公演情報
「ゴドーは待たれながら」の観てきた！クチコミ一覧
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満足度★★★
なぜこの脚本だったのか、、、
いとうせいこうさんの脚本が面白い。
ただ、この脚本は、私の勝手な解釈では、台詞のある部分が重要なのではなく、むしろ台詞と台詞の間にある間（ま）：時間や空間をいかに活かすかが重要な芝居なのだと思いました。
今回の演出も演技もけっして悪かったとは思いませんが、間（ま）を活かすというよりは、台詞や演技で見せようとする演出になっていたと思います。
それはそれで良いという人もいるのかもしれませんが、個人的には、オンオフを逆にするような演出だったら、この脚本が活きたのではないかと思ってしまいます。
この演技・演出ならば、むしろより一般的な脚本を選ばれた方がよかったのではないかと思ってしまいます。 -
満足度★★★★
観させていただきました。
自分が何者かに期待され待たれているという、強迫観念みたいなものを感じている一人の男の話しの様に思いました。舞台設定やあの90分間を、工夫し語る古木氏の力量は流石のものでしたが、ループし過ぎる展開に少しばかり退屈を覚えました。 -
満足度★★★
待たれている男を90分見る
苦悩している男が苦悩という振れ幅の中でよく心も身体も動いていて、
よくできているなあと感じました。しかし90分間悩み続ける男を見続けるのは
きつかったです。人物の目的と、その障害がぼやけているので見易いドラマが現れなかった。難しい作品だなと感じました。 -
満足度★★★
自分とは？
古木さんの吐き出すセリフには、自己への疑問などが非常に込められていた。部屋の中にある様々な小道具を使っての演技にも、魅了された。果たして内容が理解できたか？と言われるとNoだと思うが、とても鮮明な記憶として残る舞台。
ミドル英二さまがおっしゃるように、私もいとうせいこうさんの原作が非常に気になっており、同じく図書館で探してみたいと思う。
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