(紙の上の)ユグドラシル 公演情報 (紙の上の)ユグドラシル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★

    キャラの弱いジブリ作品の様なかんじ。
    現在と神話と過去の歴史が、入り乱れる構造や、
    史実のエピソードの面白さ以上に、
    登場人物の魅力を追求して欲しかったなと。

  • 4月5日(土)M
    壮大な物語。美しいなと。

  • いつも思うけど
    最初のほうの映像と
    役者さんがウォーキングするとこがダイスキです。
    かっこいい!

  • 満足度★★★

    登場ジンブツの把握が大変
    関係図のチラシが入ってはいたものの、それだけではサッパリわからず、登場ジンブツの把握が大変でちとワケワカでした。

    ユグドラシルというのは、ネットを検索するとちゃんと情報が出てきます。
    前もって予習をしておけばよかったかな。

  • 不思議な空間
    すごい素敵な空間でした。
    今日が千秋楽なのですが、出来ればもう少し
    長い公演期間でやってほしかったです。
    そうしたらもう一度観にいけたのに。。。
    違う角度からみたらまた違う世界が観えたんだろうな。。。

  • 満足度★★★★

    円形ならでは...
     舞台上の樹を中心に劇場全体に広がった、時と場所を越えた世界感に浸る気持ちよさ。渋谷の街に出たくなくなりました。

     声の良い役者さんが多いですね。

     観劇後、ユグドラシルと北欧神話について調べたら、かなり北欧神話の世界と重なっているようですね。予習してから行けば、よりわかりやすかったかも。

  • 満足度★★★★

    アタリ
    「そろそろ新しい贔屓劇団を見つけようじゃないか」シリーズの一環でinnerchildの『(紙の上の)ユグドラシル』を観てきた。

    以下、念のためネタバレBOXに投稿。

    ネタバレBOX

    もちろん、めくら滅法に観にいく演劇を決めているわけじゃなくて、今回は大内厚雄さんと石村みかさんが出演しているから。青山円形劇場という特殊かつ小さな舞台の面白さ、実力派をそろえた役者陣ということで、それなりの質は担保されているかな、と思ったわけだ。

    それで、結論から言うとアタリだった。やはり、役者の質というのは舞台の質に大きな影響を及ぼす。小さな箱なら多少能力が低い役者でもそれなりに楽しめる、というのが僕の持論ではあるのだけれど、小さな箱で能力の高い役者が出演すれば当然のことながら舞台の質は高くなる。今回の芝居はストーリー的にはかなり盛り込みすぎの部分があり、それでいて複数の時代に散りばめられた重層的な世界同士の関わりが結果的にあまり干渉しあわないという、「いまひとつ役に立たない伏線の張りすぎ」的な状態になってしまっているのが非常に残念なのだけれど、そうしたストーリーの拡散具合(決して複雑なのではない。このあたりが重要)を補ってあまりある役者達の存在感だった。

    大内さんが安定した演技をしているのはいつものことだけれど、それに加えて武智健二さんの悪役っぷりがなかなか良い。上杉祥三や唐沢寿明のような顔つきだけでかなりアピールできるのだが、加えて声も良いし動きも悪くない。脇役っぽく見せておいて実は一番オイシイところを持っていっている小手伸也さんと菊岡理紗さんも存在感がある。というか、存在感がありすぎで、ちょっとナルシストに見えてしまうくらいなのだけれど。物語の中軸になる石村さんもかなり安定していたと思う。役者の質が高いところで完全に統一されているかと言うとそうとも言い切れないのだけれど、主要な登場人物がかなり高いレベルで舞台を引っ張っているので、非常にまとまりが良く見える。

    舞台自体は緩急を取り混ぜた演出で、ちょっと野田秀樹の影響のようなものを感じないでもない。考えてみれば演出をやっている小手伸也さんは『オイル』や『透明人間の蒸気』で野田作品に出演しているわけで、その影響を受けていても全然不思議じゃないのだけれど。

    複数の登場人物が同時に声を合わせて同じ台詞を喋るのを多用するのは第三舞台っぽいのだけれど、驚いたのはその台詞が非常に聞き取りやすいと言うこと。第三舞台の芝居では声があってないのか、中心になる声がしっかりしていないのか、理由はわからないけれど何を言っているのかわからないことが多かった。今日はそんなことは全然なくて、結構感心した。

    ところで、青山円形の舞台は名前の通り、ど真ん中に円形の舞台があって、それを観客がぐるっと囲むような構造になっている。今回はその円形の舞台の真ん中にかなり背の高い構造物が配置されていた。おかげでその向こう側で何かが行われていると、こちらからは声しか聞こえないという状態になった。そこの部分は観客の想像力で補ってくれ、ということなんだろう。僕が観たCブロックは一番良い場所だったようで、ラストの重要なシーンで主要な登場人物二人を正面から観ることができるポジションだった。それはそれで良いのだが「向こう側からじゃ、この二人の様子が全然わからないんじゃないかなぁ」と心配になった。

    他に気になったことといえば、上にも書いたけれどかなりストーリーが拡散していて、手元に登場人物の相関図がないと何がなんだかわからなくなってしまいそう、ということがある。きっちりと時間軸どおりに並べてしまうという手もあったかもしれないのだが、そうすると後半に向けたつながりがうまく行かなくなってしまう。それで手元に「相関図」を配るという手段を講じたのだと思うのだけれど、衣装とか、舞台装置などでもうちょっとわかりやすく「今、どの時代を観ているのか」を直感的にわかるようにしてくれたら良かった(もちろん演技でそれが直感的にわかれば一番なんだけれど)のになぁと思わないでもない。観客席が明るかったおかげで相関図はいつでも確認することができたから、実害はなかったのだけれど。

    この手の芝居としてはあまりに格好良すぎるオープニングと、ラストのあたりで「ちょっと格好つけすぎじゃないかなー(笑)」と思ってしまうところがなかったとは言えないのだけれど、劇団10周年記念公演ということなので(笑)。
  • 満足度★★★★

    ただただ感動。
    前回のアメノクニ連作で心を打ち抜かれて以来、お気に入りの劇団となりました。今回の作品は環境問題とかだけでは片付けられない、樹についてのお話でした。その樹のあり方を見ていると、心の奥底にある何かが感動してしまいます・・・具体的に何がというわけではないのですが・・・
    そんな舞台でした。

  • 満足度★★★

    感動作
    全体を通した作品としては、美しく、演出もすばらしい。

    しかし、個々の人物が浮き立ってこなかった。
    特定の役者は印象に残らず、全体が印象に残った。

    そういう作品作りを目指しているならば、よくできていると思う。

  • 満足度★★★★★

    満足!
    各役者さんの10年分の演技の引き出しをあけまくり、
    その役の背景に過去の公演の役がチラついて、
    そういう意味で歴史を感じました。
    まさに「10周年記念公演」。

    内容も文句なく満足。
    かっこいいオープニングから感動のエンディングまであっという間でした。

  • 満足度★★★

    観ました。
    仕事帰りの疲れた頭で行ったからか、人物相関を把握するのにものすごく時間がかかりました。話についていくのに精いっぱいというのが正直なところ。でも、もう一度見に行きたいかも、と思うくらいラストは感動しました。出だしとラストの演出がめちゃめちゃよかったです。かっこいいし、美しい。

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