満足度★★★
興味深い題材だっただけに。。。
ICHIGEKI☆必殺の舞台を観るのはけっこう久しぶり。
地図に載っていない”幻の村”を舞台に、過去と現在、未来の3つの時間軸で展開されるSFミステリー作品。
上演時間100分。
少し悲しい、ハッピーエンド。
ある村の、違う時代の三つの話。
「少し悲しい、ハッピーエンド」あおり文は本当だった。
私はACT.3が一番好きかな。
役者がちゃんと「会話」してる。
気になったのは、暗転の多さ。
暗転は多すぎると、そこで気持ちがぶちぶち切れてしまうから、入り込めない。
時計の鐘の音の意味がよくわからなかった。
他の方も書いているが、私ももう少し深みが欲しいと思う。もう少し掘り下げて説明してほしいと思う(何でだろう?ということがチラホラある)。
黄泉路の果て
同一の場所で、時間が流れる3つの時代の芝居。
役者同士の会話がしっかりと成立していて、脚本にも穴がなかったように思います。素直に信じることの難しい内容も、役者の感じている質感・感情がしっかりとこちらに伝わってくるので、いつの間にか話に入り込んでしまいました。特に第三幕は役者の熱量が持っていった感じ。
演出ですが、全体に暗転が多いと感じました。
シリアスなシーンからの暗転も多く、出ハケの音が若干気になったものの、些細なことです。
全体を通して良いものを見たと思います。
面白かったし、また観に行きたいです。