マルスフィクション 公演情報 マルスフィクション」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★

    コメディ色はいつもより弱かったが
    いつもよりコメディ色は弱い感じだったが、信念や正しいと信じてるキャラ達のぶつかり合いは、コメディ色が弱い分より力強く感じた。ただ、一部のキャラ達は、真実を知って行動してるのに、ちょっと心変わりが急過ぎる感はあったかな。
    もう少しそこら辺の物語を見せてもよかった気もしたが。まあ、いつもと少し違ったが面白かった。

  • 満足度★★★★

    正直者は存在するか?
    公演終了からだいぶ日も経ってしまいましたが、自分も観て来ました。
    初演と千秋楽の2回です。

    投稿タイトルに対しての個人的解答は「世の中こんな物」。
    人類すべてが聖人君子になんぞなれません。
     「正義」という言葉は人に愛されるけれども、それは抽象的だから。
    劇中詳細は語られなかったが、移民局が「地球の人口問題解決の為」とかで移民を奨励しているのなら、人類全体にとってそれは「正義」で、多少のフェイクは必要悪だろうが、
    真実を明らかにしたい人にとっては、真実こそが「正義」であり、その必要悪さえ許容できず、ただ自分の信じる「正義」に向かって進む。

    以下、ネタばれボックスにて―

    ネタバレBOX

     劇中「真実のヒロイン」と呼称された米崎さんを含め、ほぼ全員が自身・或いは他者を騙していて、正直者が居ないな…と思いました、彼女は同行していた人を騙して来た(本人が嫌う「真実」に反して)わけですから。

     2度見た所感として、女性の役者方々の攻撃行動(蹴りツッコミや平手打ち)が弱いと感じたこと
     冒頭のアレに「うーわー」と思った事(現実のTVであんなモノが放映されたら、自分は間違いなく疑います。信じる人達がいたらむしろそれが信じられない)
     ハマさんの扱いが全体的に粗雑で哀れだと思った事(ドットコメットさんの公演はこれまでに3~4回見てきていますが、だいたい誰かしら哀れな役がいますよね)
     
     特に印象に残ったのは“ワルキューレ”米崎が放送中に乱入する前後。
    彼女は舞台前面で茶番が繰り広げられている間、後ろで耐えているのですが、ついに耐えかねて乱入&暴露!スポットの当たる状況でなくてもちゃんと細かい演技が出来ると言うのは素晴らしい事と思います。

     それから劇中「どうやってここが火星でないか」を証明するシーンが面白かったですね。共同生活をしてきただけあって、互いの手の内を読み、いかに相手を出し抜くかの攻防は観ていてに興味をひかれました。
     ただ…外乱で発覚するのはいいのですが、手立てとしてはチープかと。折角全員が地球にいるのですから、爆走ハーレー軍団の様な無理のあるやり方より(電波発信源の逆探知をしてさえ、あの時間では絶対的に足りない)、地球の感覚なら誰も気にとめない様な些細な手のほうが意外性があって良かったと思います。
    劇中の冒頭で会話に出ていた「鳥の巣」が映るだけで、火星でないと信じさせるのは充分なんですから。

     ストーリーに若干の無理は感じましたが、個人的には観劇から「何を考えさせられるか」が重要なので、その意味では良い内容でした。
  • 満足度★★★

    ストーリーの組み立てはおもしろい
    狙い過ぎなのか力み過ぎなのか?本のメッセージはものすごく感じたけど、何か物足りなかったです。説明的なセリフが多かったのかなぁ?
    でも、ストーリーの組み立てはとても面白く、いろいろ考えさせられるお話でした。小説とか映画化とかしたらものすごくおもしろそう。

  • 満足度★★★★

    笑える攻防線
    多少無理目な設定もありましたが、捏造劇をめぐる攻防戦なかなかに楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    2回目観て来ました☆
    リピーターしてきました〜o(^▽^)o
    1回目だけでも面白かったけど、2回目は更に細かい所が観れて、より皆さんの拘りが感じられて、とっても面白かったです♪

    客演の方々含め皆さん色々な方向にめちゃめちゃ個性的で、普通に考えたら噛み合わないのかも?って思うのですが、絶妙に調和しているのが凄いなあって思います!ドッコメマジックですね☆

    設定とか状況とかが難しいのかな?と最初はちょこっと思っていたのですが全然大丈夫でしたし、ドッコメワールドに巻き込まれて行く感じとグルーヴ感は、今回も観ていてとっても心地良かったです♪
    今回も楽しい時間をありがとうございました\(^o^)/

    今日明日で終わりなので、気になる方はぜひ行かれてみてはいかがでしょうか♪
    ネタバレについては、公演が終わってから書くかもです☆(*^o^*)☆

  • 満足度★★★

    遠い世界のおはなしでした
    いちばん前で観たんですが、鼓膜破れるかと思いました。

    放送時の、説明とか、理屈とか、そういうのが小難しくてよくわかりませんでした。

    ネタバレBOX

    なんかちょっとむかつく話でした。自分たちの都合しか考えてないっていう。
    騙されて火星に行ってしまって苦労しているだろう人たちの立場は?

