ゴドーを待ちながらを待ちながら 公演情報 ゴドーを待ちながらを待ちながら」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
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  • 満足度★★★★

    バックステージもののお手本のような快作
    序盤で小劇場系や最近の流行りの小ネタで笑わせて引き込み、表現の自由への規制や政治的無関心(今回附加された部分とのこと)などもチクリと刺してから王道である「ピンチ脱出」に持って行くというバックステージもののお手本のような快作。

  • 満足度★★★★

    トツゲキらしさ満載!
    何だか,ごたごたしたり,混沌...こんなのがトツゲキらしい。笑わせるところも沢山ありますが,上手く収めてしまう!PMCのサイショさんも利いてました。ますます,期待大です!!!

  • 満足度★★★★

    人によってはイタイか
    前半、小劇場の裏側あるある(小劇場をわりと観てる人にはよく知ってる部分ではあるが)を自虐的に描きながら、中盤以降、ある法律の危険性を訴えかけ、そして小劇場と言うか役者が抱える問題に鋭く切り込んでいる。切り込み方、そして見せ方はなかなか上手く(まあイタイと感じる人はいると思うがww)、楽しめそして面白かった。

  • 満足度★★★★★

    それでもボクらはカンゲキを!
    珍しく人を誘っていったのですが、当たりでした。
    全員、観れるものならもう一度観たいと自然に感想が出てきていました。
    そんな芝居。

    ネタバレBOX

    こちらの芝居は前回の「笑うゼットン」から2回目でしかありませんが、大好きな劇団だ。
    と言いたい。
    「お客さんに楽しんで貰いたい」それが本当に良く滲み出ている団体だと思う。
    作り手側からしたら当たり前なのかもしれないが。

    勿論、芝居が面白いから観に行くのですが、自分は内容とは別に前後の対応であったりが非常に気になる性質です。
    例えば劇評の5段階なんて、実は★1つ分くらいは簡単に芝居以外の部分で上下します。
    「芝居だけ面白ければいいんだ」と思ってる演劇人がいたら「お前のところの芝居が面白いわけが無い」と何度でも言ってやる。
    なのでね、その姿勢を思うとやはり大好きなんですよ。
    絞り出す様に言っていた「お客さんに楽しんで貰うために」はフィクションではないはず。


    これも芝居として当たり前の事なのかもしれませんが、話している人物、以外の人物を観ていても楽しい。
    割と自分は芝居部分は小難しく観れないのですが、「人物として活きているか」
    こちらの芝居を観る様になってから少し意識しだす様になったかなと思います。
  • 満足度★★★★

    普段観ているものの裏側
    私はあくまで演劇関係者ではないため、実際のバックステージがどういった感じなのかはわからないのですが、
    役者に皆さんが自然な感じで演技をされていたため、本当にこんな感じで演劇が作られているんではないかと感じることが出来ました。

    『ゴドーを待ちながら』を観ていなくてもわかるように作られていましたし、
    演劇関係者じゃない人が観てもとても楽しめる芝居だったと思います。

    ネタバレBOX

    初演ではいなかったという神田ですが、
    役所の検閲によって許可されないと公演が打てないという近未来部分は、
    今回描きたかった大きなテーマのひとつかと思います。
    ですが、それによって詰め込みすぎになってしまっている感じも少しありました。

    ただ、サイショモンドダスト★さん演じる神田は凄く良いキャラでした。(笑)
  • 満足度★★★★★

    皆が主役!
    非常に興味深く観ることが出来ました。(私はコメディとは思っていません)
    役者さんたちの芝居の稽古や生活の実態が少なからず垣間見られたと思います。娘に50歳過ぎてアルバイトでもお父さんの役者姿観たいなんて言われたら、泣きますよ、ホント!
    そんな湿っぽくなった所で、嬉しい出来事に話が変わり、一人浮いていた役者のの泉や検閲の神田も本当の姿を見せ始める。
    そして何より、全ての配役にそれなりのスポットがあたるように作られて皆が主役になっているように受け取れ、とても良くできた脚本、演出だと思いました。
    皆さん声もよく芝居上手かったです。前田綾香さんと佐竹リサさん特に印象的です。

  • 満足度★★★★★

    軽快でテンポのいい笑い!
    全体通して雰囲気がとても良かったです。
    小劇場の裏側的な物語なのですが、とてもリアルに仕上がってて関係してる人は「ああ〜っ!あるある!(笑)」とほくそ笑む瞬間がたくさんありました。

