素晴らしき哉、人生! 公演情報 素晴らしき哉、人生!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★

    素直に人生の素晴らしさを感じる
    大変遅くなりました。こういう作品は素直に受け止めればいいと思う。なんて人生は素晴らしいんだろうと心から思うではないか。主演の仁科田貴さん、亡き川谷拓三さんにとても似てるなーと思ったのですが、主人公にピッタリでしたね。(アフタート-クで話が出ていましたが、確かにイケメンが主人公だとこんなに感動しないんじゃないかという気もする。(失礼))全て木製の温かみのあるセットがとても印象的で、こんなところにも古きよきアメリカの雰囲気が出ていた気がします。今、この時代に倉本さんがこの作品を上演した思いが理解できたような気がしました。

  • 満足度★★★★

    よかったです
    古き良き時代のアメリカを感じさせる芝居でしたね。マコンドーらしさもよく出ていて、ちょっと長丁場でしたが、飽きずに楽しめました。天使役の役者さんが実にイイ。ギターと歌の生演奏もすごくマッチしていました。

  • 満足度★★★★★

    映画は観てないけれど…
    以前観たオーストラ・マコンドーの作品とは違って、オーソドックスに作っていて、共通項はMOGMOSの音楽くらいでしたが、原作の持つ力は充分感じられました。生演奏もうまくマッチしていて上演時間の長さも気になりませんでした。外国の話なので、若干ニュアンスなどがわかりにくいとこもありましたが心に響くいいステージでした。

  • 満足度★★★★

    ハートフルな作品
    アフタートークでも話が出ていたが、余り尖がってなくて万人受けするように創られているハートフルな作品。生演奏の音楽による演出は、座席によってムラがあるかも知れないが自分的には良かったと思う。

    ネタバレBOX

    観た回が悪かったのかもしれないが、演者がかなり噛んだり、セリフ飛ばしているのが目立ち感心できない。ちょっとフワフワしすぎ。多少はあるだろうが、記憶に残るほどなので相当やらかしていた。残念。

    これも趣味の問題ではあるが、劇中にキスシーンある劇があんまり好きではない。単純に入り込めず引いてしまい、逆に距離が開いてしまう。観てる側が照れないレベルまで演出が効いていれば別だが。

    クールで綺麗なイメージのある佐藤寛子が、どちらかというと可愛い系の役柄を演じている。イメージとのギャップはありながらも良い演技。可愛い系も意外に良かった。

    永島敬三も良かった。出来過ぎる弟役を好演。飛び回る身体能力の高さとか、声の透りの良さとか含め、役柄によって毎回受けるイメージが全く違う彼の演技は好きだ。
  • 満足度★★★★★

    よかった です
    あたたかいお話で よかったです。

  • 満足度★★★★

    Wonderful
    映画は未見。面白い。

    ネタバレBOX

    羽のない天使に、42歳で自殺するジョージを救えという試練が与えられる。池に落ちた弟を助けたジョージは左耳が聞こえなくなる。金持ちが高額家賃を貪るジョージの住む街で、ジョージの父は低金利ローンの仕事をしている。世界を回って建築の勉強をして大きな仕事をしたいジョージだったが、父の死や弟の結婚などあり、家業を継ぐ。メアリーと結婚し二子を儲け順調な人生であったが、親類のミスで8,000$を用立てなくてはならい状況に陥る。人の幸せのために生きてきたジョージはこの困難に心折れ自殺を決意するが、天使の機転で事なきを得る。それでも自分は生まれなければよかったと言い切るジョージに、天使はジョージの存在しない世界を見せる。それは、金持ちが牛耳り、心の荒んだ人間ばかりの街であった…。

    元の世界に戻ったジョージに、町の人や親類が恩を返すようにお金を持ってきて、人の幸せのために生きたジョージの人生が肯定される。羽を得た天使からのメッセージもあって、素直にあたたかな心持ちになれる。話自体(脚色がどの程度か知らないけど)とても面白い。
    自分のしたいことを封印し人のために動いてきたジョージというキャラが、カネに押し殺されそうになり、家族に当たり酒を煽り自暴自棄になるシーンとか、金持ちに勧誘されちょっと心動くシーンとか、一般人な性質を持っていることで、話にグっと引き込まれる。そして天使が奇跡を起こす…。

    ここまで明らかに(世界の結果が)違うと目も覚めるだろうけど、自分だったらどうかなと。大差なかったら立ち直れないだろうな。ジョージはやはり凄いなと思った。そしてそのジョージの心を育てた父(と母)が凄いなと思った。無敵の家族だなと思った。

    大人数な狂乱シーンが上手かった。照明もいい。

    金持ちのあの嫌な感じが上手かった。じいさんを演じた島岡亮丞も上手かった。ジョージを演じた仁科貴の表情が良かった。ジョージの妻メアリーを演じた佐藤寛子はやはり美人だった。昔より美人だった。ジョージとメアリーの二人シーンが静かで好き。
  • 満足度★★★

    古きよき時代
    「観たい!」にも書いたとおり、原作未見で観劇。
    物語の展開はタイトルからある程度想像できるものだったが、それでも充分に楽しめた。
    木のぬくもりを感じる装置とギターの生演奏で、アコースティックな雰囲気が心地よかった。
    古きよき時代のアメリカって、こんな感じなのかも。

