満足度★★★★★
何度でも
一番最後まで観たらもう一度最初から観たくなる舞台でした。
何度か観劇をさせていただいて、その度に気づける部分が多く、伏線を見つけて物語の意図を自分で見つけるのも一つの楽しみでした。
「美しい」というくくりは一つではないという事。自分の持つ二面性について考えさせられました。
初めてFunc us CamperS009さんの舞台を観に行ったのですが、また再開の時には足を運びたいと思っております。
満足度★★★★
アイデンティティ
面白いキャラクターがたくさん登場してコミカルなシーンが多かったものの、結構深刻なアイデンティティ・クライシスを描いた哲学劇。
現代の【群像】に迫るパズルゲーム
「服」は人類の発明品の一つである。体毛に頼っていた人は、衣を纏うことにより体温調節をコントロールする術を身に付け、北極圏付近まで生存圏を拡げる(グレートジャーニー)。そして、人類が 「自由」を手に入れた時、何らかの「自由」も零れ落ちた。私は上野国立科学博物館『グレートジャーニー展』(主催フジテレビジョン)を訪れて こう思わざるを得なかった。
その写真に写る多くが、アンデスやシベリア等に暮らす原住民である。彼らが 屈託のない笑顔を披露するのは、「自由」だから。「世間の目」を構造上浴び、「空気」を読み続けなければならない日本人とは違う。彼ら も、裸族以外は「服」を着用するわけだが、このように 表現できないものか。つまり、人類が「服」を まとった日、「世間の目」という不自由を同時に背負ったのだ。
展開を追うと、パズルが一つひとつ組み合わさるかのごとく「埋まっていく」感覚である。関係のなかった登場人物同士が ピースに重なり、全体像が現れる光景はサスペンスだろう。穴をくぐる、穴から顔を出す…レンタルビデオ店員の 道程は、観客が辿った経緯でもある。
満足度★★★★★
初見
はじめてFunc A ScamperS 009の舞台を観劇しました。
いや面白かった!!
演者のレベル、お話、音楽とどれも良かった。
出だしのダンスパフォーマンスからがっつりやられました。
良い舞台が観れて良かった。