満足度★★★★★
終演後自分も周りも涙ぽろぽろ
詠み芝居という新しいジャンルを楽しみにしていましたが、予想を上回るすばらしさでした。そして一緒に行った友達はヒロインに恋していました(笑)
満足度★★★★★
名作は琴線に触れる・・・・
わかっていても涙腺が緩む話を、
情感豊な朗読と役者さん演じる登場人物で描く作品でありました。
これが【詠み芝居】なんですね、感動できました。
(前後に分けて2時間+10分の休憩)
満足度★★★★★
全てが引き立つ秀逸の舞台
伊藤佐千夫の美しく無駄のない文が語られる。
語り手の3人の方の素晴らしい朗読。特に穰さんと武藤さんの声素晴らしくうっとり。照明も美しく、民子の墓を映した時は久々に感動しました。
併せて、ピアノとチェロのから奏でる切ないメロディ。それも必要最小限に抑え、舞台の雰囲気を保持。
役者さんたちの表情・仕草のリアルさ。特に民子の祖母役の演技には目頭が熱くなった。
すべてが1級品だと思う。笑いやそれほど必要もない音楽に頼る舞台が多い中、
すべて原点に戻り、余計な物をそぎ取るとこのような舞台になるのであろう。
再演とはいえ、舞台ファン・関係者は必見だと思う。
満足度★★★★★
観てきた
演劇倶楽部『座』『野菊の墓』を観劇。かなり初期の頃に観て久しぶり。小説を観る感覚が、とても面白いし、日本語の美しさを感じた。原文上演。本を読んで新たに気付くものがあるけれど、それに近い新鮮な気づきがある。多分戯曲として演じられたら見えて来ないだろうもの。
人の肉声に近い楽器が、チェロだと、昔あるチェリストの方に聞いたことがある
今回チェロと人間の奏でる声との響き合いも素敵だった
ピアノもそこにアクセントになっている
日本語の美しさ、音の美しさ、素敵な時間でした。
いろんな方に感じて欲しいですね
満足度★★★★★
芳醇而贅沢
な時間を楽しみました。よく彫琢された伊藤佐千夫の原文の美しさをそのままに、ゆったりとしたテンポは当時の時間の流れを再現したかのよう。生のピアノとチェロも朗読や台詞の邪魔にならないよう音量がよく計算され、とても美しくて品格がありました。美術や衣装なども素晴しかったです。見事な朗読も気持ちの入った適格な演技も良かったですが、何よりも劇団の原作に対する敬意と謙虚さが感じられて、爽やかな感動を呼び起こされました。場内は感涙の嵐。次の「詠み芝居」が楽しみ。また観たいです!