半透明のオアシス【ご来場ありがとうございました!!】 公演情報 半透明のオアシス【ご来場ありがとうございました!!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    母の怖さ
    面白れー。

    ネタバレBOX

    花子(斎藤淳子)…次女。母親からの愛情薄く、「悪い子」に育った25歳。弥生にカツアゲを喰らい、ヘルス勤めを強要される。
    和恵(浅野千鶴)…長女。「良い子」。花子が荒れてるせいと母からの要望でか、結婚できない。隠れてヘルスに勤めたり、花子のカネを抜いたりしてる。
    千代(兵藤公美)…母。和恵を「良い子」、花子を「悪い子」とラベリングしていたが、ここにきて花子と向き合おうとするけど、結局変わらず。
    弥生(斉田智恵子)…花子の先輩。ヘルスに勤める。ケミカルウォッシュ。

    花子×弥生→花子×母→花子×母×和恵って感じに、上等でない人間の病んでる精神と関係性を少しづつ開示し、舞台に引き込む。都度笑いを引き出す、いいトコついてる見せ方も冴えてるし。

    母を階段から突き落とした経験のある花子に怯える母、その反動から愛情を和恵に注ぐが、和恵も「良い子」でいることに疲れ、内面に「悪い子」を育む。それが分かっても、和恵にヘンテコな愛情を注ぎ続ける母、そしてそれに甘える和恵。一見終わってるなって感じがするけど、安定もしちゃってる関係が恐ろしいのか。

    「不機嫌な~」でも母役だった兵藤が、やはり上手い。表情もいいが声の調子もいい。

    「不機嫌な~」も、母と娘って関係を描いたいい作品だったし、今回も良かった。父ではこうはならないのかしら。
    海へ行こうと言い出す和恵だったけど、結局やめて、二人横になるラスト。食事を持ってくる母を待つその姿に、「母」の支配力を感じさせられた。素敵。
  • 満足度★★★

    人間関係の濃度
    姉妹と母親、妹の先輩4人による構成。
    ドロドロ感が出てる人間関係の表現は良かったんではないでしょうか。

    ただ、1時間上演というのは少し短いのでは。
    話のテンポに強弱つけて、伏線を1つでも張り巡らせて
    1時間20~30分程度になるとコスパも良くなるのでは。

  • 満足度★★★★

    ネタばれ
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    水素74パーセントの【半透明のオアシス】を観劇。

    今時の演劇界では珍しい不条理演劇を行う劇団だ。

    母親に暴力を振るう妹、常に出来の良い模範的な姉、娘の暴力に脅えている母親、その姉妹の友人の4人の登場人物で話は展開していく。家では妹が威張っていて、弱い母親は何時も姉に助けを求めている状態だ。そんな姉も妹を何とかしようと試みるのだが上手くいかない。そんな時に妹の友人が、定職のない妹に仕事を紹介すると言い始めた辺りから、徐々に各人物との関係性が変わり始めていくという話。
    特に興味深いのは、最初に決められたキャラクター達の関係性が一瞬にして、強い者と弱い者、支配する者と支配される者に変わったり、戻ったりしていく点だ。そしてそんな不条理な関係性の中でも、人はそこに安住の地を求めてしまう生き物だと言っているようでもある。
    今作は、不条理感が少なかったようなのでやや残念。でも酒の肴にするにはピッタリの内容であった。

    兵頭公美という女優を何度か見た事があるが、今作では抜群の存在感だ。
  • 満足度★★★

    一時間の会話劇
    水素初見です。

    母、2人の娘、妹の先輩、女4人が四畳半ですれ違ったような狂ったような関係性。
    青年団っぽい。

    話の運び方がちょっと不親切。
    もっと膨らませてもいいのではないだろうか。
    場所が三鷹ということもあり、短編だとは思ってなかったので残念に思いました。

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