うさぎストライプも演劇展『おかえりなさい』 公演情報 うさぎストライプも演劇展『おかえりなさい』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★

    実質
    10分。

    ネタバレBOX

    一緒に暮らしている何とかの方舟のような暮らし方でした。

    小学校から絵画教室に帰宅する女の子、先生は知っているのでしょうか。どういう事情でこうなってしまったのか知りませんが、本当の親御さんが可哀想です。

    何とかの方舟のような暮らし方のその主宰が死んでも、頭は何でも良いのでしょう、新しい主宰を引き込んでこれからもこれまでの生活を続けるようです。

    実質10分の内容を、同じ台詞を何度も繰り返し、役者を持ち上げて運んだりするパフォーマンスを入れて、体力と相談しながら40分に延ばしたような印象でした。
  • 満足度★★★★★

    身体で語る
    今回の公演パンフを見ると、スタッフ欄に「ダンストゥルグ」の文字。ドラマトゥルグだって最近知った単語なのに、また新しい単語だ!確かに、過去の上演作品より今回の3作品はどれもダンス的な動きがついてるように思う。それが、役者に負荷を掛けて魅力を増すことにも一役買ってるし、そもそも動きが面白い。3作品の中では、個人的に1番ダンスに近い作品だなと思いました。

    ネタバレBOX

    開場から上演している間も、始終マイムをしながら進行していくのもダンスっぽい。生活をイメージした、掃除・アイロン掛け・洗濯物を畳む・皿洗い・料理などの動きは繊細で、すごくわかりやすい。スクワットしたり、周囲の人と動きを合わせながら発声するシーンでも随所にダンス要素が入っていて、見ていて楽しい。でもその印象とは反対に、物語はなんだか穏やかなのに逃げ場がない感じ。絵画教室でいなくなった先生を待ち続けて家族のように共同生活をする女性3人。先生の死を告げる弟が現れるも、先生の代替の存在として弟を共同生活に招き入れる。この先、どこへも行けないような閉塞感を覚えながらも、先生との思い出などキラキラした日々が語られるのでそのギャップにクラクラしました。

    当然動きっぱなしで身体的に相当キツイと思いますが、負荷が掛かる身体と踊る身体と、その両方で言葉以上の想いが伝わってきました。
  • 満足度★★★★★

    相対性理論
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。

    ネタバレBOX

    絵画教室の先生と妻(李そじん)と娘が二人(井上みなみ・小瀧万梨子)のとこに先生の弟(亀山浩史)がやってきて、先生が死んだと告げる。そして弟は先生と呼ばれ「家族」となっていく…。

    衣装や装置、照明をみて、ふわふわしたテイストかななんて想像してたら違った。相対性理論の音に乗せて、手を合わせるゲームが始まって、スクワットやって、かわいい振り付けで踊って、壁押して、汗だくになって…。

    かわいさの丸っこさの中に、硬いものが入ってるような、スマートな見た目で中身ゴツいような、ヘンテコで妙な舞台であったけど、とても気に入った。愛らしい40分。


    YOUTUBE「いないかもしれない動ver」を観たけど、面白そうだった。

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