満足度★★★★★
拙い言葉ですが
見る者によって想いを重ね、心にくるものがあった様です。
私は祖父と、祖父が小さい頃作ってくれたブランコを思い出しておりました。
小学生位まで遊び倒して、中学になって徐々に触れる機会が無くなりずっとそのままでした。
それから大学生になって祖父が亡くなった時に、もう古くて危ないから撤去しよう話になりましたが私は色々寂しくてちょっと反対しておりましたが、結局は傷みが激しいし誰も使えない物を置いてもしょうがない、という事で決まりました。
撤去する直前そっと別れを告げたのですが、思いの外狭くなってて、触れただけでぱらぱら錆が落ちてきて本当に傷んでおりました。
私は、これが無くなる寂しさに加え、あんなに優しくしてもらったのに、何にも返せないままいってしまった・・という後悔がその時どっと押し寄せたのでした。
非常に長くなった上に感想じゃないですが、心の中のぐさっとくる部分に向き合う様な、そんな気持ちになりました・・!