満足度★★★★
しがらみ...
ひょんなお遊びの肝試しから始まったストーリーが複雑に絡んでいく展開!?面白かったです!5ステージだけなのがもったいなく感じました。怖さを感じさせる演出がもう少しあったらもっとよかったと思いました。
満足度★★★★
熱演に好感です
公演内容は、推理サスぺンスものであるが、舞台の雰囲気は妖気が漂うような不気味さがあった。それは、自分にとって不快ではなく、迫力ある演技の成せるものだと思っている。ただし、脚本は凝っているため、分かりづらい面があった。ストーリーが進むにつれて、後から実は…と色々な説明が出てくる(見ようによっては継接ぎに思えるが)。この状況の変化に伏線なし(例えば”女主人の登場”など)が繰り返されると、観客自身による思考が麻痺し、単に演技を眺めているだけになり、観ている感がなくなると思う。
少し脚本と演出・構成のバランスを考え、観客目線を意識した見せ方にしてほしかった。
なお、役者の熱演には好感が持てた。
エンタメ サスペンスなら 上出来
「象徴」とは何なのか。
市役所に貼られたポスターは 365日、健全な男の子、女の子、青年、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんが笑顔である。
一つ、具体例を提示するとしたら、ポスターではないが、月刊『太陽』を挙げたい。あの、野球帽を被った笑顔の少年が、「あるべき日本男児」の「象徴」なのだろう。
こうした「伝統的象徴」と現代のメディアがタッグした姿こそ「ももいろクローバーZ」であり、両者に共通するのは健全性、禁欲、均質性、笑顔である。
「象徴」というのは、特定のコミュニティに所属していた、という経歴のみでも派生するのものだ。
ここは飲み会の席ー
「あなたの出身地は どこですか?」が参加者の話題だったとしよう。
もし、「沖縄県出身です」と、小太り男性が語れば、これ以降、彼こそが「沖縄」になる。
シークワーサーに塩を1mg入れるのが彼独自の「好み」であったとしても、それが「沖縄」だという解釈をされる。
国家を代表(=象徴)するのが「元首」だとすれば、この 飲み会は さながら一夜の首脳会議である。
しかし、「象徴」が「個人の脆弱さ」を越えられる概念には私は思えない。
1960年代公民権運動を完全に「象徴」せしめた人物として、南部キリスト教指導者会議 ( SCIC )指導者•キング牧師は存在する。
彼は宗教者なのにもかかわらず、数多くの黒人女性と関係を持ち、タブロイド紙からスキャンダルを狙われた身だ。
人種差別撤廃を掲げる学生非暴力調整委員会 (SNCC)は さらに深刻であった。黒人男性が次々から次に女性メンバーと関係を持つケースが続出し、社会問題化した。
「人種差別撤廃」が道徳なのかは難しいテーマだが、今日の社会からすれば キング牧師の「象徴」は100㌫ではなかったろう。
話を月刊『太陽』の野球帽少年に戻し、この画を「日本男児」と仮定した上、次の質問をしたい。
「普段、漫画を読みますか?」
「ベトナム戦争に ついて どう思いますか?」
「象徴」とは、必ず均質性がなければ機能せず、不健康な「漫画」でも「僕ハヨミマセン」だとしたら、少数の「お坊ちゃん」になってしまう。これだと同年代の「友達」はできない。
また、ポリティカルな考えには一切言及できないのが弱点である。
2009年夏季オリンピック招致総会の際、プレゼンターに登壇したのは優秀な少女だったが、日本(東京)は落選している。ああいった当たり障りのない「東洋的象徴」は時代錯誤だから、IOC委員には抵抗がある。2008年北京五輪開会式を「反面教師」にできなかった当時の招致委員会の責任は重い。
もちろん、実在する野球帽少年であれば、「個人の脆弱さ」を示す「粗」など いくらでも掘り起こすことが可能だろう。
「象徴」は「個人の脆弱さ」に敗北する。「個人」が「強固な象徴」を製造した本舞台とは反対に。
『仮面狂想曲』は エンターテイメントとしては快作である。
つまり、CX『古畑任三郎』のように、「相関図」と「手口」で物語をシンプルに、テンポよく誘導していく。
※ネタバレ箇所
伊藤公一の演技が、脚本を リアリティに変えた。
「狂気」だろう。
「不良」だろう。
おそらく、彼の演技が違えば「10年前の事件」にも 心理的スポットライトが注がれたはずであり、私は それを期待し観劇したわけだが、脚本からすると「正解」だ。
90分間という上演時間を、テンポよく進め、『古畑任三郎』クラスの推理ドラマを観させてくれた。
※続く
満足度★★★
人間関係繋がり過ぎ!
話としては面白かったのだが、親子、姉弟、姉妹、幼馴染、などなど復讐屋以外は何らかの繋がりがあって、ちょっと不自然。もう少しすっきりさせ、個々を深めると良いと思う。
満足度★★
説得力などが不足気味・・・
キャラクターは出来がよさげに感じられるも、つたない感じが抜けきれず。
シーン=場所の説明不足でイメージが思い描けなかった約90分。
満足度★★★★
見せ方が面白かったです
とても楽しめました。
お話自体も面白かったですし、役者さんたちのお芝居も好きでした。
何でも屋さんがかなり好きなキャラでした。
満足度★★★★
ザ・サスペンスです!
面白かった!ストーリーも伏線のの張り方も良くできてると思った、
ただ、初日だからかちょっと硬かったように見えたけど、それを引いても充分OKでしょう。
どうせならもう少し怪現象的恐怖をあおるような演出があってもヨカッタカナ?と思うけど、
あくまで個人の感想です。ハイ!
あの、「なんでも屋さん」はシリーズ化もできそうな人物像でとっても好きなキャラクターでした。
満足度★★★
青臭い感じがいいっ!
けっこうドロドロしたお話なんだけど、意識してかしないでか、青臭いフレッシュさが感じられて、いい感じの仕上がりになっていました。役者さんが若いせいかな?演目にも台詞にも気負いが感じられるけど、いい方に作用していた。様々な悪がちゃんと清算されるのがいいですね。ええと、何でも屋さんは二重に料金を取っていたことになりますが、これはいいのかな?(でも、正義のヒーローというわけではないから、これもありということなのかな)←妙に気になりました。