満足度★★★★★
”居心地のいい静けさ”。3度目千秋楽。七夕。
別記の通り、内容を知る前にとにかく3公演を予約。
この日は3度目の観劇で、千秋楽。(感想は1度目の書き込み参照。)
やっと見つけた?”居心地のいい静けさ”も今回限り。
名残を惜しみながら無事終了でした。
原田さんにとって、おそらく1983年の「あしながおじさん」
主演以来だとすると30年間は、本格的な演劇出演からは
離れていたわけですが、確かに熱く語ったり、
激しくぶつかったりするような芝居はイメージしにくい。
今回のように、「静かな」踊り、マイムと融合したような
ダンス・パフォーマンスは、子供のころクラシックバレエ
を習っていた知世ちゃんにとって、まさにぴったりの内容
だったと思います。
次にお会い出来るのは、コンサートでしょうか…。
満足度★★★★★
2度目の観劇はソワレ。
今回、内容を知る前にとにかく3公演を予約。
この日は2度目の観劇。
(感想は1度目の書き込み参照。)
展開はすべて知ったうえで、舞台上の穏やかな流れを楽しむ。
”居心地のいい静寂”を観客席に深くうずくまりながら
(理想は大きなソファだけど。)、
浸る幸福感に病みつきになってしまったことを認識。
満足度★★★★★
原田知世さんの「透明感」と、居心地のいい静寂に浸かりながら・・・
無言、静寂で薄暗い中、ダンス、パントマイム、
演技が融合して、静かに和やかに流れていくような舞台。
ちょっとした音や他の演者の動きに反応し合って、
舞台上の一人から6人の演者が緩急のアクセントで動く。
ストーリーはあるようですが、そこはよくわからないままでも、
今見えている世界を、人の動き、シーンの移り変わり
の流れに身を任せて、
劇場の薄暗い舞台に観客席にどっぷりと浸かりながら
静寂を楽しむのでいいのだと思う。
今回は内容を知らなくても事前に最後の3公演を予約。
毎回ラストシーンでは、この”居心地のいい静寂”が
終わってしまうことの寂しさを感じながら、
その寂しさから、自分にとってのこの舞台の価値を
毎回毎回改めて確認していました。
「シレンシオ」=静寂がテーマ。
原田知世さんのパブリック・イメージとしてある
「透明感」は唯一無二で永遠のもの。
数十年たった今も変わらない。
すべてはそこを中心に、アーティストが集まって形を
作っていったように思えました。
そして、カーテンコールで一瞬見えた知世ちゃんの
笑顔も10代の時と変わらなかったことを喜びつつ。
満足度★★★★
まさにシレンシオ~贅沢
静寂の中、原田さんはいるだけで絵になるし、様々な身体の特徴が交錯し舞台から届くイメージは多彩だ。やっぱり観て良かった。
マイムでした
面白さがわからない……
うん、身体動いてる。そこを楽しむのかしら。
原田知世さん目当てなら、ただ存在しているだけでいいと思えるのかもしれない。
足を踏み入れるにはまだまだ早い世界でした。
満足度★★★★
難しい・・・
デラシネラ以降の小野寺作品は出来るだけ観てきたつもりだけど、これまでで一番「つかみどころがない」作品だったかも。
タイトルにもあるように、今までに比べても、「動き」や「重なり」よりも「静寂」や「ほどける瞬間」により重みが置かれてたって感じ。
「難しいなあ、今回は」とか客席で思いながらも、そういう瞬間が闇から浮かび上がってきたときにはおもわず「もってかれる」「惹きこまれる」感覚があって、後をひく旨味なんとも。
小野寺さん、新しいゾーンに入った、のかな?
今回の観劇、芸劇プレイハウス客席の床がフラットなゾーンで観たのは失敗だったなあ・・・。
床での動きに「おいしい」動きがかなり多くて、もっとちゃんとそこら辺みられる席で観たかったかも。