根本宗子お祭り公演~バー公演がバーを飛び出した!~ 公演情報 根本宗子お祭り公演~バー公演がバーを飛び出した!~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★

    2作品観劇
    「改正、頑張ってるところ、涙もろいところ、あと全部。2013年初夏」と「はなちゃん」観劇。

    ネタバレBOX

    「改正、頑張ってるところ、涙もろいところ、あと全部。2013年初夏」は、バー公演でのギュッとした濃密さはさすがに薄れてたが、広い舞台であるが面白さは全く変わらず。ある意味すごいと言える。

    「はなちゃん」、くだらなさは他の作品と変わらなかったー(笑)。面白かったです。こちらは逆にバー公演で観てみたいです(笑)

  • 満足度★★★★

    オッサン率高すぎ!
     客席のオッサン率が異様に高い公演でした。
    特に、昼夜通し観の客のみが座れる前方指定席。俺も含め、根本宗子の追っかけみたいなオヤジ達がほとんどを占め、観劇中、むさ苦しかったのなんのって。
     ただ、同じ追っかけでもタイプは2派に分かれ、演目と演目の合間、客席やロビーにたびたび姿を見せていた根本さんへ積極的に話しかける人たちがいるかと思えば、“私は純粋に公演を楽しみに来ました”てな顔して根本さんとの接触を一切取らない人たちもいて、後者の一人だった私はお聞きしたいことがいくつかあったにもかかわらず休憩時間中はずっとだんまり。
    「役者さんて基本、運動神経いい人が多いんですか?」「月刊「根本宗子」の稽古にも肉練てあるんですか?」「次回公演『中野の処女がイクッ』って仮題ですか?」などなど、ぶつける価値大の質問をたくさん用意していたのに一つとして聞けずじまい…。
     客席には梨木智香さんのお母様のお姿もあり、「梨木の母でございます」と自らカミングアウトするほど気さくなお母様と周囲のお客さんとの会話を耳をダンボにして盗み聞きして得た情報によれば、お母様は娘さんの公演の大半を観てらっしゃるとのこと。そんなお母様にぜひともお聞きしたかった以下のこともチキンな俺には結局聞けずじまいだった。
    「梨木さんてシャンプーハット時代はどんな演技してたんですか?」
     あぁ~、知りたかったよぉ~~、この質問への答え。
     というのも、月刊「根本宗子」の劇団員としての梨木智香には根本宗子による明確なキャラ付けがなされていて、プレ“月刊「根本宗子」”時代の梨木嬢がどんな演技をしていたのかまったく見当がつかないのである。
     これは劇団主宰者としての根本宗子がいかに梨木智香という役者をきっちり劇団カラーに染め上げたかの証左といってよい。これまでいろんな演出家のもとでいろんなタイプの演技をしてきたに違いない役者としての梨木智香の歴史が無に帰されるほど徹底的な演技改造が根本宗子によって行われ、梨木智香は、バー公演以外でも笑いに大きなウエイトが置かれる月刊「根本宗子」仕様の役者へと、この劇団仕様のコメディエンヌへと生まれ変わったのだ。
     ただ、梨木智香は根本宗子の期待に応えすぎた。期待に応えて面白くなりすぎた。
    「くだらないことをやるためだけに始めた」と根本宗子が言うバー公演の過去作品から自信作を選りすぐり、新作1本を加えて連続上演した今回のイベントで梨木智香に過重な負担がかかってしまったのも、客を笑わせること、楽しませることに重きが置かれたこのイベントがコメディエンヌ梨木智香におんぶに抱っこしないことには成り立たなかったからに他なるまい。
    (ネタバレBOXへ続く)

