公演情報
「身・テント演劇「あるいは怠惰な革命」」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★
久々に羽村駅より歩く途中、観客と思しい二人組やグループを目にする。その年恰好から、些か異端児振りが匂う劇団の年代を想像、というのも最近出て来たにしては載ってる文言がラディカル、老成の感。だがやはり若かった。
さて如何なテント公演かと見れば、サイズ感は十分。水族館劇場がテントを張った宗禅寺敷地の墓地中の空き地ではなく、県道に下った向かいの駐車場がその場所であった(かなり迷った人もいたのでは)。墓地側から見下ろすと黒い塊がデーンと見える。単管パイプの骨組みに黒シートを張り合せた幕内は、手前と奥の出入口(シートを上げ下げ、時に脇から袖のように出入り)をつなぐ長方形の演技エリアと、その両側に組まれた雛壇客席がある。砂利がまばらに残る地面が見える。7割方埋まった客席には、外で販売してたのか飲食を持ち込んで食べる姿があった。
フランス革命を題材に取り、文筆家を目指す主人公がとりあえず細かな記事を書いて食いつないでるらしい現代?から、想念だか書いた文章だかの世界へ移行する形で物語が展開。史実をベースにルイ十六世治世のパリのある酒場に集う者たちの群像(ロベスピエールもその中にいる)。そして王と王妃マリーとの接点も。
革命の暗面と理想を拮抗させて描いた作劇であった。
かつては暗面を描く事の方がドラマ的には主眼で、暴露の意味合いがあった。だが今は暗面が基調で、理想を追う態度の尊さを描く事の方が突出した感じを与えるのではなかろうか。
普遍的価値を求める「理想論」は日本では果てしなく衰微していると想像しているので。
役者は一つ難点がたまにシャウトや声量で台詞が判別できない箇所あり(BGM音量との兼ね合いも)。もっとも展開の理解に支障なく、的確に演じ、風情よし。テントの使い方、演出も堂に入って演劇的に面白い。(屋台崩し的な瞬間もある)
しかし今公演は「当然赤字」であるらしく、クラファンの訴えあり。
活動継続を願う劇団の一つとなった。
実演鑑賞
満足度★★★★★
如何にも表現する者の集まる芸大生中心の劇団らしい創り。扱われているのは1789年のフランス革命前後の時代だ。登場人物は1名を除き総て実在した人物達である。尺は約2時間。
上演会場は青梅線の羽村にある崇禅寺駐車場。本日最終日、ベシミル。華5つ菱(追記後送)昨夜、終演後のクラファン達成率は目標の50.4%できれば協力してやって欲しい。追記後送
実演鑑賞
満足度★★★
会場はお寺の境内だと思っていたので、裏口からお墓の横の家の扉を開けたら、一家団欒の最中であって、そこではなかった。
お寺の敷地を越えた車道を挟んだ向かいの空き地が正しい場所であり、そこにテントを建てていた。
テント芝居みたいなのを観るのは、吉田神社の劇団どくんご以来ではないかしら。
初鹿野海雄さんという俳優の人が、福尾匠さんと瓜二つであった。長島千紘さんという主役の人はイノセントでした。
ちらしに100分予定と書いていたけど、2時間くらいやっていたような。
内容は、大半はフランス革命の時期の話で、アクチュアリティは殆ど無く、
途中、本当に目的がわからなくて、宗教ではないけど、左翼団体がバックについていて、オルグのために革命の話をしているのかも、と思ってしまった。
それでも、最後の方で欅坂「サイレントマジョリティー」(2016)的なスローガンが述べられると、そこは10年ほど前の現代性を帯びることとなった。
しかし、向かいに座っていたおばあさんは楽しそうだったので、それはよかったと思う。
役者の人は、というか全体的に、クオリティは高いと思う…
会場bgmがオルタナティブロックっぽい感じで、それも謎だった。