満足度★★★★
私的見解感想
10分遅刻した素人の感想ですので、参考になりませんが、徒然なるままに思うところを書いていくこととします。
・今回もこの劇団の特色である、言葉遊び(同じ韻を踏む)がありました。非常に多くあり、さすがと感じます。一部、何を言っているの漢字変換できなかった言葉もありましたが、それは私の能力の問題でしょう。あ~、脚本の出番かw今回は少し言葉の韻を踏んではいますが、リズムが少し悪いように感じました。前回と異なる物語の影響か主題の問題か何かは明確な理由がわかりませんが。。。あくまでもイメージなので。
・テーマというか、軸のストーリーは前回と同じにしつつ、アプローチの仕方を変えていました。ただ、今回のアプローチの仕方は、難しい方面からだったとおもいます。正直なところ、生を知らない年代の言葉は裏付けのない言葉という馬鹿な評論家の弁もありますしね。一観客としては、一定の理解と共感ができましたが。脚本家の訴えたいことがここまで響いいたかといえば、きっと響いていないと思います。
・パントマイムや大きな声量での長文はなかなかしっかりと伝わるものがあり、よかったです。行動と音響のマッチも難しながらも、それなりにマッチしていたとおもいます。密かに、体幹がしっかりしているなあという人もちらほら。
・スタイルといえば、群像劇。今回も健在でしたね。前回は時間軸と世界が変わっていて、悩まされましたが。。。今回は、わかりやすく追いかけることができました。
・映画の演出は非常に好印象です。ああいう、ちょっとした工夫で観客が簡単に物語の世界を感じられる(迷い込む)ものはいいですよね。難しいですが。
総評としましては、
前回の方が個人的には好みです。しかしながら、今回説明にも書いていたよううに、実践版というのは伊達ではないと思います。脚本家が試してみたかったことが散りばめられているとおもいます。次回もあれば是非見ていたいとは思います。まあ、脚本家が卒業します(=一区切り)と言っているので、次があるかわかりませんが。