『恋人たちの短い夜』 公演情報 『恋人たちの短い夜』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
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  • 満足度★★★★★

    舞台ってイイかも・・・。
    舞台ってイイかもって思った経験でした。ちょっと説明が難しいんだけど、役者のオーラが直に伝わって来ました。元々脚本家が書いた作品だから、セリフと会話の面白さや展開ぶりは特筆もので、『可笑しくもせつないハートフルコメディ』という宣伝文句も嘘ではないです。

    それから、ラストの方で流れていた音楽は何ていう曲でしょうか?ものすごく知りたいです。ストーリー展開とあいまって、ストリングっぽいあのサウンドにすごく心を引き立てられました。

  • 満足度★★★★

    抜群のシナリオ
     これぞ、会話の醍醐味と、思わず言わしめるほど素晴らしいシナリオ。これを息のあった役者2人が好演する。その呼吸は、観てのお愉しみだ。

  • 満足度★★★★★

    覆水
    大馬鹿野郎な二人でした。

    ネタバレBOX

    最初何となく冗長で、耕平の婚約者から電話があったときにかつての恋人シンコが声を上げて騒ぐなどあり得ない光景もあってちょっと引き気味だったのですが、長い半同棲生活を経ての別れの真相、婚約者の肉じゃががシンコの味に似ていた理由、そもそも彼女が突然来たのは単なる偶然ではなかったことなどが会話から明らかになっていく過程が素晴らしく、次第に引き込まれて行きました。

    真相の内容自体はちょっとベタな漫画風でした。

    IT企業を立ち上げた耕平らしくスーパーシンコというゲームを作ってプロポーズ、シンコは最後までたどり着けずゲームオーバーを別れの言葉と誤解して去っていく…、その後耕平は思いをDVDにして送付するも会社の封筒に入れて送ったため企業のPRと誤解してろくに見てももらえなく捨てられた…。詮なきことですが、やはり会話が大事なのであって、ゲームは二人でいるときにさせなくっちゃですし、ラブレターも会社の封筒に入れて送る人はいないでしょうって。

    肉じゃがはシンコが作り直したってのは驚きの新事実でした。その後婚約者の肉じゃがは食べてないんでしょうね。食ったら分かるって。

    結婚式場担当者の予定表を偶然見て次の日に耕平の結婚式があることを知り、マリッジブルーだったシンコに火が付いたのが今回の騒動の発端でした。

    お互い愛し合っていたのに誤解から別れたことが分かったものの、思い出の当事者は過去に留まっているわけではなく、現在を生きていて未来もあるということで、耕平は結婚式に向かいました。一年半後の未来に富士山でお互いに今は幸せだと言えたらいいですね。

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