    ネタバレBOX

     現に、梨木智香が出演した4作品はどれも面白く、また笑えた。もはや十八番の役柄と言ってよい“勝ち気でめんどくさいアラサー女”を演じた「ひかる君ママの復讐」「喫茶室あかねにて」「改正、頑張ってるところ、涙もろいところ、あと全部。2013年初夏」は言うに及ばず、妖艶キャラという新キャラを付けられてまさかの壇蜜(笑)を演じた新作「はなちゃん」もおかしかったのなんの。梨木さんの出番が少ない「はなちゃん」でしたが、やることをやってお役御免となった壇蜜こと梨木さんがすぐにはハケず、しばらく舞台に残り続けて意味なくセクシーポーズをキメていたのが個人的にはとってもツボでした。
     …と、梨木智香の大活躍もあって私にとっては十二分に楽しめた今回の木馬亭公演だが、
    引いた目で客観的に捉えなおすと「これでいいのか!?」と疑問を抱かざるをえない点も。
     私はこの公演を客観視するため、“観劇初体験の友人を誘って観に行ったらどうなっていただろう?”と考えてみたのだが、5演目中3演目が“演劇バックステージもの”だった当公演を演劇に暗い友人が楽しめただろうかと考えると、答えは“否”だ。
     やはり演劇バックステージものだった「ひかる君ママの復讐」終演後にロビーで喫煙していた演劇ビギナーぽいお兄ちゃんが陽気で気さくな売り子さんに感想を求められて返した言葉を私は今でも覚えている。
    「よく分かんなかったス」
     そうなのだ。演劇ファンにとっては面白くてならない演劇バックステージものは門外漢にとっては“よく分からない”劇でしかないのである。
     幕間のトークで根本さんは「梨木さんの当たり役“貧乏劇団員の美津恵さん”を今後封印するかもしれない」と言っておられたが、
    月刊「根本宗子」をもっと大きな劇団にしたいのならばこれは賢明な判断だと言えるだろう。
    「よく分かんなかったス」のお兄ちゃんみたいな人をも巻き込んで動員を増やさないことには月刊「根本宗子」は大きくなれないし、
    演劇門外漢を新規のファンとして取り込むには内輪ウケ要素の強い演劇バックステージものは完全封印するか、たまにやるくらいにとどめないとまずい。
     昼の部と夜の部、それぞれの最後に演劇バックステージものではない新作「はなちゃん」が演じられた意義は以上のような観点からも大きかったと言えよう。
     まずもって、修学旅行で東京に来た関西女子高生3人組が主役というのが取っつきやすくて大衆性があったし、クラスのハミ子である3人が、学生時代に同じくハミ子だったものの今は東京の旅館でイキイキと仲居をしているお姉さんに憧れ、“素晴らしすぎる仲居のお仕事”を教えてもらうというストーリーはあまりにくだらなかったけれど誰もが笑える一般性があったし、ハミ子トリオの1人が大竹沙絵子演じる仲居から“ハミ子出身の仲居”の座を引き継ぎ旅館にとどまるという、ある意味で『猿の惑星』よりも現実味に乏しい結末もぶっ飛んでいながら分かりやすく、楽しかった。月刊「根本宗子」が演劇部外者にも開かれたより大きな劇団になるにはどんなコメディをやればいいか、その方向性が分かりやすく示された本作は月刊「根本宗子」の劇団史をのちに振り返った時、大きな転換点となった記念碑的一作として光り輝くのではないだろうか?
     本作「はなちゃん」はまた準劇団員とも言うべき大竹沙絵子がコメディエンヌ開眼した一作でもあり、その点でも意義深い作品だった。
     根本宗子を除く登場人物全員がコワれているという設定の「ひかる君ママの復讐」をバー夢で観た時、大竹沙絵子の演技だけがハジけきっておらず、結果として狂人に見えず、笑いを取るべきシーンで思うように笑いが取れていなかった記憶があるのだが、「はなちゃん」での大竹沙絵子は吹っきれた演技によって狂人になりきっており、ドッカンドッカン笑いを取っていた。分けても、ハミ子トリオに仲居の仕事を熱血指導する場面。このシーンで白目を剥いたり流し目をしたりニヤついたりと千変万化の表情を見せながら激しく舞台上を動き回りつつハミ子たちを教育する姿の可笑しく、また魅力的だったこと!
     梨木さんはうかうかしておれませんぞ!!
  • 満足度★★★★★

    ネホリーとハホリー☆
    (^^)/ 面白かったです! 月曜の昼間の、30~40分の劇を3本通しで観ました。 ネホリハホリの観劇メモが、びっしりと書き込まれるほど、面白かったです♪ 観劇日記をブログに書きました。

  • 満足度★★★★★

    2日目も
    とっても楽しかったです!歌謡ショーの盛り上がりと一体感がたまりませんでした。役者陣はもちろん、司会、売り子、ほかの全スタッフ、何より寄席でのお祭り公演を企画・実現させる根本さんに拍手!!