    ネタバレBOX

    装置を効果的に配して、暗転に頼らずに場面転換するので、目が飽きない。
    生ギターも作品の雰囲気にあっていてよかった…けれど、時々、ギターの音でセリフが聞き取りにくかったのが残念。
    多彩な俳優陣、なかでも天使役の若松さんは観ていて楽しかった(持ち味が存分に活かされていないように感じたけれども)。

    主人公の紆余曲折を、なんとなく自分と重ねて考えてしまって、中盤は少しつらかった。
    あれだけ色々なことがあって、それでも人生は素晴らしいって言えるのかなあ、などと思いをめぐらせたりして。

    ところで、上演時間が2時間を越えるのであれば、夜公演の開演時刻は、もう少し早めに設定した方がよいのではないでしょうか。19時とか。
    翌日も仕事がある平日の夜に22時近くまで舞台を観て、帰宅が深夜になるのは、勤め人としてはちょっとしんどかったです。
    個人的な意見でスミマセン。
  • 満足度★★★

    名画を演劇で
    マコンドーはトンがってる印象だったけど、これはまるかった。
    まぁ、トンがりようがないお話なんだけど。
    若松武史はどうしてあそこに至ったのか気になる(笑)
    ちょっとながいね。

    ネタバレBOX

    「友ある者に敗残者はいない」という台詞は、歳くってからの方が響きますな。
  • 満足度★★★★

    (^O^)
    映画版とほぼ同じストーリーでした。舞台で生のすばらしい演技をみせていただき、胸が熱くなりました。
    天使と音楽がかさなり聞き取れなかった部分がありましたが、
    ギター演奏も素敵でした。
    天使の衣装、メイクも良かったです。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい彼の人生!
    とっても素晴らしいストーリー、感動しました。

    ネタバレBOX

    人は社会に何がしかの影響を与えている、しかもジョージの場合は貢献という前向きのものだったことに素直に感銘を覚えました。そして彼の窮地を救おうとした人々の優しさにもグッと来ました。

    そして、人は社会に影響を与えている、それはそうなんですが、しかし彼がもし存在していなかったら彼の生まれた町が荒んだ町になっていたかのようなことは、自分には当てはまらないだろうとつくづく思いました。自分の会社があるわけでもなく、いくらでも代わりの効く歯車感を禁じ得ませんでした。

    アフタートークで、金を隠したポッターが天罰も下ることなくそのままだったことへの言及がありましたが、人生は他人と比較することでは無いということかもしれませんね。

    素晴らし過ぎる彼の人生、彼もなかなかそのことに気付くことができませんでした。程度の差はあれ、いやそんな比較なんかしないで、私も素晴らし過ぎることに気付いていないだけと考え生きていこうと思います。

    ところで、バック・トゥ・ザ・フューチャーを初めて観たときに未来は変わるんだと新鮮に驚きましたが、こんなところに元ネタがあったのだと思いました。

    例えば、小説を書くお芝居で登場人物が生身の身体で出てくる話を初めて観たときはこの人凄いと感動しましたが、その後過去に同じような話がいくらでもあるということが分かりました。それぞれの観客者にとって初体験が強く印象に残ってしまう現象は当然のことですが、先人がいたことへの無知については本当に申し訳ないと常々思っています。
  • 満足度★★★

    そのままに
    良くも悪くも映画をそのまま移植した感じ。名作なので感動したが、再放送を見るような印象もある。

  • 満足度★★★

    淡々
    うーん、長いわりにはあらすじを紹介されただけみたいでした。若松さんも、意外におとなしめ。

  • 満足度★★★

    なかなか画期的な
    天使(羽根なしオカマ風)の登場と積木をイメージさせる舞台美術でとても楽しめました。これが可愛くて、神様から見るとこんな風に見えるかも、と思ったほど。この積木風の家具などをうまく使った、暗転無しの場面変換がすてき。全体にすごく構成力を感じました。ギターのライブも良かったけれど、天使や他の出演者の声とかぶって聞き取れないところが多く、あらすじには問題ないのだけれどちょっとイライラ。やっぱり台詞はいかなる場合もクリアーに聞き取れるほうがいい。また、主役をはじめ、全体に台詞がちょっと甘く、特に台詞の出だしに何度もつまずくのが気になった。でも、原作の持つ力を十分に活かしたハートフルな舞台で、大人数の出演も熱気が感じられて感動的でした! 

    ネタバレBOX

    こうした有名なお話だと、観客はつい衣装にも期待してしまいます。なので、女性陣ちょっと普通のワンピース過ぎるかな、と・・・・・。衣装がなんとなく手抜きっぽい感じがしました。ダンスパーティーの女性全員のリボンが同じとか、(同じでもいいけどせめてヒロインぐらいは違うリボンにしてあげて~)パーティーも普段着も葬式も全員同じ衣装とか・・・・・。また、これほど衣装が同じだと、時間の経ったのが分りにくい。(特にお母さん)それに、主人公の衣装は何で?といいたいぐらいつまらない。それからダンスパーティーの場面ではたっぷりしたサーキュラースカートが見たかったな~。目一杯左右に広げた舞台にとてもよく映えたことと思います。きっと出てくるはず・・・・と期待していました。(私は洋裁するので衣装にはめちゃくちゃうるさい。すみません) 

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