満足度★★★★
現実とゲーム内のメリハリが素晴らしい
ストーリー自体はあまり好みではなかったと言ってしまいますが…(ゲーム廃人になりはてた姿、リアルでした)
いやとにかく。ゲームキャラクター達の衣装がとんでもなかったです(衣装:植田昇明さん)。緞帳のような重みのある別珍に石がいっぱいついたファンタジアのマントを間近で見させていただきました。いやあ、あれは、すごかったです。
で、その、衣装にいっぱい縫い付けられた石がですね、見たこと無いほど豊富な種類の照明できらきらきらきらするわけです(照明:奥村誠志郎さん)。ゲームの世界にある程度説明は必要ですが、あの衣装とそのきらきらだけでもう、視覚からイメージに直結です。
そして、現実世界にいる人と、その人のゲーム内でのキャラクターとを別の役者さんが演じてくれるというの、よかったです。もちろん、同じ人がやってしまうと衣装の着替えなんてできないっていうのもあるでしょうけれど。
役者さんたちがまたじわじわ面白く演じてくださっているのです。そのあたりの、演出もされた須川さんのさじ加減が素晴らしく。大変満足の行く序盤~中盤でした。
多少のもやっとは本当に、終盤、ストーリーのちょっとした、好みに合わないところだけでした。満足度は5か4か…迷って4。すみません。
DVDの発売などはあるのでしょうか。気になります。あれば購入したいです。それくらい、あの衣装と照明は良かったです。
満足度★★★★
最高のエンターテイメント!
関西小劇場界で、年間山ほどの公演の現場で音響をされておられる須川忠俊さんが。
満を持して、ご自身でプロデュース、演出をされた公演。
さすがのその人脈、この公演に関わっておられる方々の、キャストから裏方さんにいたるまで隅々余すところなくなんとも豪華なこと!
めんたま飛び出ますよ!
もうなんだかお祭りのような公演でした。
元から期待はしてましたが・・・いやぁ凄かったですねぇ。
エンターテイメント性の高さが、半端なかったです。
ファンタジー担当キャラの衣裳は豪奢にもほどがあり、バラエティに富んだ種類と色の照明はあまりに美しく。
さっすが須川さんプロデュース公演、お尻にずしんと響いてくる重みのある音響がたまらない。
内容的には、MMOプレイヤーの、ゲームサイドと、リアルサイド、同時進行のお話。
わたし、かつてはそこそこやり込んだMMOプレイヤーでした。
なので、むっちゃわかるのです、知っているのです、このお芝居の中で語られていることを。
なので、むっちゃ懐かしくもあり、むっちゃ共感でもあり、観ながらいろんなこと考えちゃいましたねぇ。
さすがに、そんな観方をしていた人は、そんなに数多くはなかったろうと思いますが(笑)
そのあたりを絡めた話をし始めると、そこにこのお芝居の真髄の核部分が存在するのではありますが・・・。
もはや観劇の感想というよりは、「MMOとわたし」というひとつの記事になりそうなので、思い切って省くとして。
まぁ、ひとつだけ言うと、MMOで出会って実際に結婚までいくひとは、いるのですよ、これまじで。
設定的に腑に落ちなかった点といえば、死の概念ですかね。
通常、ゲーム世界では死んでも、何回でも生き返るじゃないですか?
それなりにペナルティはあれども。
でもエバグリでは、まるで死んだらそれで終わりみたいな、ゲーム内で死ぬことに対する恐怖感に違和感が。
死んだら、終わりなのかな?エバグリ世界では。
他にはITに疎いわたしにはしっくりこなかった、全プレイヤーのパソコンが演算で使われるというシステムなども。
まぁ~でも・・・つくづくこの脚本が2006年上演なのだということが、すごすぎる。
あの当時の時代に、これを書いてたっていうのが、どこをどれくらいブラッシュアップしたのかはわからねど、それでも素直にすごいと思います。
なにはともあれ、あのビジュアルあのクオリティで、ファンタジーの世界を舞台上に具現化されてしまったのは、もうRPG大好きな人間にとってはたまんないです!
歌あり、ダンスあり、おおよそエンターテイメント的要素がこれでもかというくらい詰めに詰め込まれた珠玉のエンターテイメント!素晴らしかった!
