公演情報
「百合鴎」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
当日パンフによると、『隅田川』など複数の古典演目を原案としているものの、それらに着想を得た「新作書き下ろし」に近い一作。その文言に強く頷けるのは、観劇体験として強烈に「現代都市生活」を感じること。2026年東京で上演される意味を提示した一作と言えます。戯曲内のワードセンスも、内容も、高い知性が感じられ、戯曲付きチケットが人気なことも頷けます。観劇後に戯曲を読み直すことは、鑑賞者の楽しみになるでしょう。一方で、私たちの日常生活に置き換えると、あまりに察しの良すぎる会話が続くため、かなりの集中力を必要とすることも事実。ほぼ無駄な台詞がなく、常に高い理解力、推察力が求められるので、観劇前にコンディションを整えられなかったことを後悔しました。平たく言えば「頭を使う観劇」。疲れはしたものの、ひとつの作品としっかり対峙できた、心地良い疲労でした。こういう観劇体験も、この団体の特徴のひとつだと考えます。
実演鑑賞
満足度★★★
場面転換やシーンごとの吸引力はなかなか良いものがあったんですが。
全体的には、わかりにくい、物語の筋がつかめないって印象が強かった。
一人の役者が複数の役を兼ねるってのは演劇の面白い表現の一つですが、この作においては混乱のもとだったかも。
全般的には意欲的で好感度はある芝居でした。
実演鑑賞
満足度★★★
「群像劇で浮かび上がらせる『世界』」
謡曲「隅田川」や歌舞伎「法界坊」「忍の惣太」をもとに、隅田川近くの劇場で上演された群像劇である。