さいごのうた 公演情報 さいごのうた」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★

    孤独部「さいごのうた」観ました
     私が観たのは日曜11:00の回。こんな時間なのに、芸文小のロビーには演劇人だらけ。
     あらためて、かっしーが独力で築いた人脈の広がりを思い知る。


     
     動きも少ない地味な一人芝居なのに、広めの空間を自分の世界として掌握。体感時間も予想より短く意外。
     いやこれは、京都や仙台あたりで上演しても、高評価を得られるのでは?
     孤独部メソッドで、誰の人生もが作品として舞台に上げられそう。

     言霊を圧倒的に信じて身に纏う、死地に赴く戦士のような姿。


     「さいごのうた」というタイトルが意味深。
     彼の、これまでの生きざま(人として舞台人として)の集大成となる舞台。
     しかし、観た後の印象は、ここから彼の次が始まる「さいしょのうた」。


     舞台と現実の絡みで、アフタートークの存在に違和感を覚えた人も多いようだけど、私は賛成です。
     かっしーの存在そのものが作品のキモ。
     上演中と上演後で、ほぼ同じことを語っている彼の姿の、いったいどこが異なるのか。
     彼をもっと知りたい、もっと次を観たいと思わせる演出の一環だと感じました。



     今年は、大阪・芸創CONNECTやAAF・リージョナルシアターと、次々に大舞台を迎える孤独部。
     さらなる飛躍を期待します!



  • 満足度★★

    チクリとくる
    かつては夢を抱いていたが、才能も無く、死に物狂いにもならず芝居を続けている男の物語。
    本人の記憶のままを語り、演じ、叫ぶ。
    BGMが無く珍しいと思ったが、それこそ現実にいる青年そのままの世界が現れていたのではないかと思う。ひとり芝居だから尚更孤独感が増し、観ているこちらも侘しさを覚える。
    あくまでも平凡な彼の人生の話であり、ドラマチックな部分はどこにもない。だからか、舞台の上で叫ぶ彼に同感する。リアルにその辺を歩いているであろう、まだ長い人生の道中にいる一人の青年の姿。
    特別心に残るわけではないのだが、本人のままの姿を語ることで、かつては夢があったのに今は退屈な人生しか送れていない人には、ちょっとばかし「あっ」てなるのでは。

このページのQRコードです。

拡大