国民の映画 公演情報 国民の映画」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度

    ナンセンスとコミカルのバランス
    三谷にとって、生涯付きまとう課題でしょう。それを解決出来なければ、所詮二流で終わるでしょうね。

  • 満足度★★★★

    ナチスドイツ時代のゲッベルスと映画人たちの人間模様。笑えるのに背筋が凍る。
    1940年代ドイツ・ベルリン、宣伝大臣ゲッベルス邸で
    繰り広げられるゲッベルスと映画人たちの群像劇。
    この俳優さんたちの演技がとても楽しめる。

    表面ではコメディとして笑わせられるけれども、
    同じこの場所、この人間達によって非常にシリアスな
    事が進行することの背筋がゾッとするような怖さが
    衝撃的に伝わった。

    但し、ある出来事をきっかけに、ガラッと変わるのですが、
    その出来事がちょっと安易かな、と気になってしょう
    がなかった。

  • 満足度★★★★

    備忘録
    再演だし、色々賞取ってるし、いまさらクチコミという作品ではないのだろうけど、自分の記録として。

    実在の人物に外見からして似せようとする三谷演出。特に、ヒムラ―の段田安則、似すぎ(笑)
    ゲーリングの渡辺徹は、ただでさえ太ってるのに(失敬)、さらに胴巻き。、元帥杖を振り回して登場。
    小日向ゲッペルスは、足の引きずり方が自然すぎて、私は「あっ、小日向さん怪我しちゃったんだ」と勘違いした。(ゲッペルスがそうだったという知識はあとから聞いた)

    笑いもあるが、ラスト一転して重苦しい。
    その落差が上手いんだろうけど、個人的にはモヤッとした。好みの問題。

    新進女優エルザ・フェーゼンマイヤー役の秋元才加が良かった。
    AKBにいる時から、この子は美人で頭いいと思っていたが、やっぱりアイドルより女優としてのほうが魅力的。これからも期待。

    ネタバレBOX

    「権力者が芸術を愛する事は罪か」というゲッフペルスの問いに、ゲーリングが「罪じゃない。が、芸術から愛されることはない」というセリフが印象に残った。

このページのQRコードです。

拡大