満足度★★★★★
素敵な作品です♪
3時間半の上演時間。
心構えはしてましたが、始めの方がちょっとわかりにくかったので、最後までわかるかなと不安になりながら観てました。
でも、お屋敷の場面に変わってからそんな不安を取っ払うかのように、どんどん面白くなり、言い回しが独特なんですが、それもその言い方だからこそ引き込まれていき、見入ってました。
舞台の配置転換や音楽、幻想的な最後の舟のシーン、同じ舞台でやってるようには思えない使い方で、初心者でも凄く楽しめました♪
自分にとって新しい発見の3時間半のお芝居でした♪
満足度★★★★
恋女房 火の妖精 姑 心無い成り金 金にまとわり着く人 想い合う心
其一、 三輪浄閑寺 塔婆がすくすく 墓がバラバラ 土饅頭 無縁塔 蝶々が飛ぶ きたない こないだの吉原焼け 羽を焦がしてバラバラ 焼け野原を見てここに来た 石塔を倒して座り 茶をせがむ。女郎の投げ込み寺は縁起が悪いと悪態をつく。
そこにいた、寺男 火消が、彼らを懲らしめる。 割って入る、井筒屋お柳 お柳は浦松重太郎の恋女房 火事で家も家族もなくしている 重太郎の家は、根岸の地主 お柳は、姑にいじめられている。 吉原を燃やした火の妖精 赤魔婆 お柳も焼く 助ける 重太郎 2人は高熱で生死の境 助かる2人 物語は五つの場面からなっています。三時間半のお芝居 原作は、大正二年に上演されたそのままに再演している 会話のやり取りに時代を感じるが、啖呵を切る場面は爽快です。 恋女房 火の妖精 姑 心無い成り金 金にまとわり着く人 想い合う心 とても面白いお芝居でした。
満足度★★★★
泉鏡花の戯曲!美しい大人のお芝居♪
入場の際、パンフレットと言葉の解説書を貰うぐらい
前半は難しい言葉やゆっくりとした展開に
ついて行く事が出来ずに睡魔大魔王に襲われましたが…
内容が見えてきた中盤からは
ベテランの役者さんが膨大な台詞の量をしっかり演じられて
かなり惹き込まれる内容で見応えありました!
休憩後の後半は言葉の解説を片手に観ながら観劇!
大掛かりなセットはないのですが
スモークやライティングを駆使して怪奇幻想のシーンや
ラストの夫婦が氷で治療するシーンは美しいファンタジーな世界を表現!
それとセット交換などの合間に流れる洋楽がミスマッチの様ですが
それがあの空間に妙にマッチして心地良かった♪
当初は3時半の長時間どうなるのかと思いましたが
泉鏡花さんの戯曲を時代背景を感じさせながら
なんとも味わいのある大人のお芝居で愉しみました♪
満足度★★★★★
超大作。
3時間半と聞き一瞬たじろぎましたが、実際は時間はあまり気になりませんでした。役者さんたちの演技の上手さはもちろんですが舞台の使い方に目をみはりました。セットの高低を変えるだけで家の中に見えたり墓地に見えたり。素晴らしかったです。