  • 満足度★★★★★

    元気が出る
    夜の部通しで観ました。
    やはり映画やテレビにはない、演劇の良さを生かした素晴らしい作品ばかりでした。
    木馬亭というマニアックな会場もいい雰囲気でしたね。
    仕事の都合で、昼の部を観れなかったのが残念。
    7月は夏休み前で忙しいので、平日昼間は厳しいっす。

  • 満足度★★★★★

    祭り
    昼夜と、観ました。
    おもしろかったです。

    総合司会の方、
    飲み物などを売っていた方
    などなど 
    素敵でした。

    爆発的なパワーの作品と、
    役者陣と、根本さんも、凄かったです。

    なんだか夢に どこかの場面が出てきそうで
    楽しみです。

  • 満足度★★★★★


    凄く暑かったけど、近所の店でバウムクーヘンが安売りしてたり、
    周りの商店街を覗いて麻の甚平や高齢者向けのシャツをみてみたり、
    ほおずき市を覗いてみたりして、
    芝居以外もなかなか見どころ一杯の昼のアサクサ。

    外が暑すぎるから、
    浅草歩きも堪能しつつ
    芝居も楽しむには、
    1日目、昼。2日目、夜。
    みたく分けた方が楽しいかも。

    ビールも好きなだけ飲めるし(40分程度とはいえ1日6本観たら、途中でビール飲んでたら最後寝ちゃいそうで・・年なんで(苦笑

    夜公演も見たかったけど、2日間限定と言うのが辛いなぁ・・。

    バー公演だと客席少ないんで自分は緊張して身構えてしまうけれど、
    木馬亭だったらその辺のオッサンに紛れて入って来た感じ(自称)でとても良い♨

    そういえばチラシで東京野菜コレクションというのが同じ木馬亭でやるのを見つけたけど、
    やっぱりアサクサは見逃せない!(笑

  • 満足度★★★★★

    傑作ぞろいだった3本
    初めてみましたけど、とても傑作ぞろいだった3本でした。とくに「はるちゃん」は、木馬亭の舞台いっぱいにつかった大胆な表現はすばらしかったです。

  • 満足度★★★★

    バー夢から木馬座
    はなちゃんを観てきました。開演前にビールをいただきほろ酔いかげんでした。場所もいい感じな小屋で、レトロな香りが漂う中、芝居はこてこての関西人が漫才をやっているような感じを受けました。

    バー夢では、女性の本音と建前を面白おかしく描い作品でしたが、こちらの劇場ではどんな風に演ぜられていたのか、観てみたかったです。

    根本さんから、1日くらい仕事休めということでしたが、観たのは、最終回の1本だけです。

    通しで観られて方がだいぶいらっしゃったようですが、寄席で色物を見ている感覚ではなかったのでしょうか。年齢層も、幅広く、四谷のときとはだいぶ違ってたようです。
    次はどんな手を使ってくるのか楽しみです。

  • 満足度★★★★★

    大満足!!
    昼夜通しで満喫!バー公演は全部観てるけどやっぱり楽しめる。なにせ全力投球なのが心地良い!再演の4作は新キャスト2本、改正版1本、あの作品はみんなの表情が観れるようになっていて新発見が満載!寄席での公演にあわせた新作「はなちゃん」も、面白いし色んな意味でうまい!寄席にはそれほど行く機会がなかったけど、あの空間も味があって良かった。

  • 満足度★★★

    木馬亭
    面白い。

    ネタバレBOX

    「喫茶室あかねにて。」
    売れない劇団の主宰・ゲシュタルトが書けないことに頭を悩ませる、女性劇団員らの話…。
    面白いけど、もう一声笑いを引き出すパワーが欲しい。セリフの掛け合いのリズムとか、もっと良くなりそう。(ゲシュタルトと浮気してた)小出(はしいくみ)らが、テーマソングを熱唱するシーンの爆発力とか物足りない気もした。客席と舞台が離れてるので、そう感じたのかもしれない。

    「改正、頑張ってるところ、涙もろいところ、あと全部。2013年初夏」
    売れない劇団の劇団員・美津恵(梨木智香)とOL・加奈子(根本宗子)が、好きなアイドルのスイカ割りイベント参加券を奪い合う話…。
    面白い。小劇場自虐ネタもいいけど、卑屈で卑しい美津恵のクズっぷりが眩しい。加奈子もそれに負けてない、女性女性なキャラなのが良かった。キャラがわかりやすくて素直に笑える良作品。

