谷根千キャッツ!! 公演情報 谷根千キャッツ!!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    猫がいる風景
    エピソードはそれぞれ良いのですがやはりダンスがメインのステージ。

    ならば、全体からみてのメリハリとバランスを考える余地があるだろう。

    着替えに時間がかかるのもわかるけど・・

  • 満足度★★★★

    バランス
    ダンスシーンに芝居を挿入した感じのステージでした。
    地元(谷根千)ネタが入っていたところはいいですね。
    ダンスがメインの公演なのはわかるのですが、芝居部分とのバランスが悪かったように思いました。 もう少しダンスシーンの長さにも長短を付けたり台詞を交えての踊りなど、バリエーションを持たせたら良かったのではないでしょうか!?

  • 満足度★★★★

    おにょれ カーチス!! にゃこに未来はあるにゃ
     当然のことながら“某劇団のキャッツ”に関し何らかのメッセージが含まれているのであろうが、ゲル貧の自分は、そちらを拝見していないので、この点に関しては沈黙。悪しからず。
     By the wayそんなことを知らにゃくても充分楽しめるにゃ! インターネットは全世界展開だから一応、谷中、根津、千駄木界隈について説明しておくにゃ。
     カーチス・ル・メイの命令による日本全土の空襲の中で1945年3月10日、関東大震災で大打撃を受けたとほぼ同じ地域が、大空襲を受け僅か数時間のうちに10万人以上の方々が、生きたまま焼き戮された。カーチス・ル・メイの命令を下す時の様子が、伝えられている。「日本の家屋は、竹と紙でできている。良く燃えるぞ」と嘯きつつ、彼は嘲笑っていたそうだ。この「国」は、そんな彼に勲一等を与えている。恥を知らない「国」、否、植民地である。因みに隅田川に掛かる橋には、未だに、当時焼かれた人々の生身の体から出た油が沁み込んだ跡が確認できる場所がある。話がそれた、ここから先は、自分で調べて欲しい。幾らでも資料はある。
     そんな大空襲の中で焼け残った家屋が多かったのが、谷中、根津、千駄木である。当然、亡くなった方の数も少なくて済んだ。そのせいで現在も、自民党のイデオロギーによって「復活」されたのとは一味も二味も異なる下町情緒が残っているのが、この界隈なのである。
     前置きが長くなったが、この程度のことは最低限知って居ないと、この作品の雰囲気が伝わらない。
    (追記5.18)

    ネタバレBOX

     集合を掛けられた日から満月までの日々、今年も恒例の祭りが行われる。この祭りの間、猫達は人に楽しみを与え、奉仕すらするのだ。谷中、根津、千駄木界隈は、森 まゆみさんの優れた地域雑誌・谷根千による知名度アップ効果もあったであろうが、本当の意味で温かく細やかな下町の人情を残す土地だからであろう、猫が住みやすい街なのである。結果、夕焼け段々などの猫名所が、訪れる人々の人気スポットの一つにもなっている。この作品は、当然のことながら、こういった背景が実際にあることから生まれてきた。
     作品の展開は基本的に時間軸に沿っている。早朝、昼、夕方、夜間といった具合である。ここを見逃してしまうと、作品の解釈はできなくなってしまうだろう。猫と人の関わりで有名なのは、猫に小判の元になった江戸時代の実話であろう。両国の回向院にある猫塚は、この悲劇の猫を祀ったものである。隣に鼠小僧次郎吉の墓が在るのを御存知の方も多いだろうが、江戸っ子の洒落である。猫塚の猫は病気の主人に孝養を尽くした結果、殺されてしまった猫の話であるが、後に、この猫を殺した犯人が、事情を知り、憐れみと後悔とから塚を作ったと伝えられている。その例に因んでというのでも無かろうが、この作品でも猫の人助けの話が出てくる。有機栽培、拘りの水、バター、塩などを使って仕上げたクロワッサンは、店の努力にも拘わらず、高過ぎる、と一つも売れない。それを手助けしたのは猫だった。鯛を加えて店長の前を行ったり来たり売り出し、インスパイアされた店長はヒントを得て鯛入りのパンを考案、大ヒット商品となった。あの手この手で売ろうと試みたが失敗に終わったクロワッサンであったが、猫の手を借りるきっかけにはなったのだった。
     エピソードは他にもある。日本武尊が創建したと伝えられる根津神社へは、受験生やオーディション合格祈願者なども訪れるが、受験生は東大の受験票を落としてしまう。受験できない、と嘆く彼を救ったのも猫であった。おまけにオーディションの合格祈願に来ていたダンサーとのカップリングもこの流れの中で成立してしまった。
     唐突だったのは、パーカッション奏者の墓地への登場。無論、この界隈は寺が多いので、有名な墓地もある。谷中霊園は、桜の名所としても著名人の墓が多いことでも知られるが、夜の霊園にパーカッションが響くと、墓の中から現れたのはゾンビならぬ幽霊達、パーカッション奏者を真似て墓石を叩き始める。今では、幽霊だけで毎夜セッションを開いているとか。因みに、出が唐突ではあるが、このパーカッション、聴く価値は充分にある。
     猫同志の内輪話あり、猫に餌をやるおばさんもあれば、毒殺する連中もいる話あり、更に、アラサー女史の迷いや遅すぎる決意等々の挿話もふんだんだ。ミュージカル素人の自分には、結構、楽しめる作りにはなっているように思えた。
  • 満足度★★

    谷根千キャッツ!!
    谷根千に暮らすキャッツ(猫)をどんな風にアレンジしているか楽しみでお伺いしましたが、本家の曲が流れて来てその後は、まともに見れなかったです。
    演出が中途半端で出演者のスキルのバランスが悪いです。

    ネタバレBOX

    劇中、本家「CAT'S」の1幕と2幕に盛り上がるナンバーがかかりました。
    劇団四季の「CAT'S」は何回も観劇しているので、そのシーンが目に蘇ってしまいました。
    他の曲で踊ってくれればいいのに。

    文京区民ミュージカルも企画中ということなので、本家のCAT'Sを中途半端に引用しないで制作努力をしていただきたいと思います。
  • 満足度★★★★

    ばーちゃん連れて初日観劇♪
    元気の良い猫の踊りを見れて、ばーちゃんは「楽しかったー」との事でした。
    ほんと、判り易い話作りに楽しいダンス♪と週末に相応しい。
    来週からの仕事の為のエネルギーをくれるような舞台でありました。

    <約90分>

    ネタバレBOX

    開演時間は守るか、前説とかで開演までつないで欲しく思った。
    でもそれ以外は出来が良く楽しめました。
    お子様と共にの観劇も勧められますねー♪
    見に行けなかったCATS舞台風のダンスは、
    自分もばーちゃんも楽しめたと同意見であります。

    全シーンを11個に分けての短編エピソードで綴る下町猫舞踊ってトコかな

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