    小劇場好き、そして演劇経験•関係者の方には特にオススメです!
    めちゃくちゃ笑えます。
    役者陣のオフ状態の雰囲気が楽しめます。

  • 満足度★★★★

    実によかったです
    単なるバックステージ・コメディにあらず。小劇団の内実が丁寧に描かれていて、とてもリアルに感じます。問題提起の意味もあるのかな。解決策はわかんないけど。登場人物たちも皆生き生きとして、楽しい時間を過ごせました。

  • 満足度★★★★★

    楽しい舞台
    近未来設定とかはいらなかったと思うけど、楽しくて面白い作品だったですね。観た回は後半役者さんたちのセリフがグダグタになってたのは残念。

  • 満足度★★★★★

    原作ゴドーを知らない人にも楽しめる内容でした。
    原作のゴドーを元ネタにはしていますが、原作をまったく知らない人にもちゃんと楽しめる内容となってました◎

    また、役者さんひとりひとりが、場の空気を変えるだけの力をちゃんと持っており、話全体でも楽しめましたし、特定の役者さんにフォーカスしながら観てもちゃんと楽しめました。

    ネタバレBOX

    ラスト近く、結婚祝いで場が盛り上がっているところに、検閲官が、敢えて場の空気をよまずに「僕はねぇ、こういうなぁなぁな空気がキライなんですよ!!」と空気を変えたところの流れは個人的に好みだった。最後はちゃんと「いい舞台をつくろう」という流れに持っていったのは良かったと思います。
  • 満足度★★★★★

    ボーッとしていると明日は我が身
    演劇界全体に関わるとんでもない前提がありました。

    ネタバレBOX

    ゴドーを待ちながらをミュージカルで演る予定が、一部分しか台本が来ない状況で作家とも連絡が取れずやきもきする劇団員たちの話。

    作家は待っても待っても来ないゴドーを待つ気持ちを劇団員たちに味あわせようとしただけのようでした。遅筆ならいざ知らず、作品を完成させる意図が無かったとしたら、そりゃ悪質な契約違反です。

    それよりも問題なのは憲法改正でした。おおー近未来の話だったとは。

    演劇の公演には検閲が必要となり、検閲を通った台本に忠実にやることが求められるようになっていました。とにかく台本が無ければ話になりません。ベケットのオリジナルを演ることも検討しましたが、結局、台本の一部を練習しながら様々な騒動に出くわした正にこの数日間を描いたストーリーにして、なおかつ検閲の要らない発表会ということで乗り切ることにしました。

    で、最初の靴がなかなか脱げないシーンに戻って終わりましたが、女性劇団員が舞台を横断するところも演じて、如何にも繰り返しだと印象付けるとともに笑いも入れて終わらせてほしかったです。

    客演の女優さんと劇団員の男優さんの親密度の変化も見ものでした。

    そして、政治に関心を持とう、選挙に行こう、国民投票にも行こうということです。ボーッとしていると勝手に進められてしまいます。明日は我が身です。
  • 満足度

    絶句
    「ゴドーを待ちながら」を、どうすれば深く読み込めるかはわからない。
    わからなさを糧としてもがき苦しむことで、先人たちは様々な日本語の名作不条理劇を作ってきた。
    そんなゴドーを、浅く読んだらどうなるか、よくわかった。
    タイトルの言葉遊び(つまらない)を成立させるためだけに、ゴドーをネタにしたのか?
    「朝日のような夕陽をつれて」みたいに、ゴドー待ちというモチーフは名作を生んだものだけど、これは違う。
    「ゴドーを待ちながら」をなぜタイトルに借用したのか、その意味がよくわかるような感想を、どなたか書いてください。

  • 満足度★★★★★

    それでもボクらはエンゲキを!
    初見でした。「ゴドーを待ちながら」も全然知らずに観に行ったのですが、面白かった!ホントに劇団が練習している所に見学に行って、なんか色々起こっているのを観ている気分になりました。

    ネタバレBOX

    「はい、始めまーす」って最初、こんな始まり方あるんだってビックリしたけどこれがホントに劇団が練習している所を観ている感じを出してた気がする。
    ダンスも良かったけど舞監の鈴木さんが、代役なのに歌が上手いのも良かった。
    「ゴドーを待ちながら」全然知らなかったけど、劇中でこんな話って説明してくれるからなるほどーって思いながら聞いてました。
    ゆるーい感じだったのにみんな実は熱い思いを秘めていて、でもいろいろ葛藤とかあってラストでそれを吹っ切ってみんなで演劇やろうって。こういうの好きです!それぞれのキャラクターもいいし、楽しかったです。

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