満足度★★★★
まさかアレまで投げるとは!
フェイクドキュメンタリーを撮影している面々と甲子園出場の可能性のある高校野球部ワケあり関係者たちとの遭遇。
前半は驚くほど直球なコメディで大笑いだが中盤あたりからいくつかのテーマがエッシャーの「メタモルフォーシス」の如くリレー式に現出し、全力で逃げ去る(←比喩)ラストはクロムの真骨頂? やっぱりそうこなくっちゃね!(笑)
それにしても終盤で登場する「回るアレ」、よく作ったモンだ。そして、まさかソレまで投げて刺そうとは!(謎)
もお!!!
初観劇
じわじわと皮膚に沁みこんでくような
重低音。
ホンが半年前、稽古が3か月強
かけて送り出される芝居は
強力でした。
ずるいし、うまいし、反則だし、面白いし、ぞくっとするし、
なんていうのか
やばいです。
もう、8月も行くしかない。
満足度★★★★
展開がガラッと
前半凄くわかり易く各役割が割り振られていて、その関係性の配置の面白さから物語が進んでいく。で、突然に展開がガラッと変わって、いい意味で訳が分からなくなって、面白さだけが抽出されて行くというクロムのパターン。分からないのが面白い。
満足度★★★★
迫力あり!
やっぱりクロムモリブデンは、迫力ある芝居を見せてくれる。
役者さんの動き・表情に見とれてしまう。(今回は渡邉とかげさんと久保貫太郎さん)
欲をいうと、テンポというか話の展開がもう少し早くてもいいかと思った。
ただ、たぶんこれは個人的に今気持ちが時間に追われているので余裕を持って観れなかったからなんだと思う。
もう一回観たかったな。
満足度★★★★★
唯一無二の中毒性
バイオレンスとナンセンスが綺麗に混ざりあう、唯一無二の異空間。
これはクロムモリブデンでしか味わえない感覚で、いつしか中毒になってしまう気がしてちょっと恐ろしくもある。いや、もう立派な中毒かも。
満足度★★★★
初クロム
徹底的な暴力ぶりに恐怖しながらも楽しんでいる自分がいることに驚きました。こんなにスカッとするお芝居は初めてで、観劇後の爽快感は良い劇を観たからなのか、それとも暴力的なものを見たからなのか、後者ならそれって怖いことだと思いつつ、それでもとにかく楽しかったです。強いて言えば、後半が少し長く感じました。
満足度★★★★★
空席?
なぜこの劇団の芝居で200弱の席が全部埋まらないのだろう?発売日即日売り止めになってもおかしくないのに。くだらなさについては超一流なのに。下手くそ有名タレントを起用して木戸銭10000円近くとる芝居なんかより数倍おもしろいのに。
満足度★★★★★
おーーおーーーーー!
二日目観劇。
いつもとちょっと違う感じで、分かりやすかったような。最後も怖くならずに盛り上がったまんま観終わって、とっても楽しかったー!!
満足度★★★★
いやぁ〜笑った
初のクロムモリブデン。
ダークな要素が盛りこまれてるけど、トータル的に嫌な感じが残らず
純粋に笑えて終える感じがすごいよかった。
見ていてとても気持ちが良かったです。
曲がるとは
1/10(金)夜公演 赤坂RED/THEATER
最前列 ど真ん中
まぁ、盛りだくさんの要素で、整理して書くのは不可能です。
物語の設定を書くことだって困難だと思われるけれど…。
暴力の連鎖、さまざまな狂気と凶器が入り乱れたスペクタクル。
これをクロムモリブデン流のユーモアでスペクタクルな展開を見せます。
いやぁ、笑いました。
いつめ社会に潜む『負』の要素を上手く盛り込み、
嫌味のない作品に仕上げるクロムモリブデン。
今回は、やや笑いを強めた作りになっているように思います。
群舞というのか、統一された動きは、今回も魅力的でした。
むちゃくちゃなまとめっぷりに意表をつかれました。
『甲子園』というキーワードですべてが許され、
『甲子園』というキーワードですべてが縛られ、壊れていきます。
高野連というお上が正義を盾に大鉈を振るうというシステムにも、
世の風潮にも一石投じようとする様子が、
ちょっぴり切なかったりします。
過激な映画を観て、
過激な本を読んで、
過激な音楽を聴いて、
その影響を受けて、大罪を犯すという論理に立ち向かう作品で、面白いです。
『曲がるカーブ』とは、
『曲がって(歪んで)しまった甲子園』なのかもしれませんね。
それにしても、母親役の奥田ワレタさんのハーモニカの上手さに驚きました。
満足度★★★★★
無茶苦茶を装う精密さに感嘆!
何度観ても、その度、驚きを禁じ得ない劇団です。
それこそ、変化球の目白押し!
いつもながら、感心するのは、デフォルメされた社会現象の羅列が、一見すると、かなりハチャメチャに見えるのに、よくよく考えると、実に現実を直視した視点での計算し尽した名脚本に昇華されている点。
そういう緻密な脚本、頭脳的な演出、演技、爆発力、身体能力の3拍子が揃った役者力…と、ここまで全てが兼ね備わった団体は滅多にないと、畏敬の念でいっぱいになります。
劇団員ばかりでなく、客演陣も、すっかりクロム色になるところが、これまたあっぱれです。
観る度、思うのは、青木さんの頭脳明晰さと、抜群の芸術センス。ラジオ番組の構成をしている頃だったら、是非とも、ゲストにお呼びして、お話を聞いてみたかったと思う方です。
クロムの芝居、何が好きかって、絶対、観ていない人を観た気にできないところ。幾ら、説明上手な人が、言葉を駆使したところで、クロムのエキサイティングな舞台を疑似体験させることは不可能です。
だから、劇場に足を運んだ観た者勝ちなのが、ひとえに嬉しくもあり、観てない人に説明できないもどかしさもあり…。とにかく、心をざわつかせる、稀有な劇団!
新年第一弾の、観劇、大満足でした。(でも、欲を言えば、奥田ワレタさんの今回の役は、ちょっと彼女の魅力を存分に出す役柄ではなかったようで、
ファンとしては、やや心残りでしたが)
満足度★★★★
甲子園をいじり倒す約90分
あー私の想像なんかサラりと裏切り蹴散らして、遥か彼方に飛んで行った(笑)。アートセラピー受けた気分。荒療治だけどサイコー(笑)。大阪公演後なので完成度もめちゃ高い!唯一無二の劇団です。赤坂レッドシアターで1/23まで