第46回台東薪能 公演情報 第46回台東薪能」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    「『隅田川』と『小鍛冶』」


     今年で46回を数える浅草寺の薪能は、台風の影響で浅草公会堂での開催となった。

    ネタバレBOX

     前半の「隅田川」は、子どもをさらわれた女性(坂真太郎)が隅田川の河原を物狂いの様相で歩いているときに村人から真実を教わる悲劇を描く。物狂いの心持ちを短い所作で描く演出「彩色」ということで狂女の描き方は割合に淡白だが、右手を面に当てた所作に深い悲しみが出た。

     後半の「小鍛冶」は一条天皇の勅使が三條宗近(舘田善博)に御剣を打つようにとの要望に慄き氏神に祈願すると、不思議な童子(観世喜正)が出てきて剣の故事を語る、それが実は稲荷明神の狐の霊だったということが分かる、という伝承を舞台化したものである。観世喜正は後ジテで右手に持った刀をかざしながら足拍子を踏むあたりの異形の様子が躍動的であった。

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