くりかえし無限遠点 公演情報 くりかえし無限遠点」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    面白くはあったが
    面白かったのは面白かったのたが、なんか途中まで結局何がしたいのか解りにくかったかな(ラストまで来ると見えてはきたが)。
    後、別のパターンを見せると言うか、挟んでもよかったかも。

  • 満足度★★★★

    ゲーム
    小粒ながらも工夫が見られて、演者とキャラがいい収まりだった。

    個人的にちょっとだけうまくピースが埋まらないとこがあったが楽しめる作品だった。

  • 満足度★★★★★

    一途
    モニターが集められたのは、歌舞伎町2-45-2のビルの4階、まさにここでした。

    ネタバレBOX

    心理実験に集まったのは5人、初日は夕方から始まり、三日目は午前中で終わる合宿型。日程は観客にも知らされており、その通り実施されると思っていましたので、素早く二日目の朝食後に事件が仕組まれていたことで一気に緊張感が増しました。良かったです!

    朝食のサンドイッチに遅効性の毒が盛り込まれていて、解毒剤争奪戦を巡る心理実験の様相でしたが、実はワンダーフォーゲル部の冬山歩きで一緒に行った恋人を亡くし、失望感と責任感から引きこもりになり、オンラインゲームの世界で二人で一緒に冒険したり、まったりと遊んだりして、ゲームの世界に永遠に閉じこもったままの状態に陥った女性の心を開放させるために、ゲームの中の彼女を死なせてゲームを終わらせようとしたワンゲル仲間の壮大な企画でした。

    この会場自体がネット上の仮想空間でした。気持よく騙されました。

    最後、一つ残った解毒剤を恋人に飲ませ、彼女は死を選択しました。ゲームの中の恋人は生き残ったはずですが、操作する人がいなくなったため恋人も動かなくなりました。切ないですね。

    腐れ縁のように言いながら、一途な彼女が素敵でした!

    ところで、彼氏が解毒剤を飲む直前に蓋を取ったビンを手にしていましたが、そんなに傾けていたらこぼれてしまうと思いました。他の人たちがビンを落としたときも本当にこぼれたのか良く分かりませんでした。実際に水ぐらい入れておけばよかったのにと思いましたが、カンパニーの誰も信じられないのかなと勘ぐったりもします。
  • 満足度★★★★★

    バーチャルとリアル
    近い将来、こういうことが起こり得そうで、なかなか怖い作品でした。
    緊迫感十分! 我々が密室の壁になるような、客席の配置もいい。

    ネタバレBOX

    最後にリアルとバーチャルが逆転するところが面白かった。
  • 山岡さんの脚本を目当てに。
    2週の内に3作品も担当してるなんて、こりゃなんかあるぜ。しかもfeblaboが脚本を書かせたとなれば、やっぱなんかあるぜ。てな感じで3作品とも観てみた締めがこれ。
    駄目なダーウィン舎「いのちだいじに」を観た時点で山岡さんがこういうものを書ける予感はした。過去にこういうものを書いていたかどうかは別にして、引き出しの中に持っている気がしたのです。結果、そつなくこなしてくれやがりましたね。序盤3分くらいで「あ、この完成度はラストまで保障されてるな」と察して、安心して観ていられました。

    出演者の達者具合も◎。

    ネタバレBOX

    練馬とか煙突とか「いのちだいじに」との微妙なリンクも楽しみつつ。
    作風的にはDAR'Tっぽいかな。

    個人的に残念に思えた点。
    「今回のアップデートで追加される概念は、死です。」。このフレーズを押した粗筋から、死が追加された後の向こう側を期待してしまったので、リアルかと思っていた場面がバーチャルだったというどんでん返しにはあまり心惹かれず。物語への目線を逸らしておくトリックではあるけれど、期待した部分への焦点が弱かったという期待外れ感も抱いてしまって。死が追加されたゲーム自体がどう進化するのかを考えていたので。
    同じく、パンフレット共に手元に渡された被験者用の資料も勿体無い。部屋割りとか進行プランを知ってこそはまってしまうトリックがあるのかと思ったのが、そこまで影響してなかったので。実際、そういうものがあっても読まない
    人もいるだろうから、そこに注力しすぎても戦術倒れになる可能性はあったけれど。

    触れてなさすぎに思えたのは、福山はどうして自分達が双子だと思い込んでいたのか。上演時間からすれば広げる必要のないサイドストーリーになってしまうかもしれないけど、疑問は残った。

    組み替え式の足場台を使ったのは、狭い舞台面でいくつかの空間を存在させるには良い手法。演劇よりもコントで使われがちな手法かな? そしてそれを場によって足場と照明の色彩を分けていたのも分かりやすかった。
  • 満足度★★★

    俯瞰してみれば
    全体を俯瞰して見れば面白かったと言える。

    ネタバレBOX

    役者さんの演技もよく、序盤惹きこまれていったが、
    途中で設定に大きな飛躍があり(朝食に毒を入れたという場面から)、
    リアリティが全くなくなり、私の集中力はそこで途切れてしまった。
    そこからの一連のくだりは、全般的にとてもリアリティのないものだった。
    だが、更にその後、その一連の場面はすべて仮想空間上で起きていることだったということが判明するので、そのある種のリアリティのなさは、理屈上は問題の無いということになる。

    今まで現実だと思って見ていた場面が実は虚構で、現実はその外にあったのだというひっくり返しが、この作品の醍醐味であり、主人公が抱えている問題そのものでもある。そしてそれが、ネットをはじめとする仮想空間に現実以上に依存してしまう現代人への批評にもなっている。
    その点は素晴らしいが、それだったら尚更、途中の劇的な場面を、現実にも起こり得るものとして描く必要があったと思う。

    仮に同じ内容だとしても、その飛躍を埋める描写は欲しかった。
    例えば、いきなり「毒を混ぜました」「まじかよ~」では法治国家で行われることとしては、リアリティが無さ過ぎるので、誰かに「そう言っておいて、どういう反応をするか試すテストなんでしょ?」と言わせるなどから入り、徐々に参加者も(そして観客も)信じさせていくとか、、、。

    そうすれば、僕のような観客がそこで集中力を途切れさせることもなかっただろうし、より現実と虚構を混同してしまう現象を実感を持って体感できるようになったのではないか。

    集中力が途中切れてしまったので、正直、作品の印象はあまりよくないですが、理屈で考えれば、構造的にはよくできている話だと思います。ひっくり返しには驚きましたし。

    役者さんたちも良かったです。
  • 満足度★★★★★

    話は難しかったが、
    メイン5人のチームワークとしての演技が良く、引きこまれました。ストーリーはあと2回は観ないとちゃんとは理解できないかな、という感じでした。

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