満足度★★★★
凝った脚本、凝縮された2時間の演技を楽しみました。
中井貴一さんが企画、凝った脚本を依頼して、自ら声をかけて集めたキャストによる作品。
出演俳優さんに普段の得意技は封じて、挑戦してもらったと
パンフレットで語ってた通り、
ミュージカル出演が多いのに一切歌わない川平慈さん。
実際はガンダムヲタなのに、それには触れさせてもらえない戸次重幸さん。
最近演出が多く特にシリアスで難しい作品のイメージが強い白井晃さんが、
久々にコメディに出演、しかも全く興味がなかったであろう「ガンダム」
オタ役でマニアックにネタを語る語る。
唯一、ストレートプレイ初出演の原幹恵さんは、
コスプレやら脚線美やら得意技を披露しながらマッスギにまっすぐに演じる。
二転三転するクライマックス、最後まで充実した内容でした。
満足度★★★★
嘘に楽しみ騙され見事に伏線を回収
書棚のスペース、キッチンとリビング、ガンプラが占めるスペースがあるマンションの一室で繰り広げられるノンストップな舞台。
冒頭から笑いの部分が多い台詞を含め、舞台版キサラギみたいな展開を彷彿するが、「サスペンスコメディ」と触れてあるとおり、嘘に楽しみ嘘に騙され、各キャストのエピソードや種明かしの展開まで見事に計算され尽くされた纏め方で気持ちの良い舞台だった。
「ガンダム」をあそこまで話に浸透させ、且つ、魅力的に興味をそそらせるのはさすが男の子という感じ。
面白かったし役者さんも上手かったけど、各キャストの見せ場が饒舌になっているように感じて、集中が途切れそうになった。
もう少しエピソード場面テンポアップしても良かったのではないかなと思った。
でも、今まで見た行定演出の中では一番好きな作品。
約2時間。
頭が悪いので
前日(3月31日)に情熱大陸といという番組で、脚本家の古沢良太さんが出ていた。かなりのヒットメーカーだそうである。
それではと期待をして観にいったのだが...
満足度★★★★★
傑作!
キャストに惹かれて観劇。
最近演出が多かった白井さんが久々に舞台に立ってくれて嬉しかった。
キャストのキャラクターと演技力で笑えて、恐怖も感じつつ、とても楽しめる舞台でした。
そして、ストーリーにはやられました。
もう一度観たい、傑作です!