ラブイデオロギーは突然に〈劇場版〉 公演情報 ラブイデオロギーは突然に〈劇場版〉」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-1件 / 1件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2026/08/08 (土) 15:00

    劇団だるめしあん『ラブイデオロギーは突然に<劇場版> 』甘組回 作/演出 坂本鈴さん @座・高円寺1
    8月8日に吉祥寺シアターでの木ノ下歌舞伎『心中天の網島 アクセシビリティ版』とのはしごで拝見。この日は幸せのはしごでした!

    感想第1弾
    観てきた!
    とりあえず三言!
    全人類見るべし!
    2年前のアトリエ春風舎から座・高円寺1に場を移してパワーアップ!
    超絶素晴らしかったぜ!

    改めての感想
    2年前のアトリエ春風舎での初演を拝見して、その年のベストに挙げた作品。今年もベスト入り確定!
    90分で演者が6人だったのが、120分で9人に。増えた演者が何を担うのか、ネタばれになるから話せないけど話したいよ 笑。劇場に入ると、おっ!アトリエ春風舎と違って横への拡がりがある舞台美術が目に入る。座・高円寺1が活かされていた。
    上演は予想を遥かに超えた。アトリエ春風舎で拝見した上演作品が頭にあるが、前述の舞台美術と増えた出演者の受け持つ役割が活きている。桜子を演じる陽向さと子さんはあざとさをしっかりと、かつ美麗に醸し出し、田実陽子さんと小泉まきさんは物語の根幹部分をしっかり担い、増えた演者にその部分は全面的に委ねるのかと思っていたけど、さにあらずの新システムが採用され、小林桃香さんと榊原あみさんと重なったり、2人は新しい部分の役割をしっかりと請け負う。そこも大いに機能していた。
    男性パートもダンス パートも担いながらしっかりと女性パートの起点となっていた。最後の世界のフニャフニャのシーンはアトリエ春風舎の方が受け取りやすかったかと思うのだけど、ちょっと自信が無い。そこまでの記憶がある訳ではないけど、大きく動かされるものが在った様に思う。勘違いかも知れないけど....。
    物語の根幹を成す、これまでの男社会への痛烈な批判の部分については、↓↓↓初演の感想を転記します。

    2年前にアトリエ春風舎で拝見した時の感想です。
    『ガチゲキ!!復活前年祭』劇団だるめしあん『ラブイデオロギーは突然に』ネタバレ編 もう一度観たくなって2回目
    以下題名とは関係無くネタばれを含みます(1回目の感想と重複あり)
    見事な構成、展開に脱帽。 異世界転生/タイムスリップし高校生になってしまった中年女性二人が、20年前での塾講師の女性の高校生達へのセクシャルハラスメントや家庭内暴力に対し、現在のハラスメントの尺度をあてはめ、先生/お父さん!それはいけないんだよと、過去のモラルレベルの教師/父親に、問題点を指摘し、20年経っても過去と左程変わってない今のレベルや、当時は問題とすら思っていなかったことを無理なく浮き上がらせる。その構成/設定が見事だった。話の展開もしっかり組み込まれていてグイグイと引き摺り込まれる
    異世界に来て制服姿の高校生となっているけど、中年女性二人の意識はそのまま残っていて、そこには無理なく見れるのだけど、この二人の女性高校生を演じる小泉まきさんと田実陽子さんが良いんです。そしてもうお一人、見ている観客がこそばゆくなってしまう、でも、そこを突き抜ける演技で、大人がヒロインの女性の高校生を演じ切っている陽向さとこさんの、例えば腕を 45度下に真っ直ぐ下げ、手首で折り返し、手のひらを床に水平にするキャピキャビした仕草や、その姿勢でくるくるッと回る姿を含む(←言語化は無理なのでみんな見てくれ!)(許可をいただき、映像をお借りしました!3枚目の仕草の映像)、キラキラっとした女子を演じる演技が突き抜けていて、小気味良く、素晴らしかった。不良男性高校生を演じた勝沼 優さんもキラキラした不良が正味の不良で、気恥かしくなった(笑)
    高校/高校生と言えば、リアルな高校生の演劇の全国大会で、8月1日に上演された都立千早高校の『ちんぷんかんぷんぷん』で、部員の体験をオムニバス形式で上演したのだけど、兄が布団に入ってくることに笑いが起こる客席という状況であったことがあったけど、20年経って意識の在り方は当時と変わっていない
    で、本題に戻ります、大傑作です!作/演出 坂本 鈴 劇団だるめしあん『ラブイデオロギーは突然に』ブラボー!

このページのQRコードです。

拡大