満足度★★★★
美しい世界
照明、衣装そして音響、全てが美しい世界でした。シンプルなセットなのにしっかりと現実とゲーム内の2つの世界を行き来できていて素晴らしかったです。
ストーリーもどういう設定なのか少しわからない部分も合ったのですが大筋はわかりやすく、存分に楽しめました。また、現実の世界へ、戻るために。
満足度★★★★
これは上質なファンタジー!
これは上質なファンタジー!
衣装や小物、光を駆使した演出などで
クオリティの高い世界観を美しく表現!
華麗なダンスやハープの美しい生演奏も
盛り込まれているので見応えがあります♪
ストーリーもネットの世界と現実の世界を
上手く絡ませた話で面白かった♪
登場するキャラもバラエティに富んでいて
役者さんがなり切って演じています!
中でも谷屋俊輔さん(ステージタイガー)はあまり見たことない役で新鮮!
Sarahさん(ムーンビームマシン)は華やかなキャラで印象的♪
色々な人物とキャラがLINKしてるのを観てるだけでも楽しめます♪
後半はちょっと展開は読めて長く感じて疲れましたが
大人が観ても愉しめる完成度の高いファンタジーでした!
満足度★★★★
すべてに綺麗なお芝居
オープニング 御意≒AGATA(Project UZU)さん ケルティックハープの 弾き語り ライブ 初めて聞きました、透明感のある聞きやすい歌声 ハープを弾きながら凄い 上手い!! パーカッションとハーブ めずらしい。
照明 朝日が昇る様に・・・しずむように暗転
ネットゲーム と 現実社会を 平行して描きます。ネットゲームに参加する事で、薬の開発シミュレーションを協力する、ネットゲームへの参加が、社会貢献になる、言いわけが出来 参加しやすい。 だが 依存 リアルマネー オート さまざまな問題をはらみながら、 闇の部分 兵器の開発もしていた 巨額の金が動く。
ゲームの中と現実の中 両方をきっちりと描くそれで、キャストが倍必用になったのですね、衣装が綺麗です普通にドレス。裾には柄のテープをきっちりと縫い付けて 綺麗でした。
ダンサー3人の動きが、手の先までぴったり 綺麗でした。
物語 キャスト 照明 ダンス 全てに手抜きがない 綺麗な作品でした。
満足度★★★★★
2倍も3倍も楽しめる
登場人物のキャラクターが面白いっ。
現実世界も、ゲームの世界も、それぞれに面白いっ。
たくさん出演するのに、誰もが魅力的でした!
女子がみんな愛おしくてかわいいーーー。・゚・(ノ∀`)・゚・。
シンプルなセットで、2つの世界を行き来する。
すんなりとシーンに溶け込めるのも不思議。
ベタなストーリーかもしれませんが、
素直に笑って、素直に泣けました。
仲間は、現実にいる。
満足度★★★★★
現実と幻想の境目
初演を知らずに観に行きましたが、凄い舞台だとしかいいようがない。現実世界の人とゲーム世界の人とを別の方々が演じ、リンクしていないようでリンクしている。現実に起こったわけではないのに、仲間を殺された事により、必死にキングになろうとしているギドを見ると、少し辛くも感じる。アニメにでてくるような衣装を観るだけでもいいなと。すごく素敵だった。そして、相変わらずダンサーの皆様のあの動きは、凄すぎる(^_^;)どうやったらあんな風にうごくのか、、、暫く凹み気味だった気分を吹き飛ばしてくれたので、観にいってよかった。そしてもう一回みたかったな(>_<)
満足度★★★★★
これは!
.hack//を知ってる人が見たら絶対楽しいと思います。
個人的に見所は、現実世界の人物とネット上のアバターを別の役者さんが演じているところ。互いのキャラクターが微妙に重なっていたり違っていたりしながら、2人で1つの人物を描き出しているところが、戦隊モノの変身ヒーローの変身前と後みたいですごく面白かったです。
あと、作りこまれたお衣装で、まさに眼前にゲームの世界が広がっているように感じられたのも楽しかったです。出口で白魔さんを近くで見ることができたのですがマジ天使でした!!!
行こうか迷ったなら、断然行くべき作品だと思います。