築にあまり注力しなかったのがその一因である可能性大。

    ネタバレBOX

    今作は結末もいまひとつ。
    丸く収めようとして、結果うまくいっていない。
    課長も巻き込み無駄話を続けたせいで十分なランチタイムが取れなくなり、「今日はお昼は無しにしましょう」と言ったはずのOL二人が、部長が飲み物を調達中に移動販売車でカレーを買おうとおそるおそる立ち上がり、ちょうど戻ってきた部長に見つかる。
    あのシーンで幕を閉じ、続くシーンをその前に持ってくるべきだった?

    また、オフィスものという設定があまり生きていないのも気になった点。男性教師と女子高生二人の取り合わせでも似たような話は成立したと思う。
  • 満足度★★★★★

    無題1047(14-086)
    15:00の回(快晴)。14:28受付、開場。入ると左側にやや半円の客席、ミニ椅子+パイプ椅子+段差をつけて椅子の3列。14:59関村さんによる諸注意…ですが、まず、後列の方で観にくい場合、座席の調整を、また最後列は劇中の立ち見OK。入口側の方の場合、合図をすれば(関村さんはずっと立っているので)位置を変える。「ここは公園」だということで携帯そのままでOK。ビデオ撮影するので、笑い声は大きく(強調)…等々(笑)。15:02開演〜15:45終演。

    公園のベンチに座っている二人(チラシとは逆の位置)、ランチに誘われた課長(座れない)。何を食べるか、会社をどうするこうする、夢がどうのこうの、他愛もない、うまい具合にすれ違ってしまうチグハグさ、それでもなんだか前向き、そんな会話が笑いを誘います。

    浅野さんは「味わい堂々」で2回、「シンクロ少女」「monophoric orchestra」などを観ていまして、川村さんは「競泳水着」の頃と客演された「完全版・人間失格」「成れの果て」。関村さんは、「ライクアプラスチック」での川村さん前説の時に。

  • 満足度★★★★

    ほんわかなコント?
    客入れの音楽のように魔法にかかったフワフワしたOL2人
    キモくて、イライラ気味の課長がおりなす会話劇?コント?
    適度にしっかりしている先輩、夢の世界の住人な後輩
    2人の可愛らしい会話に、イライラしながらうっかり乗ってしまう課長。
    池袋の隠れ家で気軽に見れる、可愛らしい公演でした。
    (もしかすると、定期的に課長をからかってるんでしょうねぇ)

  • 満足度★★★★

    緩急のしたたかさに驚愕
    おもしろかったなぁ。
    役者たちのいろんな緩急が導き出すものに、
    どっぷりと引き入れられました。

    ネタバレBOX

    比較的少人数での運営をされているみたいで、
    開演前から、OL役のおふたりが庶務を行う如く、制作的な動きもされていて。
    そのふたりを、課長が集めて、さあ仕事という感じで舞台を始めるのも
    手作り感満載でとてもおもしろい。

    で、舞台がはじまると、作り手ならではの空気感がじわっと会場を浸し
    観る側をとりこんでいきます。
    先輩・後輩の二人の会話がとてもナチュラルなトーンで
    どこか軌道を外れていくのがじわっとおかしく、
    でも、その一方で二人の女優が貫くキャラクターがしっかりと組まれぶれがないので、観る側がするっとその世界に閉じ込められてしまう。

    そこに現れた課長が二人に突っ込みをいれていくのですが、
    作り手のいつもの作品にくらべて、その切っ先がちょいと弱い感じがして。
    最初は、あれっとおもったのですが、
    次第に、その弱さの向こうにOL二人の扱いづらさというか、食えなさが、
    醸し出されていくことに驚嘆。
    内々ではどこか噛み合わない二人なのに、課長に対して、ひなが親鳥をみるように見つめる姿の可憐さなども織り込まれ、さらに中間管理職の悲哀さえ感じさせたりも。

    45分ほどの短い尺の、いわゆる駄弁芝居だとは思うのですが、
    気が付けば、ベンチだけの舞台に、
    公園のありふれた風景が浮かび、
    3人の距離や昼休みの時間の肌触りや、キャラクターの実存感やそれぞれに抱く刹那の感覚すらくっきりと残って。

    作り手があひるなんちゃらで描き出すものとは、また一味異なる繊細な太さにしたたかに捉えられました。



  • 満足度★★★★★

    大満足♪
    多いに笑い
    ほっこり和んだ45分
    行けて良かった!
    楽しませて頂きました!
    ありがとうございます!

  • 満足度★★★★★

    大勢と笑って最高!
    もともとシチュエーション・コメディが好きなのもありますが、OLと課長さんはやっぱり声を出して笑えて、良い一日を過ごせました。
    はじまる前の関村さんの諸注意からお客同士が一体感を持てる感じで、笑顔で観劇がスタートし、45分笑い声であっという間という感じでした。
    シリーズ化していただき、また何時か観劇できたら最高です。

    まだ、23日も予約できるかも知れませんので、月曜日会社に出社することが鬱な方は是非、観劇をおススメいたします!

    川村さんは先日ご出演されていた「成れの果て」で初めて拝見させていただいたのですが、今回の役柄が真逆でしたが、今回の明るい役柄も素敵でした。
    次の出演が決まったら、是非観劇させていただきたいと思います。

  • 満足度★★★★

    アーチェリー
    面白い。45分。

    ネタバレBOX

    昼休みの公園。先輩OL浅野と後輩OL川村がクリーミーマミの話をしているところに、二人にランチに誘われた関村課長がやってくる…。

    浅野…アイドルになりたくて会社を辞めようと考え、アイドルの路線について関村に相談をする。一人で牛丼食べられない女が嫌い。
    川村…浅野を慕い、浅野が辞めるなら辞めるという。夢がない(ゴボウになりたい)。仕事しない。関村に300万借りて(人生を変えるため)絵を買うと言い出す。
    関村…独身。アイドルに詳しい。例えが微妙。

    45分、1800円という手軽な公演。すっとぼけたOL二人と威厳の無い課長のゆるい会話が素直に楽しめた。笑えるとこも多い。関村のどこ見てんだかわからない視線も妙に味わい深くみえる。川村のOLファッションは職場にいたら人気出そうだなと思う。ちょいイタいけど。前に駒込であった浅野と関村の二人芝居ネタ(アイドル)に繋がってるとことかニヤついた。コーヒーが嫌いとは言ってなかったけど。

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