オーディション 公演情報 オーディション」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-6件 / 6件中
  • 旗揚げ公演
    女性ばかりのお芝居を見ることがあまり得意ではないのですが、女のどろどろしたところを分かりやすく描かれていて、
    結構すっきりしました。

    バレエをやってらっしゃる方々の体の使い方がとてもしなやかで、勉強になりました!!

  • 満足度★★★★★

    凄まじき女の戦い
    二度ビックリしました。

    ネタバレBOX

    囚人と看守に分かれ、それぞれの役割を実践するゲームを行う中で表現力を見て次回の創作バレエのプリマドンナを決めるというオーディションの話。

    オーディションに勝ち抜くための凄まじい女の戦いがありました。人の弱みにつけ込んで味方にさせるなど超リアルで、暴力シーンも想像以上の迫力でした。

    そして、明らかになったこと。小学5年の発表会ときに潤の衣裳が切り刻まれた事件は潤の自作自演でした。先を行くライバル美鈴の靴紐を切り、自分の衣裳を切り刻んだ過去がみんなに知れてしまいました。

    そして、潤がパニクっている最中、もう一人のライバルであり親友の美嘉が潤に突然のキス。美嘉が潤を愛していたことが分かり、二度目のビックリでした。
  • 満足度★★★★

    無題877(13-316)
    13:00の回(曇)。12:40着、受付(指定席、チケット裏に座席番号)、A〜Bベンチシート、C椅子(ここまでフラット)、D〜F椅子(ひな壇)。舞台はダンス教室の稽古場、上手にレッスンバー、壁にカレンダー、写真。撮影用カメラが客席右に。12:50前説(とても元気な方、宇佐美さん、80分)、13:05「おはようございます」役者登場、前説でした、13:10開演〜14:28終演。ダンスでもバレエ作品はみないのでので気に留めていませんでしたが、偶然、梅田泉さん(本公演で4作目)のお名前を目にしたのでみにきました、此処は1月、「STRAYDOG」のLIVEにきて以来。

    ネタバレBOX

    「スタンフォード監獄実験」(「es」は未見)を模し、過去に起こった事件の真相が明らかになってゆく有様を素直な展開で描いた作品。小さい頃みていたアニメ、読んでいた漫画のように、いかにもな嫌われ役(ここがホントにいやらしくできるかがポイント)、意外な人物の過去、思っていた事実の底にあった真実、始まりはポツンと降ってきた一雫の雨、積みあがれば押し潰される。一度壊れた壁は決して元には戻らないが、戻ったように振る舞うしかない。

    お話的には、なぜオーディションで「監獄実験」をするのか(動機)、オーディションで採点をするのであれば、24時間「監視」する必要(どうやって採点したんだろう)があるだろうし、途中で(暴力禁止)ルールを変えた時点でオーディションという衣(手段)は破れているように思えました。

    「社会問題」という視点は興味深い、次作がどうなるのか。

    余談:当パン裏、安田さんの「無責任館長」は(アニメのことならば)「艦長」ではないかと…「館長」でも面白いと思うけど。
  • 満足度★★★★

    祝!第1回公演
    自分にとっては鬼門のGEKIBA,この劇場で何度か観劇したことがあるが,ことごとくハズレが多かった。だから期待ほどほどに行ったのだが,うん,これは面白い!正直,GEKIBAでこんな面白い芝居が観れると思わなかった。演技自体では,まだまだと思う部分もないではないが,ストーリーが(若干,設定からルール違反いなるんじゃないのとは思ったが)思惑がドロドロ蠢いていて,不安感を植え付け,目が離せない。結末も観客の想像力をかきたてるもので良い。この劇団,次回作も注目してみようか。

  • すごくシリアス・・・
    社会問題がテーマで、すごく重く、シリアスなシーンが多かった。
    いろいろ考えさせられたし、終わってからもなんか気持がすごく重かったです。

    最後は言い終わりだったけど、なんだか心が痛かった。

  • バレエと社会問題
    バレエ教室を舞台に社会問題を描いた作品。
    社会問題がテーマなので物語の展開はシリアス(ダーク)な部分が多い。このダークさを許容出来るかどうかで評価は大きく割れるだろう。
    展開面ではラストシーンがハッピーエンドになっていたが、「あんな事実が発覚して、バレエ教室の人間関係が修復出来るのか?」という気はする。どうせなら最後まで悲劇で押し通しても良かったかもしれない。

    ネタバレBOX

    髪の毛を切ろうとしたり囚人同士を殴らせるくだりは物語の設定上のルールに反している気がしました。
    ちなみに、この「看守と囚人の実験」の話は私も聞いたことがあります。たしか、この物語と同じように実験が暴走状態になって危険な状態になったため途中で実験を中止した、という結末だったと思います(自信はない)。そういう意味では、このストーリーは非常にリアルではあります。

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