劇団だるま座本公演「笑って死んでくれ」 公演情報 劇団だるま座本公演「笑って死んでくれ」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.5
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★

    長いかな
    開始時の演出や、ステージ横の座席を置いたりなど、面白い試みがたくさんありました(ギリギリに入場した自分は、危うく目の前の役者と一緒にステージ前の椅子に座るところでした(汗))。以前に見た時よりも広い舞台でしたが、うまく空間を使っていたと思います。ただ、他の方の意見と同じで、ちょっと長くてダレてしまった感じでした。

  • 満足度★★

    観劇の感想です.
    座高円寺、箱も大きくてきれいでとても楽しみでした。会場の雰囲気も広々と使ってあって座布団があるので落語もあるのだな!とまたまた楽しみに席に着きました.
    暑い毎日なので緩むと眠くなってしまいそうでしたが,案の定真ん中あたりは眠ってしまいました.私のせいですが,お芝居もすこしそんな感じでした.後半は面白く引き込まれてみれましたが,落語のシーンは今ひとつでした.

    ネタバレBOX

    初めて観た劇団さんだったので、何とも言えないですが,主演の男性以外は脇役みたいなバランスの悪さが気になりました.落語のシーンはもう少し本格的にやって欲しいです.
  • 満足度★★★

    ・・・
    多くの人が書いている感想と同感です。
    だるま座の魅力は感じられなかった。そして、非常に長く感じた。

    それでも、剣持さんの落語や中嶋ベンさんの出てきた部分など、
    部分的によかったところもあったことはあったが、、、

  • 満足度★★

    うーん。脚本が酷いのでしょう
    役者は全員、素晴らしいのに、こんなに面白くないのはなぜなのか?
    脚本のせいでしょう!ほんとは1だけど、役者さんに敬意を込めて2。

  • 満足度★★★★

    笑わし隊
     日本劇作家協会が、若手、中堅の劇作家のうち注目される作家をフューチャー、新世代の実力ある作家を支援し、紹介することに乗り出している。第一回の今年は、4人の作家作品が、座・高円寺1で上演されている。嶽本 あゆ美の「太平洋食堂」に始まった新しい劇作家シリーズの取りを飾る4本目は、相馬 杜宇の「笑って死んでくれ」である。実際に存在した“笑わし隊”の戦地慰問の様子を縦軸に、現代の一億総批評家と化し、何事も不信感という距離を置いてしか眺められない観客が同じ場所、同じ時間内に登場するが、笑わし隊メンバー、観客共に成仏できない魂である。(追記2013.8.22)

    ネタバレBOX

     笑わし隊のメインキャストを務める座長のモデルは柳家 金語楼である。だるま座は、今回、右傾化する現代の世相を戦中の“笑わし隊”を題材に採って描いた。演劇の本質を演劇的に描く為にはメタ化を必要とする。例えば、「ハムレット」で先王の簒奪を暴く為にハムレットが上演させた劇中劇のような構造だ。だるま座は、地域に根差す劇団である。その劇団が、下北公演を経、終に高円寺の、劇場規模で言えば中に当たる劇場での公演を初めて打った。その時、彼らの考えたメタレベルが今作で用いられている。それは、小劇場から大劇場迄基本的には通用する作品を通した現実の舞台化というメタ表現である。
     即ち、治安維持法などにより表現の自由を奪われた表現者を、今、現実に存在する高円寺1という劇場で描くこと。そのことで、現実の世相、現実の世を逆照射するメタ演劇と化しているのである。従って、当然のことながら、この演者たちだけで、舞台は完結しない。完結させるのは、観客とのコラボレーションである。
     この難題に応える為に今作で、劇作家は100冊以上の関連書籍を読み、あたう限り金語楼のビデオ、DVD等を見ている。当然のことだ。が、最近、メジャーでちやほやされる偽物は、この当然の作業をしていない。そんな偽物が、氾濫するので、本当に質の高い物が、分かり難いとされがちだ。偽物を評価するような視聴者は、己自身の虚しさと共にとっとと消え失せるべきである。芸能は、民衆が育てる。質の高低をきちんと評価する目を持った上で、様々に遊ぶのは良かろう。それもジョークの内である。然し、本質も掴めずにうだうだ分かったような事を抜かすのはお門違いというものである。作品自体が複雑で時代を超えている場合、毀誉褒貶は、無論ある。評価する側にスタンダードが存在しない以上当然だろう。だが、以下のような現実が進行中であることから目を逸らせてはなるまい。演劇もまた時代の鏡なのだから。
     (ここからはハンダラの意見である)未だ平和の残滓を残している現在、着々と馬鹿共(安倍、麻生、ポット出の石破、旧財閥系列、高級官僚など。当然、中曽根も含む)は、戦前からの一族郎党を潤す為の利権漁りをしている。(アメリカにすり寄ることで、それを実現してきた。)この作品は、そういうことまで深読みできるのだ。分からない観客は、もうちょっと勉強して欲しい! 実際、その為のプロパガンダは、進行中だ。その前提にあったのが、大阪高検公安部長の冤罪事件から、小沢一郎の無罪放免へ至る3年7カ月に及ぶ、潰しである。背景にアメリカが居ることも分からないと、この作品の意味する所が分からないのは、当然である。然し、この作品が、今、この劇団によって上演されたことの意味は歴史にとどめおきたいものだ。
  • 満足度★★★

