☆「2つの嘘と3つの夢とハリウッド」☆ 公演情報 ☆「2つの嘘と3つの夢とハリウッド」☆」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    そこはハリウッド?
    舞台上で飛び交う英語、新鮮でした! 休憩はなくてもよかったかもしれないですね!?

    ネタバレBOX

    マユミの二面性をもう少し描いたら、もっとサスペンス色も出て来たように感じました。
  • 満足度★★★★

    スウィート☆サスペンス
    LAでルームシェアーする人々の日々と迫りくる恐怖を描くドラマ。外国人の役者さんも出演し、英語の台詞も多く、セットもアメリカンテイストで、お客さんの多くも外国人、と日本に居ながら海外気分を満喫。他の劇団からは感じたことのない空気感に包まれて、観ているうちに気持ちがカリフォルニアに飛んで行きました!シーンごとにかわる衣装はかなり思いきったモノもあってGood!ギターの演奏も雰囲気作りに一役買っていました。終盤のサスペンスはとてもスリリングな展開でドキドキ。でもなんだか心があったかくなるラストでした。 開演前や休憩時にセットの一部を使ってビールとワインを販売するサービスも洒落れていて良かったです。楽しかった! 

  • 満足度★★★★

    情況証拠
     ハリウッドで一旗あげたいミュージシャン志望のジュン、女優志望のアリスがシェアしている住居に3人目の入居希望者が現れた。名前は、マユミ。フラワーアレンジメントがしたいという。(6.29追記)

    ネタバレBOX

     マユミはずっと4つ違いの姉と暮らして来た。施設を出た後も、姉は妹の為に一所懸命働き、大学まで出してくれたのであった。その姉が亡くなった後、彼女は、ハリウッド近郊のこのアパートに移り住んできたわけであるが、どういうわけかいつになってもフラワーアレンジメントの学校に通うようには見えない。一方、ジュンもアリスも一旗揚げようとやってきた身、チャンスを掴む為なら何でもやる、と威勢がいい。だが、ハリウッドのスター達にしてみれば、こんなタイプこそ、ごろごろしているので、歯牙にもかけない。逆に、一見おっとりしているが、人形のような顔立ちで小さい、控えめでちょっと田舎びたマユミは、魅力的に映る。「源氏物語」の“雨夜の品定め”の風情にも似ていようか。何れにせよ、マユミは、もてる。その結果、LAに着いて間もなくビッグに私邸へ誘われ、危ない目にも遭いそうになったがどうにか難を逃れた。
     当初、三人の借りているアパートの家賃が、抜群の立地、豪華な作りにも拘わらず、安いのか、理由を明かさない先住者2人であったが、オーナーのユウスケが、このアパートのリビングで死体となって発見された、というのが、その理由であった。ユウスケはITベンチャーの社長で、他の会社を吸収合併したりして大きくしていったので、恨みを買ったのではないかというのが、ルームメイト達の意見であった。だが、犯人は見付かっておらす、その後、ユウスケと関係のあった女性が彼と同じように針で刺されて亡くなる、という事件が報告されて、すわ嫉妬による変質的殺人鬼が犯人か、との憶測が流れ、それが、徐々に固定観念と化してゆく。そんな折も折、ユウスケ宛ての小包が届く。偶々、作曲、作詞の発想に行き詰まっていたジュンはマユミの日記を読んでおり、彼女がユウスケに恨みを抱いているらしいこと、届いた小包に書かれている文字と日記の文字とが極めて似ていることなどから、変質的殺人鬼はマユミだと勘違いしてしまう。丁度、同じ頃、アリスも付き合いのある男に連れられて行ったストリップバーで踊っているマユミを見てしまったこと、マユミが自分では、「日本料理店で働いている」と言っていたことなどが重なり、二人はマユミが犯人だと決めつけてパニックに陥ってしまうが。
     まだ公演が残っているので、後の部分は明かさない。実際に舞台を観て確認して欲しい。

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