満足度★★★
文豪気分
昭和の文豪になった気分でした。昭和の文豪はきっと若い頃、酒飲んでああでもないこうでもない、とバーで語っていたんだろうなというイメージがあるのですが、その中に迷い込んだ感じで面白いイベントでした。
言葉の森は深い
10月15日観劇
この日の出演は、矢野靖人、大友久志、田口アヤコ、川淵優子(出番順)
田口アヤコ担当の2編中1編のみテキストを持った朗読で、その他は全てテキストを覚えた上での一人語り。
「喋る」という行為を味わい、考察していきたい、という趣向で、各出演者の間に10分程度の歓談タイムが設けられている。会場はBarなので黙って飲むも良し、お隣さんと語るも良し。
自分に、何が響いて、何が響かないかを考察することは、相手を知ることであり自分を知ることでもある。そんな時間を楽しめる企画である。