期待度♪♪♪♪♪
下町の家族愛!
頑固親父の一人娘と聞いただけでドラマが浮かび上がるのは私だけでしょうか?
下町には人情が溢れています。
なんか知らないけど近所の人たちに事情が知れ渡っていて笑
そして関係無いのにみんながその人に力を貸してくれる!
上京して10年になりますが、
都会には無機質な感情ばかりしか無いと思ってましたが
この舞台をみたら、また自分の生活の見方が変わるのかな?
と思いました。
テレビドラマではなく舞台だから尚更かな。
期待度♪♪♪♪
みんな「エール」欲しいんだよ
サイトを見ると主宰、佐藤氏の「お客を楽しませたい」という熱い思いが伝わってくる。作品のほうも“小さな奇跡”とか“応援歌(エール)を送ります”なんて言われるとこれは俄然観たくなります。
期待度♪♪♪♪♪
温かそう
幻想ってあったかい。ま、我々の世界が絶対零度を免れているのも、初源の大爆発の齎したエネルギーのせいだと考えられているわけだけれど。温かさは、生命を生み出す基本条件の一つであると共に、延命の条件でもあろう。殊に、我々のように呪われた知性を持つに至った生き物にとって温かさこそ、幸せを感じる条件、幻想の根底である。幻想でしかないことを知りつつ、幻想に浸らなければ、自死するしかない生き物として、この幻想を貪り喰いたいものである。
期待度♪♪♪♪♪
10年前の思い+現在の思い
初演は2004年の12月、目白アイピットでした。
僕の書いた台本としては、3本目のものです。
頑固オヤジの不器用な優しさみたいなものに憧れていて、それを取り巻く生活感や、時代みたいなものの普遍性を見つめてみたくて書いた気がします。
時代が昭和から平成に変わったかと思ったら、20世紀が終わって21世紀が始まってしまうという、時代のうねりみたいなものやメモリアルみたいなものが全然身体に染み込まなかったのが2004年くらいだったかもしれません。
おかげさまで初演の「ファミリーナ」はアイピットがぎゅうぎゅう詰めになるほどお客様が来てくださいました。
それからおよそ10年。
僕の人生も大きく風にゆすぶられた10年でした。仕事でも家庭でも、大ピンチが続き、挙句の果てには大切な人を失うことを知りました。知らなくて済むものなら一生知らないまま過ごしたいと思い、それが脚本や演劇の糧になんて絶対にしたくないと思いました。それでも時間というものは不思議なもので、ゆっくりと怒りや悲しみを別のものに変えてしまう。そしてそのことを知る術もなかった10年前の僕がそのことを描いていたことを思い出しました。
ありきたりの生活の素晴らしさ。夢を見ることの大切さ。
夢を叶えたときの不安定さ。夢破れたときに残されたでくのぼうな自分。
10年前に僕が渾身の思いで書いた本を、
今、渾身の思いで演出したいと思います。劇場でお待ちしています。