堪能しました
千秋楽の1回しか観られなかったのが、とても残念でした。
それでも、まったく集中力が途切れない、あっという間の100分間。モーメンツを堪能できました。
満足度★★★★★
初めての
シェイクスピア「終わりよければすべてよし」
どこまでアレンジしているのかわかりませんが、とにかく楽しかった。
飴ちゃんもらって、なめながら前説、これもかなり笑えました。前説からうまく本編に入り舞台がはじまります。
広くない舞台で人数は若干大目でしたが、とても上手にまとめてます。
ボレロのシーンがお気に入りです。そうダンスシーンの長さや音楽の使い方がうまく飽きさせません。
ラストシーンに何やら不穏な空気感があって、お客さんに考えさせる工夫もあり最後まで楽しめました。
主人公のヘレンたち?がみんなかわいいのです。
満足度★★★★★
無題1023(14-062)
19:30の回(小雨)。19:03開場、椅子席(ひな壇)、中央奥に、白い木枠でつくられたもの(3つの部分で構成)があり、それぞれの枠に透明のビニール。
いつものように「飴」をいただきました。今夜の佐川さん「髭面」。開演前の準備でお客さんにアンケート...これは「空っぽの騎士」でもありました、何に使うのかはお楽しみ。
19:31前説コーナー(ここを入れて約100分)~21:17終演。「観たい!」に書きましたようにシェイクスピア(とか、チェーホフとか...)は苦手で、「柿喰う客」のシリーズもダメでした。それでも初日の今夜、観に来たのは「カルヴィーノ」の作品がとんでもなく面白かった(2011/10)からです。
「笑い」の部分では場内こらえきれず。ダンスシーンではみなさん拍手。スピード感あふれた流麗なパフォーマンス、前回は「トイレットペーパー」でしたが、今夜は(「白」という点では同じ)...幾何学模様が綾取りのように変幻し、感情がその合間に流れ込むかのようです。キャストが多いのですが、決して雑多な雰囲気にはなりません。
本作、タイトル通りに「終わりよければすべてよし」では終わりません。急に日が陰ってしまったような展開も秀逸。
万華鏡を覗き込んでいるような不思議な世界、何もない舞台に立ち上がったシェイクスピアの世界、それは忘れ難き世界。