[新制作] リゴレット 公演情報 [新制作] リゴレット」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    特別な感激はなし。
    鬼才クリーゲンブルクの演出でしたが、私にとっては、2009年のヴォツエックのような感激はありませんでした。
    歌手陣はいつも安定しているので安心して聞けました。
    特にゴルシュノノヴァは良かった!
    今回3人のゲスト歌手でしたが、2人に絞ってもビッグな歌手を呼ぶほうが動員かかります。平日昼のせいか1階は50から60%の入り、しかも1部学生が入ってのこと。勿体ない空席!

  • 満足度★★★★

    初リゴレット
    有名な「女心の歌」は公爵が歌う楽曲だったのですね。

    ネタバレBOX

    公侯伯子男ですからね、遊び人のマントヴァ公爵に娘の貞操を奪われたモンテローネ伯爵が文句を付けますが公爵は無視、公爵に仕える道化師リゴレットも貞操ぐらいでなんだと小馬鹿にすると、怒った公爵から呪いの言葉を浴びせられ、その後ずっと気にし続けます。

    リゴレットの一人娘のジルダは、道化師の娘と侮られないようにするため教会以外の外出は禁止されていましたが、教会で見つめ合って知り合った男性に恋をしてしまいます。自宅を訪ねてきて貧しい学生と偽った男性は実は公爵でした。

    公爵の威を借りるリゴレットに反感を持つ宮廷の役人たちはジルダをリゴレットの情婦と誤解して恥をかかせようと誘拐します。公爵はジルダが拉致されたことを知り落胆しますが、役人たちがリゴレットの情婦を連れてきたことを告げると、何かを予感したかのように喜び勇んで部屋へ向かいます。

    参内したリゴレットは、こいつらが娘を拉致したなと思いながら役人たちに探りを入れ、娘が公爵の部屋にいることを感じ取りますが誰も通り道を開けてはくれません。そうこうしているところへジルダが走り込んできて公爵の毒牙にかかったことを知ります。

    公爵を恨んだリゴレットは、それでも公爵を愛しているというジルダに公爵の放蕩振りを見せつけた後で殺し屋に殺害を依頼します。ところが、殺し屋の妹が男前の公爵を殺すのは惜しい、依頼人が残りの半金を払いに来たところで殺してしまおうなどと言い出し、殺し屋は筋を通そうとしますが、結局、もし代わりになる人間が来たらそいつを殺すということで決着します。

    殺し屋たちの話を陰で聞いていたジルダは、自分が身代わりになることを決意し殺し屋の許を訪れ刺されます。深夜、リゴレットが死体の入った袋を受け取り、川に捨てに行こうとすると公爵の歌声が聞こえてきます。慌てて袋を開けるとそこには瀕死のジルダがいて父親に最後の別れを告げ息絶えます。リゴレットは伯爵の呪い通りになったことに恐れおののくのでした。

    うぶな女の子故の悲劇でしょうか。つい先日、女子高生の奔放な恋愛事情を描いたお芝居を観たばかりなので、あまりの違いに驚いてしまいます。

    それと公爵があまりにも朝青龍に似ていたので、放蕩部分はピッタリなのかもしれませんが、色男には見えず、感情移入することができませんでした。もう少しイケメンだと良かったのですが。

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