    騙してる人たちを守るために、騙し続けるってのは、詭弁に思えるんですが。どうなんだろう。
    みんな、変な人にしか見えなかったよ。

    いい仕事があるって女性を騙して、むりやり従軍慰安婦にさせられたっていう昔の話を連想しました。騙した広報を守るために、多数の女性を不幸に陥れ続けるみたいなもの、というか。そしてそれが正当化されていっていう。

  • 満足度★★★★

    火星放浪記
    エリーさんは有森也実さんに似てらっしゃいました。

    ネタバレBOX

    火星からの中継が嘘という内部告発発言は音声が途切れたりする手法でごまかせましたが、最終的にはハーレーダビッドソンのツーリングが映り込んだことでバレてしまいました。しかし、先ずは話題になったことで政府からの追求を免れ、次に検証番組でもう一度盛り上げ、さらにこれからも毎年追跡検証番組を作ることで移住喚起を図るという移民局のしたたかさはお見事でした。

    移民局が最初に打ち上げたロケットは不備があって飛行士を降ろしてとりあえず飛ばすだけ飛ばして失敗したということでしたが、その後のロケットで移住希望者は火星に行っているわけですから、火星における何がしかの日常生活の情報が例えばドットマルスのドメインを持つ移住者からインターネットを通して地球の人にあまねく届いていても良さそうなものなのに、その気配が全く感じられなかったのは腑に落ちませんでした。もし政府が火星からの情報発信を統制しているとしたら、その事自体が移住を躊躇させる要因になり、宣伝番組を作る以前の問題のように思えます。

    この番組に携わっていた人たちは皆ストレスを抱えていました。その中でも目一杯働いて休日を南の島で過ごすのが生き甲斐の女性が、本件の騒動で南の島に左遷させられることになった途端、秘密を守ることで溜まっていたストレスが一気に無くなり、南の島へ行く必要が無くなったというオチは素晴らしかったです。
  • 満足度★★★★

    けっこう定番化した話を上手にまとめていました
    火星の状況説明が作中では今ひとつであり。
    ちと、のめり込み難い感じはしたのですが、
    全体的な謎解き要素や騙しあい的な要素が楽しめました。

    (1時間40分)

    ネタバレBOX

    「宇宙で1番ワガママな星」(後)とか「カプリコン・1」(先)ですねー

    地球上での人口爆発が切迫しての火星移住計画推進というプランが劇中では詳しく語られず=番組制作の必要性が今ひとつ感ありました。

    番組がグルになってカップルの輪を循環させるところは、
    韓流や米国のソープドラマ風で、演技もそれらしいワザとらしさが受けました。
  • 素晴らしい公演
    私が最近観た公演(20〜30本)の中ではおそらくNo1だと思う。
    特に脚本が良い。登場人物すべてが何らかの意思を持って行動し、台詞も含蓄があったりする(ストーリー自体はコメディです)。
    役者さんも皆さん好演だった。特に印象に残ったのは、上手さでは律子役のエリーさん、個性では広夢役の原野さん、香役の岩井さん、など。
    私は基本的には辛口なのだが、この公演に関しては目立った問題点は感じなかった(もちろん、私が気付かなかった欠点はあると思うし、今以上に長所を伸ばす余地もいくらでもあるとも思う)。
    感動のあまり泣いてしまうような話ではないが、素直に「面白かったなー」と思える話です。そういう話が好きな人はぜひ観に行ってください。

  • なんだか、
    疲れ果てました・・・・・。あまりの声の大きさに。初めのうちは中継されていることを意識している、という設定なんだなと理解していましたが、普通の会話に戻っても同じトーン。何で?いまどき珍しい。この小さなスタジオで徹頭徹尾大声でやられると、拷問に近い。面白い設定でしたが、内容が頭に入って来ない~。確かアメリカでこういう風に24時間私生活を放送するという番組がありましたね。

    ネタバレBOX

    ずっと考えていたのは、マスコミの罪、ということでした。第二次世界大戦後、日本の棄民政策で騙されて南米に骨を埋めた無数の人々。すみません、垣根涼介の「ワイルド・ソウル」読んだばかりだったので。でもそれほどのシリアスさも罪悪感も無く、ちょっとした人間ドラマになっている。こういう切り口もありだと思います。でも、何であの声量?中継中と普段の会話との違いがあれば劇全体にメリハリが出て解り易く、観やすかったかと思います。
  • 満足度★★★★★

    初日観て来ました☆
    今回も期待を裏切らない面白さでした〜o(^▽^)o
    相変わらずの凝った脚本、役者の皆様の熱い演技!
    楽しい時間を過ごさせて頂きました☆
    色々語りたいですが、リピーターしちゃうので、もう一度観に行ってから色々感想をお話させて頂きたいと思います〜♪
    次回も楽しみにしていますっ!

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