満足度★★★★
晴れ、ときどき束縛、のち解放
本来ならば緊迫した状況ながら、慣れていない(慣れていよう筈がない)ためにどうしたら良いかワカらず状況をもて余すことから生ずるズレが可笑しいことから「議論の苦手な日本人が「12人の怒れる男」のような状況に置かれたら、と考えた」という三谷幸喜の「12人の優しい日本人」誕生の逸話を思い出す。
また、関係者たちの間柄を活かした落としどころも巧み。
満足度★★★★
アマリリス
いかにも女子中学生が言いそうな聞きかじりの言葉やら非論理的な会話やらが巧み。
そして「飛び道具」あーぽん嬢を活かしたメタフィクション的な終わらせ方(←「終わり方」では断じてない)のズルいことと言ったら!(笑)
いやぁ愉快愉快♪
満足度★★★★
晴れ、ときどき束縛、のち解放
ストーリーのリズムにアジャストするまでいつもより長くかかったけど、面白かった。「花」がかもし出す間がなんともいえず好き。
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^^)/
【アマリリス】のほうを観劇しました。
いつも独特の会話劇で、面白さピカイチの 「池亀ワールド」を堪能いたしました~!
大満足! 大笑いの1時間☆
観劇日記をブログに書きました。
満足度★★★★
田舎の良さと悪さ
両作とも舞台は田舎町で東京から一時的に帰って来た姉が登場する。少し悪意をもって描かれていて、田舎の良さと悪さみたいなものを強く意識させる。時間の流れの違い、雰囲気の違いが伝わってきた。
満足度★★★★★
ちょっと面白すぎるよ!
「アマリリス」、「晴れ、ときどき束縛、のち解放」の順で観劇。
どちらの作品、立っているキャストが一人いる。というか立てられたキャスト。「アマリリス」ではあやか氏。あやか氏が入ってきた瞬間にスイッチが入り、舞台が回り出す。最後もあやか氏。
「晴れ、ときどき束縛、のち解放」では片桐はづき氏。抜群の演技で花の内面を丁寧に表現していた。
単純な面白さでは「アマリリス」に軍配をあげるが、「晴れ、ときどき束縛、のち解放」の「緊張感のない呑気すぎる監禁事件」であるにもかかわらず、醸し出される緊張感にしびれる。あれにしびれないヤツはどうかしている。そして心の底から笑う場面が。声を出して笑ってしまったのは初めてで、正直パニクってしまった。
今回強く感じたのは、池亀三太氏の作品が持っている健全な想像力を刺激する余白性。いわゆる「別ルート」の可能性を残しながら話が展開していくので、「もし……」と「別ルート」の可能性に思いを馳せながら観ることができるし、帰り道も歩きながら「もし……」、帰宅しても横になりながら「もし……」、今もパソコンに向かいながら「もし……」。
あの空間であの会話劇。濃密な体験だった。
満足度★★★★
面白い
田舎の国道沿いでのお話二つ。気軽に観れる作品です。アマリリスは、女子中学生達の会話という設定だが、中学生にしてはアタマ良すぎるやり取り。あやかさんのバワーが炸裂する一方、大河原さんが演じる引きこもりでクールな女子中学生が魅力的である。
「晴れ、ときどき束縛、のち解放」は、片桐はづきさんを中心に物語が進む。会話から登場人物の過去に想像力を掻き立てられる。ともに60分と時間もちょうどいい。