「小さな家と五人の紳士」「カラカラ天気と五人の紳士」 公演情報 「小さな家と五人の紳士」「カラカラ天気と五人の紳士」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
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  • 満足度★★

    考えれば
    考えるほど、分らなくなるような感じでした。私には難しすぎるのかな?と思いました。2つの劇でしたが、両方とも後味の悪いような終わり方でした(あくまでも個人の好みだと思います)。五人の紳士のセリフのやり取りは面白かったです。

  • 満足度★★★★★

    面白い!!
    不条理が不条理と思えない現実。

    ネタバレBOX

    『小さな家と五人の紳士』  認知症と老人虐待のシーンは今や条理に基づいた重要な問題です。

    ミミズやダンボールに収まっている人を勝手に自分のものだと思って眺めている光景は、相手に影響を与えない限りにおいて水槽の中の宇宙を眺めている星新一のショートショートのようでもあり、ここまでは従来の感想と同じですが、思うのは勝手ですから、尖閣諸島についても中国は勝手に思うだけにして頂戴とふと思いました。

    『カラカラ天気と五人の紳士』  一等が青酸カリ、外れ一等が棺桶というクイズで当選した人たちの話。

    分別ある者は死ねないが、死を意識して積極的に待つことはできる。うわあ、これってゴドーのことだと思いました。また一つ勉強になりました。

    青酸カリが重曹だと知って女たちは電車に飛び込んで自殺しましたが、ゴドーでは自殺に失敗してゴドーを待ち続けます。普通に死んではいけませんってところがミソです。
  • 満足度★★★

    死に方
    面白い。「カラカラ天気~」のほうが好み。休憩10分の120分。

    ネタバレBOX

    「小さな家と五人の紳士」
    ダンボールに座ると気持ちいいとか話してる5人の前に、「母」を鎖に繋いだ女性がやってくる…。
    なんか観念的。自分が他者をおもうことと、他者が自分を思うことのギャップとかそんなのかな。つまんなくないけど、いまいちピンとこなかった。

    「カラカラ天気と五人の紳士」
    棺おけが当たった男らの中で、死ぬことになった男を電柱に登らせ、死なそうとするも男は死なずにいるところへ、女性が二人やってきて、虫干しだといって化粧品等を並べはじめ、これから死ぬという…。
    電柱のくだりからして面白い。話的にも、演技的にも良かった。女性が加わってからも面白い。いい感じにぶっ飛んでた。セリフがキレてていい。

    平良の声の調子がすき。他の俳優も声の感じに特徴があって良かった。日高望は、前回観た「受付」の女役も良かったように、不条理劇の意味悪さを体現するような演技が上手い。

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