    「はなちゃん」
    修学旅行に来たハブられる女子高生3人組と、元苛められっ子な仲居さんと、その同級だった壇蜜の話…。
    仲居の特訓を経て、はなちゃんが仲居を継ぎって展開自体悪くないけども、ちょっと求心力に欠けたかなと。いじめの原因がおっぱいだってのは、なかなか面白い視点だけど、前半がなんとなく平坦な印象で、その分後半とのメリハリが利いてないと感じた。
  • 満足度★★★★

    時間が早かった
    昼の部観劇。ひかるママがバランスよく一番よかった。梨木さんの存在感が大きかった。この劇団の空気感を作ってくれている。登板過多になるのもわかります。本公演を楽しみにしてます。

  • 満足度★★★★★

    期待の斜め右上。
    夜の部通しで鑑賞。

    さすが根本さん。期待を裏切らないというか期待の斜め左上、いや右上。
    三作鑑賞させて頂いて、「どれか一つ一番面白かったのをいいなさい!」と言われたら、チームC「喫茶室あかねにて。」だろうか。
    梨木さんの個性がもう抜群。しかも、調和。マジ最高。っていうか斜め左上、いや右上の最高。

    チームD「改正、頑張っているところ、涙もろいところ、あと全部。2013年初夏」も最高。というか、普通にところどころ台詞を覚えてしまっている自分がいてなんかアレだった。というか見過ぎだろオレ、キモい。どこで見たかはお口チャック。

    チームE「はなちゃん」、やはり大竹さん。大竹さんってやっぱすごい。そして、一周回って、「あれ?梨木さんが※※さんに見えてきて、というか※※?もう※※でよくね?」

    あぁ、明日の昼の部も行けたらな、ぐぬぬ……。悔しい。
    なんにしろ期待を裏切らない、っていうか期待の斜め左上、いや右上。

    本公演楽しみに日々を励みます。そして、梨木さんのギネス記録、早く登録してぇぇえ!

  • 満足度★★★★★

    全部見ると心地よい疲労感です。
    1日見てきました。途中、雷が鳴っても動じず芝居する根本さんに
    効果音かと一瞬思ってしまいました。
    女優さんたちは大変で疲れたでしょうが、見る方も疲れます。
    でも帰り道はその倍以上楽しかったーと思える舞台でした。

    私が一番よかったのは
    「改正、頑張ってることろ、涙もろいところ、あと全部。2013年、初夏。」
    ですね。これはyoutubeを見たことない人は見てから行くべき! 
    新作「はなちゃん」もバカバカしくてちょっとエロくて面白かった。
    次回があればはなちゃんは根本さんに演じてほしい!

  • 満足度★★★★★

    バー公演 in 木馬亭
    面白かったです。昼夜通し券で全て観ました。
    バー公演では、ひかる君以外は初めてでした。
    梨木さん明日までもつかな?頑張れ!
    有給休暇取った甲斐あった。満喫しました。

    ネタバレBOX

    ひかる君ママは、バー公演では向こう向き
    だったけど、客席を向いて始まったのが新鮮
    でした。客演の墨井さんの演技が光って
    ました。緑川さんの「キスして下さい」
    は印象に残る。
    保母、処女は、緩やかな始まりだが、あやか
    さんのパワー溢れる演技が加速していく。
    新作のはなちゃんは、修学旅行で浅草に来た
    関西弁女子高生三人組のお話。自称、ちょっと
    エッチとのことだが、男性はちょっと引く
    かな。ドタバタ劇だけど、よくできたストーリー。
    喫茶室あかねは、個人的には下城の演技が
    好き。やる気を失った座長と劇団存亡の危機。
    改正、頑張って。。。は、一番面白かった。
    スタート時、梨木さんが肩で息してて、大丈夫
    かなと思った。根本さんと梨木さんの絶妙の
    掛け合いはスゴイ。根本さんのミニスカート
    には男どもは鷲掴みにされる。
  • 「はなちゃん」みてきた
    さすが木馬亭、座席が全部木馬だったよ。とりあえず嘘です。みたこと無いけど吉本新喜劇みたいだった。

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