Cracker x Jacks 公演情報 Cracker x Jacks」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    三人よればなんとやら。
    あらすじの通り、偶然出くわした三人組。
    つながるギミックと伏線
    話の流れは、突飛ではなく、繋がっていくことで納得できるし、痛快である。
    少し分かりやすいように思えたのは、考えすぎなのかもしれないですかね。

    ネタバレBOX

    個人的な感想になるが、期待しすぎていたせいか、
    少しもったいない気分がした。

    ひとりひとりの役が明確過ぎるのか、裏表で収まっていたからか、はじめのシーンを説明するかのような芝居になってしまっていた。
    この役者数なら、もう少し話をかきまぜても良かったように思う。
  • 満足度★★★★

    逆転に次ぐ逆転
     一流を自称している仲良し3人組。1人は、どんな金庫も数十秒以内に解錠、一人は、美術品など高級品の目利きに長け、残る1人はIT技術に長ける。この3人に別々の依頼主から、同じ邸を襲う案件が発注された。然し、そこは、フリーランスの盗みのプロである。何時何処で仕事をするかは互いに明かさない。いつも通り、ブラフを並べお決まりのジョークで漫才宜しく臍で茶を沸かしている。

    ネタバレBOX

     ところで、実際、仕事に入って見ると、3人が同じ邸、同じ時間帯に鉢合わせ、盗みの依頼は総て、由緒ある美術品や宝石、ダミーも置いてあるので、鑑定眼が必要である。無論、3人の中には、鑑定眼のある者は居る。従って真贋を見抜くのは容易い。然し、本物は4点、仲間は3人、美術品や宝石であるから分轄する訳にはゆかない。分け前で揉めることになった。
     だが、3人に依頼した者達を統括しているボスが居た。彼女は、依頼された3人の関係を良く知っており行動パターンを読んだ上で罠に掛けたのであった。その上、彼らに約束した報酬を払わずに済むよう、更に優秀と定評のある犯罪者を使って、3人に失敗をさせ、プロとして報酬を要求できないように仕組んだしなシナリオを練り、それに嵌めたのである。
     だが、一流を自任するだけのことはあった。警察に踏み込まれる寸前、依頼主に頼まれた対象は総て、元に戻し代わりに、頼まれてはいなかったが、邸の主が、秘密裏に隠しておいた現金を頂戴した。担当デカは、証拠不十分で容疑者をパイにせざるを得ず、上司から大目玉を喰らったばかりではない。当然、これから先の可能性の総てが潰えた。彼は、ボスに文句を言うが、後の祭り。ボスはボスで、最後に放った刺客を裏切ったことを悟られ、彼にも裏切られることとなった。
     その後、粋な出会いと同盟が成立するが、具体的な内容は観てのお楽しみだ。

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