    なんだか…
    観ている最中、正直「長いなぁ~」と思う時間がほとんどでした。でも終盤になって突然畳みかけるように色んなのが出てきたように感じます。
    今日はアフタートークがあったのでさらに物語に深みを感じました。
    今日の劇だけでは伝わり切ってない部分がたくさんあるような気がしました。
    台本も買って読んだのですが、役者のレベルとか考えてみてぜひ違う演出で観てみたいです。

  • 満足度★★

    とても
    凝った作りだとは思ったのですが、全体的にとりとめがなく冗長に感じてしまいました。。 あと、笑いがテーマ?ということでかなりハードルが上がっているところに、そもそもそのハードルを超えようとする意志のないシーンが続くことに少しストレスを感じてしまったかも。。 スイマセン。。 モデルとなった人物についての前提知識が多少なりともあればもっと楽しめたのかもしれませんね。。ハハ。。


  • 満足度★★★

    成仏できない…
    座・高円寺の企画、4人の新進劇作家シリーズ第4弾。
    当日パンフの中にあった劇作家座談会の中で、相馬氏が語る作品の趣旨が素晴らしく
    観劇後に読んでちょっとびっくりした。
    その思いが作品に上手く投影されていないことが残念。
    役者陣はよく応えているが、それだけに吸引力に欠ける作・演出が長く感じられた。

    ネタバレBOX

    劇場に入ると中央に丸い舞台がしつらえてあり、それを客席が三方から囲んでいる。
    丸舞台の周囲に役者さんが点在していて
    お笑い芸人として客いじりも入れつつ漫才(昔ながらの)みたいな物をやっている。
    それがこなれていないので何だか居心地が悪い。

    話は“成仏出来ない浮遊たち”の物語である。
    一方は“心から笑わなければ成仏出来ない”現代の浮遊たち、
    もう一方は“笑わせて満足しなければ成仏出来ない”慰問団「笑わし隊」の浮遊で、
    どちらも何とかしてとにかく成仏したいと躍起になるという話である。
    慰問団のリーダーの落語家(剣持直明)は、芸は下手だが顔が面白くて人気があった。
    彼は戦争中「笑わし隊」として中国へ慰問に行き、
    そこで死を目前にした兵隊たちが必死に笑ってくれた“ウケ”が忘れられない。
    あの快感をもう一度、と遮二無二芸を披露するが基本的に下手なので
    現代人の厳しいお笑いセンスにはなかなか届かず、どちらもなかなか成仏出来ない…。

    このあらすじがしばらく見えてこない前半が非常にもどかしい。
    “ヘタなギャグをかます芸人“の役だから面白くないのは当然なのだが
    浮遊たちも笑えなくて成仏できないけれど、観ている私たちも成仏出来ない。
    この笑えないパートが長くて興味を削がれてしまう。
    後半落語家の妻(松生綾美)や息子(青山伊津美)、
    それに戦地で彼のモノマネをしていたファンの兵隊(中嶋ベン)らが登場して
    ようやく物語が動き出した感じ。
    小屋番を演じるすだあきらさんが飄々とした味わいで面白かった。

    このモノマネをしていた兵隊は戦死して、
    落語家は軍から乞われて、彼の遺骨の前で落語を披露する。
    この“人生で一番悲しい落語だった”というエピソードなどは史実でもあり秀逸。
    現代人も慰問団も、“浮遊”している理由は“笑えない・笑わせられない”である。
    彼らの個々の人生がもっと深く描かれたら、作者が座談会で語っているように
    「笑いに乗り切れないために生きづらくなっている人」の悲哀が切実に描かれると思う。

    剣持さんは下手な芸人を演じることで、逆に上手さが際立っていたが
    2時間以上の長い舞台を支えたのは役者さんの力量だろう。
    このストーリーを少し違う台詞、演出、1時間半くらいで観たいと思った。
  • 満足度

    残念・・・
    正直言って、これまでに観ただるま座の中では最低の出来でした。序盤・中盤とダラダラと締まりのない芝居が続いて、観ているのが苦痛でしたね。終盤になってようやくらしさを取り戻したのが唯一の救い。一緒に観た人からも「ひどい」と言われ、「いつものだるま座はこんなものではないのですが・・・」と言い返すのが精一杯でした。次回作に期待します。

  • 満足度★★

    長すぎます。
    開演前に開演を待つわくわくする気持ちがが死んでくれました。

    ネタバレBOX

    役者さんは実力のある方ばかりでした。

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