モスクワ・モスキート 公演情報 モスクワ・モスキート」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    ロシアが舞台
    ロシアを舞台にするとこうなるのかという感じでした。

    ネタバレBOX

    ソ連の没落貴族ならぬ没落反主流派の末路を描いた物語。

    肋骨レコードを取り扱うのは命懸けと言う割には、一家の没落の原因はスターリンの死去に伴う派閥争いの結果のようでしたし、人民を監視する組織の人も肋骨レコードを平然と保有していて子どもに秘密だよと言う程度の緊張感の無さに、史実がどうだったかは別にして、恣意的な取り締まりが行われていたことが分かりました。

    即ち普段は大目に見ておいて、限度を超したり、気に入らないことがあるとそれを以って厳罰に処すという嫌な社会だったということでした。

    上流階級の人たちの驕りやラストのモスクワを発つシーンは如何にもロシア風でした。
  • 満足度★★★

    まとまって
    最初のシーンはまとまっていて、素敵な舞台でした。
    しっかりお稽古されているようで、見応えもありました。
    が、肝心なストーリーに入ると役者さんたちのキャラが立ちすぎて、キャラ自体がコントになってしまっているような。。。
    残念に思ったのはわたくしだけでしょうか。。。
    演出、物語は面白かったのに。
    団体種目で上位入賞。個人種目で最下位。といったところでしょうか…

    申し訳ありませんが。。。

  • 満足度★★★★

    ロシアが匂う!
    ロシアの匂いが漂ってました。
    映画「ドクトルジバコ」を学生時代に観て以来、興味がある国のひとつです。
    今回は第二次世界大戦時の話ですが、ここでも内偵者、共産的な事柄が描かれていてたいへん興味深く観ることが出来ました。衣装素晴らしかったです。
    ロシア民謡は本当にあの凍てつく大地を感じさせますよね。しかも一度聞くと耳から離れないメロディ多く時折CDを聞きます。(勿論 冬にね!)

  • 満足度★★★★

    熱くて
    良かったです!モスクワが舞台だし難しいストーリーなのかな?と思っていましたが、そんな事は杞憂でした。役者さん達の熱い演技もあり、どんどんストーリーに惹きこまれました。シリアスな内容の中に、ほっと出来るような笑いがあった所も良かったです。役者さんは皆、日本人顔(?)でしたが、衣裳や雰囲気がロシアっぽい感じで、違和感がありませんでした。とても面白かったです!

  • 満足度★★★★

    キャラの良さが際立っていた!
    知っている方が客演だったので、初めてこちらの芝居を観させていただきました。脚本・演出の如月さんのファンも多かったのか、冒頭のあいさつでも拍手が。
    だが俺はそんなことには騙されないぞと思い、観劇・・・

    舞台が海外だと人物名も覚えにくく、難しいのかなと思ったらそんなこともなく、
    ちらほらと入るギャグに笑い、当時の旧ソはこんな感じだったのかなと想いをはせつつその内容に入りこむことができました。

    何より登場人物のキャラがよく立っている!それぞれの生まれや立場、今の想いと行動理由などがしっかりしているのか、とても自然に見えました。
    正直客演の方がいなくても、次の公演を観たいと思いました。

    ネタバレBOX

    残念ながら惜しいのが、タチアナ役の滑舌。
    彼女はサ行を話す時、舌先を歯の裏に当ててしゃべってませんか?そこじゃなく、舌の中央部分を歯の裏にあてて「スー」と息を出しつつ母音を乗せるともっと綺麗に出るはずです。
    演技は熱が入ってたし良かったのに、滑舌のせいで損をしてます。頑張って克服して欲しい!

    また個人的に、特に目を惹かれたのがリュドミラとステンカ母子。リュドミラの表情がとても豊かでどうしても目がいってしまう。ステンカも使用人としての辛さなどが特にクライマックスで爆発するところも良かったし、所々兵士役で演じられていたところも良かった。
    ミリーとヴェラ?の冒頭のかけあいはアクションがオーバーかなと思ったけど、それも笑いのひとつにしているんだろうと勝手に納得。面白かったです。

    最後にこれは前のほうに座った人が感じたのではないかと思うこと。
    ムービー再生の時、スクリーンがステージ前なのでかなり上を向かないと映像がよく見えませんでした。
    初日は満席だったので周りもせまく、ちょっとつらかったです。

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