公演情報
「遺体はまだ発見されておらず、」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/09/21 (月) 14:00
犯罪絡みではないのにクライムサスペンスのような緊張感のあるシリアスな短編2編+α、キヲテラエの新境地?
1編目の「檻秘め」はとある芝居(一応伏せる)に出てきた「失踪宣告」という用語/状況に想を得たものだそうで高校時代に行方をくらました母について失踪宣告するか逡巡する主人公の想いが切実。
続いての「地糊」は藝術大学構内で小判の「落とし物」が頻発し、という状況から始まる話で、詐欺目的で偽物を作る事と文化財研究でレプリカを作る事の違いは何か?などと思索を巡らす。この発想が絶妙だね。
なお、先日たすいちで「まさかのキャラ(笑)」を演じた廉さんは「本来の」クールなキャラで物足りなさを感じたり感じなかったり。たすいちってばなんて罪深い事をやったんだ!(爆)
その後の「黒白」は1編目の後日譚あるいはスピンオフ的な短編で「あー、上手く締めくくったな」な印象。
各編の着想とその構成が見事だったな。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/09/22 (火) 13:00
緻密な会話劇で定評のある劇団の新作は、ミステリー仕立ての短編3話。面白い。前説3分、38分、31分、15分。
1話『檻秘め』は、行方不明だった母の失踪宣告をするかで悩む22歳が知った真相は…、の物語。2話『地糊』は、藝大で名画や文化財などのレプリカを作るセクションが知った、「落ちていた小判」の真相。3話『黒白』は、1話で登場したNPO職員が悩む物語。タイトルに反して死体の話は出て来ないが、巧妙で不思議な感触の3話だった。2話に登場の藤真廉の目力に圧倒される。
実演鑑賞
満足度★★★
①シンママの姉の家を訪ねた弟(羽田敬之〈としゆき〉氏)。インターフォンが壊れているのか鳴らない。姉の娘(宮崎葵さん)に電話をすると郵便ポストに鍵が置いてあると教えてくれる。ポストを探ると封筒があり、その中に手紙と鍵。手紙に目を通すと表情が引き攣る。こうして7年前、15歳、高1の娘を残して姉は失踪した。
行方不明者を捜索し残された家族の相談に乗るNPO法人・支援団体が存在する。
相談員の木山りおさんと橋本結衣さん。
失踪した姉が最後に訪れた新宿の占い師、成田愛美(まなみ)さん。
②重要文化財を3Dスキャナーと3Dプリンターで複製し、可能な限り研究員が精査、制作当時のクオリティを再現するクローン文化財プロジェクト。東京藝術大学が開発、制作の指揮を執っている。本物と全く同じ素材、絵具を使い、専門職員が手作業で仕上げる拘り。高度な技術の為、外部に流出させないよう徹底的に管理されている。だが最近、江戸時代の小判が藝大内に落ちている事件が多発。鑑定の末、まずクローン文化財であろうと判断。誰が一体何の為に金や手間暇を掛けてこんな悪戯をしているのか?その目的は?
COI(センター・オブ・イノベーション)拠点職員の能見千秋氏、寺園七海さん、現役藝大院生の仮名ヱ薫さん。寺園七海さんの先輩の古物商、藤真廉さん。