満足度★★★★
臨場感ハンパねえ~
開場して劇場内に入ってみると,囲み舞台,ルデコの狭い空間の中にホント狭い空間があるだけで,その周りに椅子が配置されている。そして,その椅子のいくつかには×印が。芝居が始まると,やはり×印に役者さんが着席して,物語は進んでいく。近い!すぐそばで迫真の演技が行われていく。ハコが小さいと伝わるものも多く感じるというか,なんか圧倒されていく。5つの物語は,説明にもあるとおり実験ではあるが,それぞれ十分芝居として成立していると思う。面白い,満足できる内容。ただ・・・(ネタバレに記載)。あと,女優さんは凄く美しく(注:Nさんを除く。Nさん,ごめんなさい。でも,Nさんは好きな役者さんです。),真近でみる彼女たちの美しさ(もちろん,演技も素晴らしいものでしたが)には感動ものです。
満足度★★★★
面白かったよ
実際にあった事件の公判記録からテキストを起こしての芝居。公判で被告や検察官らが話したことを役者がしゃべる。圧倒的にアキバと木嶋佳苗が面白い。だって、リアルだから。佳苗のことは公判記録がいくつか出版されてるけど、まだこんなネタがあったのね。なんぼでもでてくるんだろうなあ。短編にするのが惜しいよ。アキバの加藤くんのは、知らなかったなあ。あんな親だったとは!やっぱ、この芝居の試みは、知り得ない情報に接する機会を与えられた、という点が一番じゃなかろうか。文字で読むより、リアルだしね。まあ、役者の力量には差があったけど。
満足度★★★★
面白い企画
とても面白い企画だと思った。
ただ、実際の裁判記録に基づいた実験公演と銘打っていたので、ポストドラマ/ドキュメンタリー演劇のような、一般的な演劇を解体するような試みかと期待していたが、芝居自体は極めて正攻法の芝居だった。
それでも、逆から言えば、特殊な試みなれど、一つの芝居としてよくできていたという言い方もできる。
物語としては、、、