ライク ドロシー 公演情報 ライク ドロシー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    長澤まさみ の魅力、高橋一生の新境地キャラクターのおとぎ話。
    「ライクドロシー」ということでオズの魔法使いをヒントに
    発想した、おとぎ話。
    ドロシー長澤まさみ、かかし高橋一生、ブリキ片桐仁、
    ライオン塚地武雅ですね。
    ドロシーの3人に対する上からの態度や命令口調が可愛らしくて、
    もっと見たかった。

    そして、他の芝居では、知性派にまわることが多い高橋一生さんが
    疑うことを全く知らない自動車好きのお人よし、という
    新境地のキャラクターが、柔らくて、実に味があってよかった!

  • 満足度★★★★★

    水風船
    面白い。

    ネタバレBOX

    脱獄囚3人がある島に漂流し、マッツに連れられ、市長の元でアーティストとして生活する。そこで、マッツから島からの脱走話を持ちかけられるが、マッツの目的は兄の体を取り戻すことにあった…。

    マッツ(長澤まさみ)…兄の体を取り戻すため、脱獄犯3人を使い一計を案じる。3年後、別の兄を救うべく3人に計画を持ちかける。
    アクロ(高橋一生)…脱獄犯。頭悪いけど人がいい。カーマニア。詩人になった。
    バイス(片桐仁)…脱獄犯。一番合理的でちょっと嫌われ者。彫刻家になった。
    リオ(塚地武雄)…脱獄犯。マフィアの息子。音楽家になった。
    スラー(川口覚)…市長の息子。町の平和と市長の更生を願いつつ死んだ後、市長の妹に魂を戻してもらったという体。実は戻ってなく、マッツの兄その人だった。
    チュラビ(竹口龍茶)…市長の部下。心臓が小さい。リオに雑魚扱いされる。
    ボーク(吉川純広)…警官。マッツに恋心を利用されている。
    ザポット(銀粉蝶)…市長。天然記念物のBHGの密輸をしている。妹と対立し、反市長組織にマシンガン乱射する。スラーの次はアクロに入れ込んでいる。
    市長の妹(銀粉蝶)…魂を操れる的なふれこみだったけど、全然違った。
    マッツの兄(川口覚)…スラーの遺言を成就すべく、スラーに成りすます。

    素直に笑える。登場人物全員に笑えるポイントがあって、上手いなと思う。とても楽しい作品だった。
    素で悪役がいないストーリーで、大団円を経て、4人の活躍が目に浮かぶようなラストも後味スッキリで好感。

    長澤まさみが光ってた。3人を引きずりこむお姫様な性質と見た目がいいブレンド。「ぶっ殺せ~」の時のかわいさは抜群だった。
  • 満足度★★★

    気軽に楽しめます。
    鎌塚氏から、無国籍風な世界で誰も傷つかないコメディが
    得意分野になったんじゃないでしょうか?と思える倉持さんの作品。
    長澤さんも元気に好演、周りもしっかりしていて
    カラフルでコミカルな世界で、銃撃戦も、猛獣もいるのに
    楽しく可愛らしい、楽しい舞台になっていました。
    鎌塚氏が基準なので評価は厳しめですが、良作ですよ。
    ただ、値段高いのがちょっとネ

  • 満足度★★★

    まさに魅力的なヒロインでした
    配役、ストーリー、衣装、音楽、舞台セットはコンパクト、紙芝居風カーテン幕、女子心キュンキュンさせそうな、どこから見ても楽しめる舞台でした。
    個人的にはティムバートン映画に出てきそうな雰囲気の銀粉蝶さんと久々おとぼけの一生君が見られて楽しかったです。約2時間。

  • 満足度★★★★★

    初日拝見。
    大好きな川口覚くんが本多劇場に進出ということで、喜び勇んで駆けつけました。倉持さんの誠実さに溢れた脚本演出はなんて人を幸せにするのでしょう。ちょっとメルヘン、ちょっとファンタジックな世界に長澤まさみちゃんや片桐仁さんといった超人気の役者さん達が魅力的に息づいていて。高橋一生さんの演技力にも感嘆しながら、悪人のいない楽しい世界を堪能。客席全体もとても温かく、笑いの絶えない空間で赤い緞帳を見て、ああこれが「劇場」なんだなぁと優しい感動を覚えました。

    ネタバレBOX

    構図としては、オズの魔法使いのように長澤まさみちゃんにメインの3人の男性が協力させられるというもので。過激な市長に銀粉蝶さん、その息子に川口くん、そして脇を固める二人、の8人。

    一見脇に思えた川口くんが、実はまさみちゃんのお兄さんで、その魂を取り戻すためにまさみちゃん達が奮闘するというお話。市長の息子の魂が入った兄、しかし実は兄の魂のままで市長の息子を演じてきた・・・そんな入り組んだ役どころで、その事実を露にするときの目の色の変遷とビフォアーアフターの違いが素晴らしすぎて、さすが川口くんだなとゾクゾクしてしまいました。この大舞台で確実に一番実力を発揮できる役で、キラキラと輝いていた彼を観ていて、ファンとして誇らしくて涙してしまいました。これからもどんどんチケット代が高くなっちゃうんだろうな・・・嬉しい悲鳴。

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